Sunday, May 23, 2021

Owls to Athens

この夏は、シンガポールへの遠征を諦めました。

いま台彎とシンガポールは新型コロナの感染者が急増中で、日本同様に鎖国しています。

特にシンガポールはチャンギ空港で乗り換える印度人その他がコロナを持ってきて、それを空港の従業員がもらっちゃって、その従業員がマクドでお食事… という具合に感染が拡がった模様で、チャンギ空港がクラスター発生源です。

なので、シンガポール政府がもうチャンギへの発着を制限しまくり。
結果的にシンガポールへ飛べるのは晩秋からだろうと判断しました。

そしたら SFO-SIN という旅程が6~7本あるのを、なんとかしなくちゃいけません。

結論からいうと隔週でアテネを5回も訪問する、という激馬鹿な計画に落ち着きました。
(隔週でシンガポールへ飛ぶのも底抜けに馬鹿ですけどね…)

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ところで記事タイの Owls to Athens アテネにフクロウを持って行く というのは、故スイスの先生に言われた台詞です。先生に出逢ったばかりの頃、初めて先生のチューリヒのお宅へ伺った時に、カリフォルニアワインをお土産にしました。そしたら…「こりゃ『アテネにフクロウ』ぢゃ!」と言われたんです。

「それって『エスキモーに冷蔵庫を売る』みたいな?」
「貴様は時々、救いようがなくなるのぉ…」

…とか、こんな会話をした記憶があります。
エスキモーに冷蔵庫を売るんじゃなくて、お釈迦様に説法を説くほうが正解でしょうか。

スイスの先生、カリフォルニアのワインは好きくないようでした。
2つめのご自宅がブルゴーニュにあるので、好みに合わなかった。

あのツンデレぢいさんが、今ものすごく懐かしいです。
今日は先生の祥月命日なので書かせていただきました。
来年はアテネではなくチューリヒを訪れたいものです。

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さて… 僕まだギリシアって行った事、ないんですよね…。
看板がみんなギリシア文字で、まるで物理の時間。さらに訪問予定の7~9月は猛暑の時期で屋外の気温は40℃以上とかになるようです、この絶賛温暖化進行中な21世紀の夏に訪ねるなんて、基地外沙汰です。

なので、古代の廃墟なんか訪ねるつもりはありません。
さらに、博物館とか美術館もほぼパスすると思います。

きっと冷房がキンキンに効いている、とことこトラムでピレウス港とか海岸線を車内から見物するとかだけ。あとはホテルから古代の廃墟を眺めながらのお食事とか。外出意欲は最初からほぼゼロです。

なんでアテネを選んだかっつーと…

 ・ギリシア、イタリア、クロアチア等、ワクチン接種した米国人は入国可。
 ・特にギリシアはワクチン接種してあれば PCR 検査免除。接種証明のみ。
 ・ユーロ通貨が使用できるうえ、物価が安いので滞在費を抑えられる。
 ・蛸とかも食べるし、お食事がなかなか美味しいらしい。

そして…

 ・ユナイテッド航空の季節便が就航するうえ、プレミアム・プラスが激安!
 ・アテネのインターコンチネンタル・ホテルは、この夏の特典滞在が激安!

飛行機代がメッチャ安い上に、特典宿泊に必要なポイントがシンガポールの半分くらい。
こうなったら、このコロナ禍から抜け出すタイミングで、通い詰めるしかないでしょう。
でもこれでコロナにブレークスルー感染しちゃって、そのまま逝っちゃったら自業自得。

ということで、この夏はワシントンD.C. やニューアーク乗り換えでアテネに通います。
もしコロナったり強盗に遭ったりサーカスに売られたりしなかったら、記事書きます。
(サーカスに売られるのが、私いちばん怖いわ…)

  §

そうそう。 このリカバリーで2022年のプレミア 1K® 達成する可能性が出てきました。
がんばって生涯飛行マイルも300万マイル達成して、優雅な老後を送りたいものです。
【公開後追記】

プレミア 1K の達成状況は、マイレージプラスのウェブサイトでも判るようになりました。

プレミアステータスを表示させると、最初は Year to Date が出ますが、Future Flights のタブを選ぶと…
少し時間がかかりますが… その時点での予約発券情報から PQP と PQF の情報をかき集めてきて、こうやって表示してくれます。これ以上の変更が起きずに、無事に全ての予約に搭乗できれば、アップグレードのコペイが無くても2022年度のプレミア1K資格が取得できそうです。

もうこれで新型コロナが収束に向かってくれるのを祈るばかりです…。

6 comments:

  1. 数回行った事ありますがなんでも美味しいです。是非タベルナ満喫して下さい。でもウーゾはゆっくりとね。

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    1. m e m o さん、

      アドバイスありがとうございます。

      サンマテオのギリシア料理店で予習しておこうと思ったら…
      2軒ともコロナで潰れていました~。(泣)
      本場ではピタやジャイロ以外のものを試してきたいです。
      フェタチーズも好きくないし…(結構好き嫌いがある奴)

      文字がすんなり読めない國って、滞在中に苦労するんです。ソウルへ行った時にもハングルを読むのに時間がかかってイライラしました。ギリシア語は大文字なら少し読み取れるようになってきたので、小文字ももっと素早く読めるように予習しておきます。

      普段、ひとり旅だとアルコールはほぼ飲みません。
      Fine Dining するような状況で、ワインを一杯くらい飲むだけです。
      それにウゾってトルコのラクと同じ、アニス酒ですよね?
      アニス、好かーん。(香りの強い物に好き嫌いがある奴)

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  2. 僕もアニス系好かん、でも郷に行っては、だからチビっと。アニス系の中ではいい方です。滞在はアテネはそこそこにして是非島へ。村上春樹さんの「遠い太鼓」にも出て来ますが、スペツェスとかお勧めです。そんな日数ないよんと思うかもしれませんが高速フェリーでチョチョっと行けます。

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    1. m e m o さん...

      いま Google Map で見たら、スペツェス島ってメッチャ遠いじゃないの!!

      自慢ですが、僕は船に30分以上乗ると95%くらいの確率でゲロゲロになります。Pfizer-Biontech のワクチンと同じくらい信頼できる確実性です。(爆)
      だから幼少時には東京湾を横断するには、金谷 ⇄ 横須賀のフェリーが限界で、木更津 ⇄ 川崎のフェリーは乗れませんでした。(父のドライブの旅程上、無理矢理搭乗させられてはトイレに籠もっていました。今は橋とトンネルになっちゃったので廃止ザマミロです)
      ただし、自分で漕ぐ手こぎの舟にはなぜか酔いません。手が血まみれになるけど。w

      7~8月のアテネは普通に40℃超えだそうですから、ホテルのラウンジでのんびりするつもりです。日が落ちて涼しくなってからベランダのバーで古代の廃墟を眺めるかも。

      いずれ白い漆喰と青い海の島々を訪れてみたいですが… アテネ市内を後略するところから始めます。5回通えば、チューリヒやイスタンブールほどではないにせよ、それなりに土地勘がつくと思います。

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  3. そうですね、本土に滞在し、マラソンまで走るのもいいかも😉 でも水中翼船は酔わないっすよ。特にウーゾの後は。(ウーソ)
    いずれにせよトルコ料理が好きな人はギリシャ料理も多分好きになると思います。あ〜僕が飛ぶ気になるのはいつの事やら。

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    1. m e m o さん、

      いろいろありがとうございます。

      水中翼船?
      確かしょうがっこ時代に鳥羽のほうで乗って、しっかり真珠に施肥してきました♪
      学生時代には「船酔いにはビールに角砂糖を入れて飲めばイイ!」と騙され、甘海老(アマビエではないw)を食べまくるからと新潟の粟島という離島を訪ね… 帰りにまた舟に乗るのがイヤでイヤで。でも乗らないと帰れないし。

      いまアテネのインターコンチネンタル周辺にあるタベルナを検索中ですが… ギリシア料理ってトルコ料理じゃないの!? というほど似たものがあります。

       ・ジャイロ(←米語読み。本場はギロ?)→ ドネルケバブ、そのものでんがな!
       ・フェタチーズ → トルコの朝食で定番の山羊チーズそのものでんがな!
       ・ミートボール(ギリシア語読めなかった)→ キョフテ、そのものでんがな!

      好きになる以前に、好きになったものが溢れかえっているようで、デジャ=ヴがもの凄そう。
      山岡さん、私なんだか怖いわ…。

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