改めてご紹介しますが… このキジトラさんのチビネコが、一ヶ月前にやってきた新人さんです。
名前は「メイワク」です。犬のような振舞いのパーカーくんに朝から尻を嗅がれていますが…
以前、『新しくやってきたメイワクです』とご紹介したこの写真は… 間違いでした!!
同じキジトラさんですが…よ~く見ると、大人の顔立ち。
目の大きさと距離、鼻頭の太さに注目すれば見分けがつきます。
でも実生活では臆病で滅多に姿を現さなかったので、全く判別できませんでした。
ホンモノのメイワクのほうは我が家に馴染んできて、昨日の朝は寝ている僕の上に乗り、指を引っ掻いたりかぢったりして遊んできました。僕が起きて目が遭っても、もう体操選手の床運動のような逃げ方はしません。
そして、今朝の衝撃的な事件が…。
§
最近は毎朝「訓練」で、釣り竿のおもちゃでメイワクを遊ばせています。
「ちーちゃん、どうしたの?何を観てるの?」と声をかけながら、視線の先を確認。
でも勝手に、自然に増えたんだから、まぁ、いっか。(ぉぃぉぃ…)
そしたら、あの植木鉢のムレスさん… 慣れなくても餌付けしないと、痩せさばらえて可愛そう。てか… 獣医に診せないといけないだろうけど、捕獲できない。いまどうしようか真剣に考え中。てか… サンマテオには「野良猫さん」なんていないと思うので、近所の家から遊びに来て我が家のベランダから出られなくなったのかもしれません。なんとか捕まえてマイクロチップが埋まってないか確認しないと。
目が遭うとまだ少し引きますが、遊ぶの大好きなので、以前のように逃げなくなってきました。
さて、朝の日課でメイワクと遊んでからデッキに出ると… ちーちゃんが厳しい表情で何かを睨んでいます。
最近、たま~にこういう行動を取るので不思議に思っていました。
なんか… やだな。
まだ暑い季節じゃないのに、Gでもいるのかな…。←すぐ一番イヤな事を想像する奴
どうやら、以前メイワクの入っていたプランターを見つめているようです…。
一緒に見てみたら… なんでメイワクがここにもいるの!!??
たった今、釣り竿のおもちゃで遊んでいたのに。もう既に植木鉢の中に入っているなんて… テレポートしてきたとしか思えない、非常識な速さです。
もしかして、糖尿が酷くなって幻覚が見えるのか?
ヤバいクスリとか葉っぱとかキメた覚えは無いし。(一度もキメた事ありませんから。念のため)
そもそも幻覚って、こんな寝起きでスッキリした状態で見えるものなのか?
ホントにこれが幻覚だったら、俺の脳って相当まずい事になっているかも?
そうやって自分の見たものがどんどん信じられなくなってきたところに、植木鉢の中にいたぬこが恐る恐るネコメシの皿に近づいてきて… 視野に同時、ふたりのキジトラさんの姿が見えるようになりました。
もう泣きそう!
我が家のぬこ、いったい何が起きてるの??
まぢで気が狂いそう。
でも、もしかして…
別のキジトラさんが、いつの間にかベランダに棲み着いていたのか??
冷静にそう考えると、今までかかえていた全ての違和感が払拭され、納得がいきました。
この顔だけ合成したような野生動物の写真は… 実はホントに野生動物でした。(爆)
今まで、どうしてもメイワクに対して違和感が残っていた事例を列挙すると…
・脚が長くなったり短くなったりするように見える。
・胴体もマンチカンみたいに長いと思っていると、普通に戻る。
・体の色が焦げ茶色っぽかったり灰色っぽかったりする。
・毛並みがレゲエみたいだと思ったら、モフモフに戻る。
・シッポがペッタンコだと思ったら、モフモフになったり。
・星飛雄馬みたいな、ほっぺたの3本のスジの見え方が変わる。
・目つきが子供っぽかったり、邪悪になったりする。
・好き嫌いして食べないネコメシの皿が、目を離した隙に完食。
なんのことはない…
ふたり、いたんかい??
いま見たものを自分でもまだ信じられないまま、家人へ報告に行きました。
「ねぇ… メイワクがふたりいるんだけど…」←言いながら自分でもまだ半信半疑
「馬鹿なこと言わないの」
「ホントにふたりいるの!」
「朝から馬鹿なことは言わない。仔猫は移動するのが素早いから」
信じてくれないのでいったん諦め、カメラを持ち出してもう一度確認…。
おもちゃで釣れて出てきたメイワクを、まず肉眼で確認。
すかさずデッキへ出て、プランターの中も肉眼で確認…
やっぱ、もうひとり、いるじゃん!もう一度キッチンへ戻って、訝る家人におもちゃで遊ぶメイワクを見せておいてから、ふたりで一緒にデッキへ。
「ね? もうひとり、いるでしょ?」
「・・・!!」
英語で drop [one's] jaw(アゴが落ちる)という表現も、肉眼で確認♪ (爆)
「どうやって入ってきたの!? なんで増えてるの!!??」
「…分裂したとか? 善良なメイワクと邪悪なメイワクに分かれた?」
「それ面白くない。でも外から出入りできないようにネットを張ってあるのに??」
「夜になるとモモンガさんみたいに飛ぶとか?」と言おうとして、英語でモモンガが言えませんでした。(笑)
「そうしたら… 我が家にはネコが5匹いるわけ?」
そうだ。 そういえば、そういう事になる…。
このままでは『一世帯あたりのぬこは4機まで』と定めた バチカン条約 サンマテオ条例に違反する。
§
でもその心配は杞憂に終わりました。本物のメイワクは子供っぽくてキュートです。
でも… 家人は既に「五番目は?」とか気遣い出して、飼う気マンマン。
「ごばんめって… 邪悪なムレスさんの事?」
「ムレス??」
「日本の略語で Homeless の事」
「だって、ここが Home じゃない?」
・・・もう知らない!(大汗)
【脱肛後追記】
ちーちゃんは普段メイワクに優しいのに、何故いきなり怒ってフーフー威嚇するのか、これで理解できました。
最年長になってもネコのオモチャで遊ぶちーちゃん。でも動きは鈍くなってきた…。
ちーちゃんに「ごめんね。まさかメイワクがふたりいたとは思わなかったよ」と謝りました。ちーちゃんはなでられてゴロゴロ言ったので「なんやよう判らんが、許しといたるわ」と答えたんだと思います。(ドヤ顔のぬこは西日本語)
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