今日はあえてその核心に近い、きわどい話題に触れます。
僕はレイシストかもしれませんが、見逃しておいてください。
実は二十数年前にゲーム屋の駐在として渡米してきたとき、いくつかの疑問がありました。
そのひとつは...
アメリカのクレヨンって「はだいろ」が何種類あるんだろう?
差別だなんだ以前に、表向き単一民族とされている日本で生まれ育ったので純真な疑問でした。
答え: クレヨーラ® の64色セットはこんなパッケージですが... 「はだいろ」は存在しません。
設定しない、という玉虫色の回答を期待していなかったので肩透かしを食いました。
ちなみに、クレヨーラの色設定はこんなです。(面倒なので細かい文字は無視)
日本で売っている「はだいろ」に近そうなのは...
も も w
バナナ www
ぶ た wwwww
・・・いかん いかん いかん。ブーメランで差別的になってしまう。(爆)
ということで、アメリカのクレヨンには「はだいろ」が存在しません。
以前ゲーム屋勤務のころ、日本からのおみやげにクレヨン買ってきて「はだいろ」を見せたら...
「一種類しか無い!」
「なんでこんなピーチ色?」
「これは白人の色だ!」
という、社内でこれ以上会話を続けてはいけないレベルにまで盛り上がりました。
結局普段はタブーで黙っていても、誰かきっかけを作るとイッキに吹き出します。w
もうひとつ疑問だったのは...
ファンデーションってどうなっているんだろう?
鐘紡や資生堂のファンデーションは日本人向けでさえ5色くらいあったのは知っていました。
アメリカではものすげー色数があります。
面白いと思ったのは... その昔、初めてマイアミの Macy★s に入店した時に気づいたんですが、アジア人と白人はほぼ同じ売り場なのに、アフリカ系や東インド系の Dark Complexion な肌の人用の濃色ファンデは売り場が離れていて、店員もアフリカ系でした。悪気がある・ない、というよりも、実用的に肌の色や質感に詳しい同じ人種の店員を配置しないと商売にならないんだと思いました。
正直言って、ゴールドを身につけているアフリカ系の人や印度人の姐さんを見ると、ゴールドカラーが見事に引き立ってくれて羨ましいです。中国人はイエローゴールドが好きですが、日本人を含めてアジア系の肌にゴールドはイマイチに見えます。だから日本人はプラチナとシルバーが好きなんでしょうか... ティファニーでは動線を考えて、客のよく集まる売り場は2階に配置するそうですが、日本人が多く訪れる銀座やNY5番街の店ではプラチナ製品を2階に配置していると聞いた事があります。
さて... これを書いたらモロに差別っぽいですが...
アフリカ系の人用クリームファンデの瓶を見たとき、正直「靴墨みたい...」と思いました。
キメの細かいダークな肌も、透き通るような白い肌もキレイです。好きです。でなきゃ海外旅行しません。
中途半端なイエローに生まれてきちゃったけど、僕はここにいてもいいんだ!と思うようにしています。
あ、もひとつ、ついでに。
歯磨き粉にも、肌の色が薄い・濃いでブランドの好みが別れるようです。
肌の色が薄い人は、Crest
肌の色が濃い人は、Colgate
おおまかですが、こういう暗黙の了解があるようです。(私見ですから間違っているかも)
すると...
「おまえ、なんでここで歯磨き粉買ってるの?」
...って、知らないアフリカ系の兄さんに聞かれました。
「このストライプで出てくるペーストが楽しそう」
「だってこれは俺達、黒人用に作っているんだぜ」
「ホント!? イエローはこれ使っちゃダメなの?」
「使って大丈夫だろうけど、効果無いかも。俺達の歯、黄色っぽいから」
そう言ってむき出してくれた歯が黄色いのと、ついでに爪が黄色いのに驚きました。
そしてその後、歯医者さんで義歯を作ってもらう時にも、ものすごい色数がある!
A-1, 2, 3...
B-1, 2, 3...
C-1, 2, 3...
きっとAはアジア、Bはブラック、Cは白人(Caucasian)だと思って助手の姉ちゃんに聞いてもワラゴマでした。
ちなみに僕の歯は A-1 と A-2 ですが、先生に「A は Asians の A ですか?」って伺っても、ワラゴマでした。
そういえば、あの A, B, C の違いについて明確な回答をもらっていません。
今度歯医者さんに行ったら忘れずに聞いてきます。
今日は触れにくい、書きにくい話題をイッキ出ししてみました。
でもこれ以上突っ込んだ話題は、無理ゼッタイ。(苦笑)
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