Sunday, April 25, 2021

シン・ぬこ

海南チキンライスの話題の合間に、またぬこを引き取ってきた話をしていましたが... こいつです。
我が家初のきじとらさん。以前「メイワク」というぬこがいたので、またメイワクになりました。

シン・メイワクは人が嫌いです。ホントに嫌いです。エヴァのパイロットになれそうなくらいです。

動物愛護協会の記録では…サンフランシスコの北の方にあるメンドシーノ郡でシェルターに入所した後、4回里親に渡される度に、一週間くらいで返品されています。理由は全て「臆病で隠れてばかり。全然なつかない」からだそうですが… このままだと時間切れで御浄土送りになりそうなので、それを不憫に思った家人が引き取りを決断しました。

僕も愛護協会まで一緒についていったけど、引き取らないという選択肢は既にありませんでした…。

で… 案の定、箪笥の裏とか、キッチンの見えないところに潜伏。日が暮れると出てくる。

まるで、G

ひとつ見つけたら30倍は隠れていそうですが、さすがにそうはならなかった。(笑)
で、日が暮れてから出てくるので偶然 iPad で咄嗟に撮影できたのが、上写真でした。

シン・メイワクの写真が一枚も無い… と思った僕は、久しぶりに松下させこライカを取り出し、動物写真にトライ。

野生動物を写す時みたいにカメラをセットして、僕は隠れて iPhone からリモートで制御。
エサを置いてみたら、ハラペコで出てきました。もうまるっきり野生動物そのものです。
・・・首を合成したみたいな写真(爆)

こいつ、植木鉢の中に隠れていて、自動灌漑装置が作動して水が出てきても逃げないから体がずぶ濡れ。

風邪を引くとやばいので、風呂のドアを全部閉めて以後ベランダへ出られないようにしました。
ネコ用ドアは通れますが、まだ使い方を知らないので、こいつだけが外出できない。

で… 毛並みが濡れていると比較的普通の体型に見えますが… こいつは脚がすごく短い
でも走るのが速いから、長い胴体が地面すれすれを高速移動していて… まるでリニアモーターカー

そこで家人に相談しました。

「ねぇ、メイワクの名前、Maglev にしてもいい?」(Maglevとは:英語でリニアモーターカーの事)

「ダメ!そんな名前!!」

「じゃあ、ニッポンジンって名前は?『日本人、日本人♪』って呼んだら、『ニャア』って…」

「ダメ!! 脚はあんたのほうが短い!!!」

ネコの名前を提案しただけなのに… 傷つきました。←打たれ弱い私

  §

で、今朝ようやっと撮影できた最初のカットに戻りますが…
こうしてキッチンの小さなベランダに設えた「ネコ専用展望台」に居座っているわけです。

ガラス一枚あるだけで、カメラを向けても逃げなくなったのはめっけもの。

シン・メイワクが来たおかげでホントに迷惑を被っているのが、他の3人。
下写真の左が パーカー、右が ちーちゃん、です。
「1階へ遊びに行きたい!あわよくば駐車場を散歩したい!!」と、閉ざされたドアの前でうるさい2名。

夜更けや明け方にシン・メイワクとフーフーやりあっていますが、とりあえず和解済み?

そして、3番目の少年… ジェリー。メイワクが来てから、なぜか少しヒトになれてきた。
シン・メイワクと同じで1歳前後で引き取ってきて、もう2歳。シン・メイワクとは仲良しです。
今朝も僕がミルクシェイク飲んだり歯磨きしたりしている後ろをドタバタと併走していました。

ネコ同士が仲良しになってきたので、早いところヒトとも仲良しになって欲しいものです。

それよりメイワクの今一番の問題は… 長毛なのに、我が家へ来てから一度もブラシできていない
見た目がどんどんムレスのレゲエおやじみたいになっていくので、とても困っています。

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