Thursday, December 13, 2018

Tokyo 2018 Nov. (7)

今回の帰省でのメインイベントは、T学園写真部の同窓会でした。

大広間・宴会場に用意された卓は、こんなです。
雅号から察するに隆さんの御父様(旦那)の手になる紅葉の絵がステキです。
御父様からは以前直筆の絵をひとつ頂戴し、我が家のキッチンに飾らせていただいております。

僕のいただいた席から会場を見渡すと、こんなです。
この大広間... デカすぎね?(汗)
田村さんご兄妹は丁度我が家と一緒で、兄が制服のあるT学園、妹は三つ編み必須のY脇学園ご出身。
なので、Y脇出身のうちの妹もこの大広間で卒業祝賀会やらY脇の行事をやらせてもらったそうです。
床の一部がせり上がったり天井からプロジェクタが出てきたり、舞台装置(笑)に度肝を抜かれたそうな。

若旦那・隆さんが会の始まりの前にご挨拶くださいました。(TVに頻出するセレブなので顔を晒しています)
隆さんからのお話しで驚愕。僕と同期のMくんの奥様が他界されたとのこと。本当に驚きました。美人薄命という四文字熟語そのままの状況で悲しい限りです。奥様Hさんのご冥福を重ねまして心よりお祈り申し上げます。

隆さんからの「今夜は皆さん折角お集まりくださったので、献杯後はこの悲しみを乗り越えて、みんな楽しくやりましょう」という号令に救われました。
いただいたお品書きは、こうでした。季節の食材を生かした数々のお料理に期待させられます。

最初の前菜はガラスの切子細工に入ってきました。
前菜 焼き茄子ゼリー カリフラワームース 車海老色出し あさり たたきオクラ 海胆

茄子の風味が乗ったあんかけゼリーが美味しい。

・・・つか、実はこの頃までに風邪ひきが若干悪くなってきて、ただでさえ馬鹿舌なのに風味が判然としなくて。(汗)
余談ですが、この風邪を父へ染した。僕が帰った後に父は風邪をこじらせ数日間入院しました。(大汗)

椀物もいただきました。風邪引きさんでも豆苗の香りはすぐに判りました。
 銀鱈メープル焼き 豆苗米油炒め 白味噌 酒かす仕立て 薬膳七味 唐辛子

白味噌にネットリしたようなまとわりつきを感じるのは、きっと酒粕が入ってるせい?

ここで隆さんとの話で・・・

「メープルシロップはカナダ産のいい奴を使ったんだぞ♪」
「隆さん... お言葉ですが、北米最高はヴァーモント州産です!」←USAの意地
「そんな事言うなら、送ってこいよ!」
「ラジャー! 合点承知しました!!」

こんな受け売り言葉になったので、ヴァーモントからグレードAのメープルシロップを取り寄せ築地へ送りました。
この記事が載る頃には築地に着いていると思いますが、無事着いて瓶が割れていないのを祈るばかりです。
(最初取り寄せたら我が家に着いた時点で瓶が割れてた。もっと良い精製所を探して取り寄せ厳重梱包で回送)

【投稿後追記ここから】
 無事築地に1ガロン到着。「まだある」って伝えたら「それも送れ」って言われた。
 ヴァーモント産は良品だと認めていただけたのだと思い、速攻であと1ガロン配送中♪
【投稿後追記ここまで】

お次はたっぷり氷と紅葉が載ったステキなプレゼンでしたが...なんということでしょう! 撮影し忘れた!!
造り 北寄貝 赤貝 ほたて さより昆布〆 もろみ醤油 山葵
上写真はM田K子さんのお写真を拝借しました。K子さん、ありがとうございます。
K子さんも、さすがは元写真部です。これ、もらったまんまで後加工していません。

貝類をもろみ醤油でいただく趣向です。濃厚な醤油と貝が絶妙、特に ほ・た・て♪

焼物が本日のメインイベントでしょうか。これは以前takimoniさんやオーマイさんと一緒にいただいた事があります。
焼物 まぐろ大トロステーキ 炒め玉葱 しし唐 みぞれ酢

もちろんこってりした大トロも美味しいですが、鮪の風味を吸って甘くなった玉葱は風邪の馬鹿舌でも美味しい。

そして癒されるような温物が次にキマした。
温物 南禅寺むし 甘鯛 栗甘煮 銀杏 べっ甲あん おろし生姜

幸いなことに昔から「つきぢ田村」のべっ甲餡をいただく機会が何度もありますが、これだけは真似できない。
とろみの加減が絶妙です。これ多分、食べ始める時間を数分間逸すると食感が変化するかも?というほど繊細。

ここで「なんで金屏風とテーブルが用意してあるかな?」と思っていた場所に、板さん達が登場。
目の前でオムレツを造ってくれて、出来た側から配布してくださるという趣向でした。
ちなみにいちばん手前の方が四代目のお婿様です。隆さん、彼にはなんとなく厳しい。w

頂戴したのは、こんなにカラフルなちらしずし。
 ちらしずし 白身魚 いか まぐろ 酒前つり 三葉 干瓢 のり 海老そぼろ ガリ オムレツのせ 名残松茸小吸物

「わ~、お吸い物にマッシュルームがいっぱい♪」←風邪引きで馬鹿鼻+生来の馬鹿舌
「・・・ドアホ! 松茸だ!!」

でも右の方から「きゃ~!椎茸がいっぱい♪」という台詞も聞こえてきたのは秘密です。(笑)

たっぷり頂戴したので、デザートは水菓子です。
水物 フルーツカクテル 梅つるん
上にかかった「あんかけ」風のゼリー部分が『梅つるん』だと思われ。
せっかくの絶品調理をいただく機会に五感が全開状態でなかったのが悔やまれます。

でも11ヶ月おきに開かれるはずなので、来年は10月開催のはず。

「来年は10月でしょうから、僕はネコ当番で出席できません。残念です...」

そしたら隆さんが 千葉公園の風太のように すっくと立ち上がり、皆さんに大声で...

「みんな、来年もこば君が出席できるよう、11月開催でいいでしょうかっ?」
よっしゃー♪

そしたら若女将も...

「じゃあ、11月n日ね。予定入れておきます♪」(nは自然数)
「よかったな。ゼッタイに来いよ...」←若旦那が怖かった。まぢドスが効いてて怖かった

そしたら同期のM本くんまで...

「37回続いて、開催月を動かすなんて前代未聞だぞ!」

もの凄いプレッシャーです。これで欠席しちゃったら以後出入り禁止?(大汗)

みなさん、ありがとうございます。
今から22萬マイル握りしめて全日空の特典航空券を空席待ちしてます。←UA以外にお金使わない奴

そして毎年恒例の記念写真です。(M本くん撮影㌧: 隆さんと小生以外はプライバシー保護しています)
御不幸があったとはつゆ知らず一人だけ紅白ド派手な奴がいますが、還暦後はじめてのパーティーだったから許して。

散会後、若旦那&若女将は外までお見送りくださいました。
外に出てまで記念写真撮りまくりなみなさん。M本くん、引きすぎてタクシーに轢かれないでね...。

『西の吉兆・東の田村』と呼ばれる名店で11ヶ月おきにお食事会をさせていただけ、ラッキーな私たち。
田村家の皆さんは御家族みなさまが気さくな方々ですので、思い起こせば学生時代からありえないような数々の無礼千万な振舞いをしてまいりましたが(特にM山さんw)、こうして還暦を迎えてからも引き続き暖かくお付き合いいただけるのは感謝感激しきりです。来年またの再開を今から楽しみにいたしております。

2 comments:

  1. obaKoba-sann,

    The superior Japanese restaurant serving Kaiseki course meal is the best and most excellent without doubt in Tokyo.
    You’re fortunate the third era person who has possession of the diner is your schoolmate within your brotherhood in which national and public universities such as the one I graduated from do not have in Japan.
    You know I have a lot of acquaintances in my school of medicine, though all of them are working in medical, pharmaceutical or health service administrations.
    On the other hand, your friends studied different kinds of subjects specially, thus are engaged in miscellaneous corporations and jobs today.
    And I’m surprised to know all of you are using your knowledges in common and warming companionships each year yet.

    I think the employees of the legendary Japanese restaurant are intimate but mannerly excluding the 3rd owner, the one unmistakably compresses your head and gives you a headlock as you put on display above the blog before (lol), however I know such kind of behavior must be from time period in T-gakuen and at the same time, it must come from the owner’s friendship to you.

    I’m also glad to see all of you including you and Atsu-sann had a great time there.

    best denki

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    1. Best Denki sensei,

      Needless to say, Tsukiji Tamura is certainly a leading Japanese restaurant among the nation. We were lucky to be sharing our youth with the 3rd generation of the owner chef of this restaurant. And this time, I was really and thankfully surprised the colleagues agreed to move the next meeting date in November to allow my admission. I therefore booked the All Nippon’s first class flight for next November already.

      And yes, I do have friends in pharmaceutical and healthcare industries (including you, sensei) as well, plus the college colleagues from T went quite eclectic occupations including police officers to salesclerk at JK uniforms who is happy to satisfy his fetish…

      Just one correction, sensei – there is no picture Takashi-san giving me a headlock, which is happens quite often, but no pictures were taken so far. I showed previously was a one he is stamping on my face, with his stinky sock… I swear I am not a foot fetish at all. However, those humorous pictures should be good evidences we the “T-Boys and Girls” are sharing our friendships and respects deeply.

      At this time, Atsu-san was under limbo position because his sister in law passed away as per I mentioned in the article. (But I didn’t disclose the relation to whom we lost, to secure the privacy…)

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