アペタイザの選択肢は3種類ありました。
アペタイザー
・海老とアボカドのクレープ包み キャビア添え
・鴨の生ハムとコンフィ グリーンアスパラガスとバルサミコソース
・ロブスターとマンゴー ロメスコソース
海老とアボカドのクレープ包み キャビア添え
添え物が漬物だった...(号泣)
海老とアボカドはアッサリした風味。トッピングされたキャビアの塩味でバランスを取るようにしてあります。
スープは一種類だけ。「欲しい・いらない」の2択だと思うけど... いるかいらないか聞かれなかった。
コーンスープ(黒胡椒をひとつまみ振ったのは僕のアレンジ)
たぶんレトルトだと思う。日本でしか見たことが無い。というと言い過ぎかもしれないコーンスープ。なんでニッポン人っておしなべてコーンスープ好きなんだろう? 万人受けするものってもうこれしか無いわけ? なんかすごく不思議。
ドレッシングは2種類からお選びいただけます。 山わさびのドレッシング トマトドレッシング
「やまわさび」ってどんな風味か少し期待しましたが、僕の稚拙な舌にはホースラディッシュみたいでした。(笑)
洋食の主菜は3種類からの選択です。
牛フィレ肉のステーキ トリュフのソース [378 kcal]
チリアンシーバスのソテー 白いんげん豆 ベーコン トマトとバジルのスープ仕立て [585 kcal]
フォアグラを詰めた鶉のロースト レンズ豆の煮込み添え [394 kcal]
・・・なんで魚料理がめっさ高カロリーなんだか不思議。
つか、全日空ってなんで主菜のカロリーだけしか記載しないのか、そこがそもそも不思議。
ブルゴーニュの赤をもらって一緒に野鳥、なんてちょっとオサレかな?って、ウズラにしてみました。
フォアグラを詰めた鶉のロースト レンズ豆の煮込み添え
すみません。半分残しました。
家禽は中心温度165Fで15秒の火通しが必要だという米国のHCCPをちゃんと守っていました。つまり、肉に火が入りすぎていて固い。機内食という性質上食品衛生基準としては適切な処置ですが、いざ食べる側になった時には残念です。
一方、黒レンティル(レンズ豆)はよく炊けて味も浸みていて、おいしい。一切れ添えられた黒トリュフも良い風味。
「あら... お口にあいませんでしたか?」
「ちゃんとHCCP守ってるから家禽には華氏165度の加熱、しょうがないけど...」
「こばさま、そちらもお詳しいんですか!?」
「いちおう資格は取ったけど... でも残しちゃってすいません」
そしたら、最初に注文を取っていただく時の会話で「まず和食か洋食か迷う。和食の『ロブスター具足煮』が特に気になる」という会話を覚えていてくださって、その「炊き合わせ」アイテムを持ってきてくださいました。
炊き合わせ ロブスター具足煮
和洋折衷になっていますが、ロブスターとキノコ類の組み合わせで出た出汁がステキに美味しかった。
ウズラやロブスターと一緒にいただいたのが、ブルゴーニュの赤では代表格なやつでした。
Chambolle Musigny, Bouchard Père & Fils 2013
「黄金の丘」の大手ネゴシアン、ブシャールのピノ・ノワールです。
まだ抜くのがもったいないくらい若かったです。
チーズプレート
クリーム クレモント ハンボルト フォグ ポイントレーズ トーマ
SFOから北に1時間半ほどのポイントレーズで作ったトーマが気になる。普段はポイントレーズといったら青カビばっかり買って楽しんでる。と伝えたら、勝手に感心されましたが... セミハードのトーマはこれといったクセはなかった。
「デザート、いかがなさいますか?」
「確かシュトゥルーデルがありましたよね?」
「え...?」
「うん...と、『リンゴとルバーブのシュトゥルーデル』ってやつです」
「こばさま... 申し訳ありません。わたくしドイツ語の発音は判りかねます」
(俺もドイツ語なんてシュプレッヒェンできねーよ!! と心の中で叫びつつ)
「すいません。スイスやドイツでよくいただく御菓子なので...」
そしてシュトゥルーデルが無事に届きました。
温かいリンゴとルバーブ シュトゥルーデル バニラアイスクリーム添え
アップルパイ・コブラーなんかと同じで、温度差を愉しむ組み合わせのよくあるパターン。
ルバーブの酸味が抑え気味? とかスイスの先生のお手製と比較してはいけませんでした。
カプチーノを頂戴しました。写真だと判り難いですが、予想外にしっかりしたミルクフォームで感心。
プチフールはこんな感じ。
カプチーノをいただきながら舌の上で楽しい子菓子たちでした。この時分にはもう消灯されています。
機内での消音機材は今回からソニーの WH-1000 XM3 にしてみましたが、BOSEより良くなっていて感動。ただ、耳を覆いこむ形状のヘッドホンは暑がりで汗かきな僕には少しムレるのが難点。寒い(笑)UA機内では丁度良いと期待します。
ブルーレイから落として持ってきた『メアリと魔女の花』とかを観ているうち、いつしか寝ました。
そして... 結構敏感なほうなので、アテンダントさんが寝付いた僕へそっと毛布をかけてくれたのに驚いて飛び起きたり。お互いに「ごめんなさい。ごめんなさい」とか謝りあって(笑)、さらにもう少しだけ寝ました。
次回記事は到着前の、2回目の機内食をご紹介します。
obaKoba-sann,
ReplyDeleteI hear you say CAs in F compartment are consistently desiring to be basically careful of the customers.
The way of their taking care of the passengers reminds you of the famous scene ; an elder sister of Hyu-ma Hoshi was always looking at her father, Ittetsu Hoshi and her younger brother from the shade in secret, which you call “星明子ガン見”(lol).
In the same way as Akiko Hoshi, CAs maintain inspecting (LOL) their passengers are always cozy, feeling at ease, safe and sound.
Excellent CAs, aren’t they ?
best denki
Best Denki sensei,
DeleteAfter this Tokyo trip, I took KLM business class flights and found they are also taking care of their passengers well. After all, those abandoned hospitality is only the typical on US air carriers, I think. Because I fly United mostly, being free range chicken in the aircraft is much more comfortable rather than someone always watching me.
The sensational hospitality on ANA was; when I returned from the business, seat belt was tidied up as the first time positions – on the seat with crossing symmetrically. I thought that was a bit too much, followed by the hot towel service. This happened every single time when I left my seat and returned…