10月のアテネ遠征でのランチをいっぺんにご紹介しておきます。
相変わらず、アクロポリ駅の上にある「アルカディア」へ通っていました。
他にも美味しいレストランはたくさんあるはずですが、居心地がいいのでここばっかり。あんまり年中やってくるから、ジュースやデザート、コーヒーのうち一品はいつもタダでした。うれしい♪
アルカディアのムサカが他店と違うのは、あんまり「みっしり」仕上げていないことでしょうか。
まず、てっぺんのベシャメルソースが異様に分厚い。全体の半分近くがベシャメルソース。
アンバランスとも思えますが、くどくないのでクリーム好き&ミートソース好きな僕には嬉しい限りです。そのミートソースも濃くてうまみが凝縮されているので、気に入りました。カットするとほろほろ崩れそうなムサカは、他店の「大きなバットにミッチリと組み上げ、四角に切り出した」まるでラザニアみたいなムサカとは一線を画しています。
ワイルド・マッシュルームのリゾット。
特筆すべき点は無いけど、キノコのうまみでひたすら美味しい。リゾットの炊き具合も上手。あえて指摘するなら、あまりにも分量が多いので飽きてくる(笑)。僕はパルメザンをもらって、それを振りかけて完食しました。
こちら、隣席のお姉さんが食していたのを見て、あまりの「映え」に激しく嫉妬した一品。
ラムのクレフティコ Lamb “kleftiko” というギリシア料理です。
これは美味しかった…。もっと早くこの料理の存在を知っておきたかった!
柔らか~に煮上がったラム肉と野菜に、サントリーニ産の小ぶりなベイクドポテトが添えてあります。
ラムチョップです。
乱暴に言えば骨付きラムのステーキですが、子供のメェメェらしい、柔らかな肉質。
レモンが添えてあるので「ポン酢」を作ってラム肉に絡めたら、美味しい、日本人向けの味になりました。
ベネチアンブルーのグラスから容れ物が替わっただけで、ずいぶん違って見えます。
やたらオマケしてくれるのでチップで反撃し、20ユーロ食べて10ユーロ札を置く日も。(苦笑)
ちなみに、欧州でのクレジットカードのお会計は米国のようにチップを加えられません。お会計の際に見せられた額に応じて、通常は 5~10% のキャッシュをテーブルに置くのが慣例になっています。ただ、観光客はチップを置き忘れる奴が多いようで、僕が歓迎された理由はこのへんにもあるみたいです。
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