Friday, October 29, 2021

Lobby Lounge at InterContinental

この記事は文字ばっかりで、ごめんなさい。

10月24日・日曜日の晩。今年のアテネ旅行で最後の晩です…。
夜7時。インターコンチネンタル・アテネの入口で、新しくできた友人を待っていました。

夏は午後9時になっても日差しがあったのに、10月下旬ともなれば、外はもうすっかりまっくら。
この前の訪問で、カフェでギリシア風アイスコーヒーを飲みながら、英語ができるギリシア人のおじさん&おじいさん達と歓談しているうちに、ひとりのおじさん(以下SpKさん)は英語が達者で、互いに会話がすごく馴染む。

「ぁぁっ! 英語でうまく言えない」とか言いつつも、かなりの語彙に驚かされました。

前回遭った時に「再来週また来るから」って言った別れ際「また会えたら嬉しい」と、SpKさんから電話番号を渡されていました。なので、アテネに着いた時に電話してメッセージを残したら… SpKさんから「昼間は仕事で抜けられないけど、日曜の晩に会えないか」と返事が来ました。今年はもう来ない、というのが気になった模様。

もう翌朝は朝ご飯の後に空港へ向かうので、ホテルで一緒にディナーすることに。
ところが… COVID のおかげで、日曜はダイニングルームがお休みです!!

ホテル内で午後7時以降に食事できるのは、ロビーラウンジだけ。でも、レストラン「プレミエール」のキッチンで作った料理を運んでくるので、結果的にはロビーラウンジでも食事の内容と質は一緒。パルテノンが見えないだけ。

会話に集中しちゃって写真を撮っていなかったけど、アペタイザだけは写しました。
インタコでは他の名前が付いていましたが、ウエイトレスさんにエビのサナガキでね?」って聞いたら、その通りだと笑いと驚きを持って肯定されました。

「エビのサガナキを知ってるなんて、アテネで学習したな」と、SpKさん、
確かに「サガナキ」というと、普通は「フェタチーズのフライ」ですから。

で… SpKさんとお互いを自己紹介してビックリ。SpKさんは弁護士さんでした。
いつも会話が弾む相手はIQ高めみたいですが、今回は文系。理系の話題はダメ。

さらに会話が進むと…

「え~、Attorney at Law(弁護士)だったら、知的財産権とかM&Aとかがご専門?」
「…う~ん。発想というか、想定がすごくカリフォルニアっぽい。僕は人権が専門

 げ。(大汗)

「人権を扱うというと… ギリシアだから… もしかして難民を助けるとか…」
「そう。今はアフリカやシリアからの難民を多く受け持っているよ」

重いなぁ。そういう重い話題は避けてもいいかなぁ…。
…と思ったのが判るんでしょう。あんまり暗くて重い話題には走りませんでした。

さらに…SpKさんが僕を弟のように扱う振る舞いから、僕が年下だと思ってると推測。

「あ、ところで僕は63歳ですから。」
「えっ!?…ウソだろ??

身分証明書替わりに手元にあったのは、期限が切れた Global Entry のカード。見せました。

「1958年…」と小声で僕の誕生年をつぶやいたまま、凍る SpKさん、(爆)

聞けば、SpKさんは僕の妹(と Campbell(F) さんw)と同じ歳。
(妹とはかなり歳が離れています。念のため)

「アジア人は若く見えるって判っていたけど… これじゃモンスターだな

…をい。英語のままだから聞こえたぞ。www

「そうだ。もう『ほぼ同じ歳』ということにしよう!」

立ち位置が怪しくなると、割と大雑把な奴だな。さすが弁護士?(笑)
以後、僕が歳上の振る舞いをすると「同じ歳だから!」と反発。(爆)

 §

と言うことで、アテネの弁護士さんが友人になりました。

今後のバルセロナ遠征にも一回は付き合ってくれそうです。来年もイスタンブール遠征に参加してもらって、一緒にハマムで汗かいてくるかも。ギリシア正教みたいだけど、スイスの先生同様にほぼ無神論者なのも、すごくイイ。さらにドイツ語やフランス語が少しできるようなので、同行してもらえるといろいろ助かります。

これでまた、ヨーロッパへ旅するときの相棒ができました。

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