写真のお嬢さん達はマスクをしていますが、密集状態を見ていると「新型コロナ患わないのか?」ってハラハラします。先週末はサンフランシスコで Pride Parade という世界最大?のド派手な LGBT のパレードがキャンセルされたのに、BLM 運動のデモは全米各地でしっかりやっていました。COVID-19 に罹患してしまうリスクを冒してまでデモ行進をする理由がよく理解できずにいたので、ざっくばらんにアフリカ系の知人に質問しました。
「ねぇ、みんなコロナ感染リスクが判っていてもデモに参加するのは、なぜ?」
「そりゃぁ、コロナで氏んだり重症化する確率より、おまわりに殺されたり酷い目に遭う確率のほうがずっと高いからさ」
うわ~。そういう発想は無かった。
コロナ感染が無くなるより、おまわりの暴力を無くすほうが先か。
十数年前、サンマテオ警察の Patrol Ride Along プログラムで夜警に同行し「サンマのおまわり、みんないいやつや...」と思っていて、まるっきり疑ってもみなかったので、正直言ってすごく驚きました。
その Ride Along で僕を助手席に乗せてくれたおまわりさんには、我が家のあるサンマテオ駅周辺をパトロールする担当の人を割り当ててくれました。ほぼ6時間ほど一緒にいましたが、日没後に危険になる地域とか近所でギャングが集まるスポットとか、全部教えてくれて、最後は我が家の前まで送ってくれました。以後、駅前交番で遭ったりすると挨拶しているので、交番のおまわりさんはみんな仲良し、いいやつばかり、という認識でいたのです...。
それが... 職質かまされたら酷い目にあったり、下手すりゃ殺される??
確かにフロイドさんが殺されちゃったのも、20ドル札のニセ札疑惑からの職質が発端でした。
アメリカのおまわり、行動規範に幅がありすぎます...。
黒人が人口の 2.4% しかいないサンマテオに住んでいて、この実情を存じませんでした...。
そういえば... フロリダに住んでいた家人とサンマテオに移住して一緒に住み始めた二十数年前、夜更けに近所のジャンキーさんが低品質なヤクをキメて悪酔いして暴れて、隣のブロックでサンマテオのおまわりさん達に追いつめられる様子を見物しました。(ダウンタウンの商店街に住んでいると、我が家のあるブロックを縄張りにするホームレスさんや、ジャンキーさんの知り合いも数名できます。もっともホームレスさんが往々にしてジャンキーさんなんですけど...)
その時の家人のなにげない台詞が...
「すご~い。マイアミビーチだったら、あのヒトとっくに撃たれてる」
そうなのか? そういうもんなのか?...と、動揺した覚えがあります。
そういえばマイアミビーチで夜な夜な爆竹で遊んでる奴がいると思ったら、家人に「あれがハンドガンの音」って教わって、しっこチビりそうになりました。でもサンマテオに引っ越してきてからは中華系が多いので、ホントの爆竹のほうが多いみたいです。ただ、メキシカンの多い地区からもたまに爆竹っぽい単発音が聞こえます(特に新年のカウントダウン時)が、あれも 鉄砲ではなく爆竹だ、と自分に言い聞かせています。
隣町のフォスターシティは全米きっての安全な街ですが、サンマテオもそれほど酷くない。
願わくは『コロナよりおまわりに遭う方が致死率が高い』という発想は無くなってほしい。...できれば全米で。
私も、警察の予算削減されたり、パトカーとか襲われているのを見て
ReplyDelete「どうやって治安守るの!」って不安になったのですよ。
そうしたら、「警察が自分たちを守ってくれるもの」と言う経験しかないから、そう思うのよ、って・・・
Campbell(F)さん、
Deleteご近所なのにご無沙汰いたしております。
ヴェスプッチやポーターハウス、テイクアウトが儲からなくてやばそうです...。
味千拉麺も Business for Sale の貼り紙がありました。もうだめぽかも。
イーストベイは色黒なみなさんが多いですからねぇ... おまわりも荒っぽいよね。ベイエリアに来た時、なんで湾のこっっと向こうでこんなに違うんだろう!?って思いました。もっとも、East Palo Alto が家賃安くて住むとこ探してたら「自殺したけりゃそこにしろ」って言われましたけど... 今ではFBが出来ちゃって安全地帯?w
サンマテオに住んでいると、普段はいちばん色が濃い人は印度人ですから、どうしても「荒っぽいおまわり」の想像がつきません。放映自粛しちゃったTV番組の「COPS」も「いいおまわりさん」しか演出してないから、すっかり洗脳されていました。・・・ほら、そもそも口髭フェチで制服フェチだし。(爆)