Saturday, October 2, 2021

UA 982 / 983 IAD ⇄ ATH

もうアテネ遠征が4回目になると、特に目新しさはありません。
とりあえず、ワシントンD.C. ⇄ アテネ の往復で出たポラリスめし中心の記事でも。

まず出発はサンフランシスコ空港の国際線ターミナル、ゲート G1 からでした。
機材は換装前のボーイング 787-9。でもアップグレードは撃沈。

国際線ターミナルはレストランがほぼ全滅、機内で食べるあさごはんを購入できません。
そこで、ちょっと遠回りして T3 の Yankee Pier まで買い物に行きました。

搭乗して、飛行機の蓋が閉まって離陸して、持ち込みの弁当箱を開封。
COVID下でテイクアウトのメニューまで減ってしまい、フレンチトーストを買えませんでした。メープルシロップがだくだくでギトギトでベタベタのフレンチトーストで、ファーストクラスより上質な機内食を目指しましたが… イマイチ。でもユナイテッドの機内で出てくる朝食よりは「相対的に」美味しかった。

あ、1K® なのでタダのスナックボックスも、タパスの奴をしっかりもらってます。
なにしろ夏の大陸横断・東向きは4時間半の旅なので、おやつは多いほど嬉しい。

  §

さてここからが、ワシントンD.C.とアテネ間をポラリスビジネスで往復した内容です。
往路の UA982 便は、バルクヘッド席を全部盗られた後なので、座席 5A で飛びました。

B787-8 の座席 5A / 5Lは、上写真でも判るように、窓がひとつありません。でもそこが、イイ。

窓がずれて配置されているため、SeatGuru などでは赤い表示で「良くない席」扱いですが、液晶シャッターでシェードが完全に暗くならないよりも、このほうが好き。それに、壁にもたれかかる事もできます。

ただし、バルクヘッド席のように足元が広くありません。
これが一般的なレッグスペース。特にB787では機体のカーブがモロに反映されて、靴置き場が狭いのなんの。

このレッグスペースについては本記事の後半で比較します。

そして機内食。1回目は牛、鶏、魚、パスタからの4択でした。
久しぶりに魚を選べたかも。白身魚ソテーにバターソース、ワイルドライス添え
プレッツェルは生温かく温めてありますが、ナッツは引き続き冷たい。

さっそく魚をほぐしてみたら… どうやら鱈のようです。
機内食は加熱し過ぎるためか、あんまりホクホクした食感が無かったのが残念。
ソースにはパン用のバターを加えて風味を強化するのは、いつもの作業です。

そして到着1時間半前の2食目は、思ったより美味で気に入った「卵白とケール」で。
もうひとつの選択肢が、あの「フレンチトーストにバニラクリーム」ですから、このほうがマシです。

恐ろしく小さなクロワッサンは生温かく温めてありました。瓶入りイチゴジャムも付いてきました。
バターは撮影時、既に温め中。(笑)

フルーツのブルーベリーは、もちろんブルーベリーヨーグルトに投入。

この卵白とケールの玉子料理ですが… タルト地のような仕上げになっています。
出来映えが不安定だけど、外側がサクサクなのに当たると結構いけてます。トマトソースとソーセージも添えられているので、それなりに多彩な風味が楽しめます。

この朝は、アドリア海にポツポツした雲が浮いていました。
紅豚に出てきそうな空模様。雲の間から空賊の Mamma Aiuto マンマユート団が出てきそう。

  §

今度は復路の、UA983便です。
帰りはベルクヘッド席。しかも一番お気に入りの 6L をもらえました。B787-8 のシン・ポラリスビジネスのコンフィグでは中央ギャレー後には  6、7 列の2列だけなので、すごくパーソナルな雰囲気。

着席して前を向くと、こんなです。
奥まっているうえ、後ろに1列あるだけだからとっても居心地がイイ。

そして、足元がこれです!!
往路の座席 5A と比べると段違い、倍くらいの広さ?
なんだか許せないくらいの差があります。

ユナイテッドのアプリでは、アップグレード待ち画面から好みの席を事前指定できるようになりました。

でも、窓側か通路側か、の他には…

 □ 足元が広ければ真ん中の席でもかまわない
 □ 非常口席はイヤ
 □ バルクヘッドはイヤ

…こんだけ。

なぜ「バルクヘッドが好き♪」という選択肢が無いのか、とても不思議。

僕が変?

そんで、帰りのお食事、1回目は… 牛・鶏・パスタの3択でした。
ユナイテッド航空の機内食で「鶏のロースト」を頼んだのは久しぶり。

やはり、鶏はタイ風カレー等の例外を除いては、ドッパズレでした…。
鶏そのものがちっさ! さらにクスクス山盛り。個人的にクスクスは好きくないので、ドッパズレ。不幸中の幸いで、クスクスにはスライスアーモンドとレーズンが入っていたので、そのおかげでかなり食べられました。

食事がざんねんでも、その後は足元が広々したシートのおかげでよく眠れました。…つか、トレーを下げてもらった記憶が無いので、食事の途中でそのまんま寝込んでしまったのかも。だらしないおじいさん、全開です。

そして先にレポったように… チーズバーガー、ホントはハンバーグ・ウェリントンの「じゃないほう」を試しました。
野菜とクスクスの炒め物は、モロッコっぽい風味でまとめてありますが、僕の嫌いな物特集。
体のためにはイイんだ、と自分に言い聞かせながらたいらげました。(苦笑)

かくして、ハワイ出身のCAマジーさんは最高、座席も最高、でも機内食は最低、という復路は終わりました。
ワシントンD.C.へは少し早着。ゲートが C1 だったので入国審査場までエスカレータで簡単に移動。

その後は、あのチーズバーガーな大陸横断便で SFO へ帰り着いたわけです。

第4回の遠征、あとはアルカイダで食したランチの数々くらいをご覧に入れたら、おしまいかな。

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