※ 当ブログでは今までどおり、ボロクソの私見も書けるようにアフリっていません。
新しいスタイルのクレジットカード、X1 Card が予告されました。申請予約受付中です。
これは現在16~24歳あたりの『Z世代』向けにデザインされたカードだそうです。
Apple Card に似て、金属カード。ステンレス製で17gもあるそうです。券面にはカード番号等が印刷されないのもアップルカードと同様で、カード番号を上手に再発行させてカード詐欺を予防する等、さすがZ世代をターゲットにしただけあってオンラインでの利用にも対応しています。
条件や付帯する特典がなかなか美味しい。
・年会費無料
・何に使っても1ドル2ポイント
1ポイントは1~2セントで使えるので、2%~4%キャッシュバック相当。なんだか話がうますぎるような…
このポイントを利用できる提携先もZ世代を狙っているようで、結構揃ってます。
デルタ、ジェットブルーやアラスカ航空で使える。エアビーも提携してます。 アップル、BOSE、ナイキ、アデダス、ユニクロ、REI、パタゴニア... 確かにZ世代向けかも。
プレステ、任天堂にXBOX… でもやっぱり也ガは抜けています。もうCSハード造ってないから。w
さらに条件をクリアしていくと1ドル3~4ポイントに増加します。やっぱり話がうますぎるような…
・初年度15,000ドル以上の利用で1ドル3ポイント
おや?? ここで「?」と思った。
備考欄に以下の台詞がありました。
Assumes an average credit limit of $4,479 granted to Generation Z, which is calculated by dividing their average total credit limit of $8,062 by their average number of credit cards (1.8). Actual credit limits subject to credit approval and underwriting.
データソースは米国最大の信用調査会社 Experien となっていますが... Z世代の与信限度額の平均が8,062ドルで、想定される平均与信限度が4,479ドル。〆から支払いまでの間は上限オーバーにならないように注意して利用するだろうから、この条件では年間15,000ドル以上利用するのって少し大変。
さらに、ずいぶんと美味しい勧誘プロモまで…
・新会員をひとり紹介する毎に1ヶ月間は1ドル4ポイント
12人紹介したら。12ヶ月間は1ドル4ポイントになる。
勧誘するほど自分が得する… マルチ商法みたいで、私なんだか怖いわ...
で、ガッカリさせられるのが、こんな与信限度の低い顧客にまで Visa Signature が発行されます。
プラチナの上、米国VISAのいちばん上位がシグネチャー。クレジットカードのステータスなんて、アメックス以外ではとっくに終わっていますが…それにしても学生さんが本人名義で VISA Signature... すごい。←嫉妬
若者向けだぁ。と思わせるのが、1回だけ有効なカード番号を発行とか、勝手にサブスクされるのを防止する機能。
これはカード詐欺防止とか、すけべサイトでうっかりサブスクやっちまったりするのを防げます。
(体験談じゃありませんから。すけべサイトのサブスクはゼッタイに体験談じゃありませんから)
特典が美味しい割には与信限度額が低そうで、なんだかアンバランスなカード。
Visa Signature ブランドで数千ドルの与信って、あまりにも低すぎます。
しかも予約受付のウェブサイトには発行元が明示されていません。
まだ発行していないから発行元の金融機関を表示する必要は無いかもしれんが…
怪しい。 あまりにも怪しすぎる…。
ちょっと調べてみたら... このカードって ThriveCash という学生向けの金融会社が始めるみたいです。
サラ金がクレジットカード発行してるようなもんで、ア胃フルカードとかプ露ミスカードでしょうか。
ただ、バックにはクレディ・スイスがついているようなので、少しだけ安心できるかも?
申請予約はすでに20万件近く集まっている模様。
年会費無料だし氏名とメアドの開示だけなので、ウェイトリストの名簿に登録しておきました。ついでに出身大學(MITってウソこいておいたw)と勤務先(也ガってウソこいておいたw)を登録したら、各情報で100名分、合計200名分の待ち行列をスキップできました。こういう待ち行列の優先がある事自体、怪しいかも。
今夜から学生ローンの取り立てが来る夢を毎晩観そうで、私すごく怖いわ...。
順番が回ってきても、このカード作らないかも。(つか、生年月日で堕とされそう。(爆))
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