Friday, March 1, 2019

İstanbul 2019 Feb.(3)

2月の滞在時にも Paps Italian へ2回も通ってきました。気に入ったからヘビロテしてます。

最初はディナータイムに来店。6時すぎだとまだ早い時間でガラガラです。
空いているぶん、サービスパーソンさん達が手厚く面倒みてくれます。

炭酸水に、今日はコークゼロかトニックウォーター、どっち?って聞かれて、コーラに。
腰掛けていきなりこうなるわけで、ここでじっくりメニューを読みながら検討するわけだ。

そして決めたのは、ビーフとパイナップルのサラダInsalata di Manzo con Ananas
ベビーグリーンにテリヤキ味のビーフ、クリスピーオニオンとパイナップル。パイナップルが予想したよりやや少ないけれど、肉多めで美味しい。ただしテリヤキ味はあんまり感じませんでした。

パスタはお店のシグネチャー、黒トリュフのタリオリーニ Tagliolini al Tartufo にしてみました。
細切りの平打ち生パスタに、パルメザンソース。黒トリュフがちらばっていて、うっとりする風味でした。カルボナーラは乾麺からだからバリカタだったけど、ハウスメイドの生パスタはもっちりしっとりで、パルメザンのコクとトリュフの香りで素晴らしい美味しさでした。量が少ないようでも濃厚な風味でおなかいっぱい。

「トリュフの香りがあるから、胡椒をおかけしません。よろしいですね?」
「この皿に『胡椒かけますか~?』ってやってきたら、二度と来ないよ。」

さらに、顔見知りになったウエイトレスさんと会話が続きます。

「(笑) そういえばお客様、こないだもこのトリュフ頼んでいましたよね?」
「あれ? こないだはこれとカルボナーラで迷って、カルボナーラだった。」

ここでこのブログの記事を探して、写真を見せました。(1月のランチ記事写真から転載)
「ほら。やっぱりカルボナーラだった。」
「あら、失礼しました! うちのお店を紹介してくれているんですか?」
「だって美味しいから。日本人の客がもっと来るかもよ。」

その後、カプチーノを  on house(お店のおごり)で持ってきてくれて、デザートにはパンナコッタを注文。
ダークチョコソースが強い風味でパンナ(ヘビークリーム)がやや負けているけど、カプチーノのモカ風味も総合的に摂取しているとバランス的には悪くないです。メインのパスタが重かったので、いい感じでした。

そして「アルコールは召し上がりますか?」と、ウエイトレスさんに聞かれた。
「食事の禁忌はありません。豚でも鯨でも食べます。あ、人肉は食べない。」
ヒトの肉はタブーという部分で、英語の判る店員(ほぼ全員)とお客さんまで爆笑していました。

そしてアルコールOKと判ったところで、ディジェスティフ(食後酒)にレモンチェッロをおごられました。お食事をフルコースで頼むと、最後にオーナーが食後酒を奢ってくれるのはイタリアンの店で普通に発生しますが、まさかイスタンブールで体験できるとは思いもよりませんでした。イタリアに来ているみたいで嬉しかったですよ。

以上のようにいろいろチヤホヤされて味をしめたので、翌日のランチにも伺いました。

座っていきなり「シェフが特別に『黒トリュフ入りカルボナーラを作る』と申しておりますが?」って。
どっちにするか悩んだ2種類の皿をひとつにしてくれるんだから、素直に嬉しいです。迷わずお願い。

「ねぇ、トリュフ入りカルボナーラって重そうだから軽い前菜はどれ?」って聞いたら、これ。
アスパラガスのバター炒めパルメザンがけ Asparagi con Burro e Parmigiano です。
コクのあるバターとパルメザンのソースが、アスパラガスと一緒でいけてます。
ただ、この後さらにカルボナーラだと量的に軽くても風味的にはくどいかも...。僕は全然平気♪

そして届きました。裏メニューの黒トリュフ入りスパゲッティ・カルボナーラです。
若いウエイター君が恐る恐る「黒胡椒もかけますか?」って聞いてきた。「名前が『カルボナーラ』だから本来は胡椒が必要だけど、トリュフと衝突するからいらない。でも聞いてくれてありがとう」と辞退したら、オープンキッチンの向こうにいたシェフさんが親指立てていました。ちゃんと判ってるのが嬉しいみたいです。

パスタの茹で加減は丁度良いアルデンテ。卵黄とパルメザンでたっぷりコクがついていてパンチェッタは少なめ、替わりにすり下ろした黒トリュフがたっぷりからまっていて、その香りで食べさせられました。

この皿をやっつけた時分にシェフさんが僕のテーブルの横を通り過ぎたので「美味しかった。嬉しかった。ありがとう!」って御礼を申し上げておきました。シェフさんも僕が素直に喜んだので恐縮している様子でした。

デザートメニューを見せてもらっている間に、また黙ってカプチーノが届くし、ビスコッティ付いてるし。
写真を割愛するけど、この時はまたマスカルポーネがたっぷりなティラミスをもらいました。
さらに、この時はグラッパが出てきました。(右のちいさなショットグラス)
ランチタイム遅めでも3時頃です。日の高いうちからグラッパで顔真っ赤っかにしてホテルまで千鳥足で帰りました。

いい店や。また3月と5月にも食べに来ようっと♪

2 comments:

  1. Pappa Mio, ObaKoba-sann,

    Judging from the fact that you frequently visit there, the Italian restaurant must surely be an exceptional one in Istanbul.
    As you had announced previously in a former article, you were proposed for acceptance of digestif each opportunity you tasted at the diner.
    Hence, the site should presently be contained to the file of your own field there in Istanbul.
    Today, the chef is familiar with your beloved meals and is able to put them in a well-modified order for you.
    As a result, you’re certainly a guest of the restaurant each time you visit Karaköy Rooms, aren’t you ?

    Yamada denki

    ReplyDelete
    Replies
    1. Mamma mia, Yamada Denki sensei,

      This is the best Italian restaurant ever in İstanbul so far, and I do love here.
      Repetition has a certain power – chef knows me, I know chef’s technique, servicepersons and I respect each other and I treated well, I leave somewhat extra gratuities… etc.

      Karaköy Lokantası is almost specialized for local cooking hence this is not a treasonous behavior, I think. The main dishes at the Lokantası are about four (if I’m lucky they have entrecôte de bœuf), and then I always tried them out during my 4-5 nights stay every time. Therefore having Italian dishes during my stay, either lunch or dinner, are totally appropriate and refreshing for me.

      Oh… I’ll be having fun at here next week. I can’t wait!.

      Delete