※注意: 今日の記事はいつも以上に下品な画が出てきます。18歳未満のヒトを遠ざけて下さい。
フランスの風刺新聞「シャルリ・エブド」紙が、また騒がれています。
『エルドアン、プライベートではとても面白い人』
シャルリ・エブド紙のツイッターアカウントでは、表紙画像が全面載っていました。
『Oh! モーレツ』みたいなスカートめくり...(丸善石油を覚えている毒者、遺言の準備よろしく)
これじゃトルコ共和国の大統領閣下が怒るのも無理は無いと思います。
(僕の事は入国拒否しないで! トルコ大好き! >トルコ共和国政府)
風刺画家のアリス・プティ氏について「大統領への侮辱」の罪で公訴するよう要請したそうです。
【エルドアン大統領、シャルリー・エブド誌を告訴】(TRT日本語版の記事タイより)
でもこの似顔絵、あんまり大統領閣下に似ていない。それにトルコの女性ってヒジャブを装着する人は半分以下でしょ?アルコールを持っているのは間違っていません。イスラム圏でも世俗的なトルコは飲酒がOKです。
【脱肛後追記】トルコでは30日午後にイズミル近郊で大地震が発生。イズミル在住の友人は無事だったそうですが… 被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
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昔、故スイスの先生と一緒にブルゴーニュに滞在していた頃。朝、焼きたてのパンを買い出しに行くと、先生はお気に入りの Le Canard enchaîné ル・カナル・アンシェネ(鎖に繋がれた鴨)という風刺新聞を喜々として購入していました。そのパン屋の隣の、煙草 & 新聞キヨスクにはシャルリ・エブド紙も並んでいました。
「先生、このチャーリー・ヘブドーって… 襲撃されちゃった新聞?」
「シャルリ・エブド、ぢゃ。馬鹿者。貴様ホントにフランス語はダメぢゃな...」
「(プチムカ。アメリカ人はこれでいいのだ) こっちは買わないの?」
「その新聞はクズぢゃ。表紙さえ観とうない」
いつものように辛辣だけど、そこまで言うかな?…と思いました。
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そこでそのまま忘れていたけれど、このところのシャルリ・エブド風刺画がらみで起きた襲撃事件で思い出しました。そこで、シャルリ・エブド紙ってどんな表紙を発表しているのか調べたら… すっげーサイテー!鬼畜!外道!
(おまえにだけは言われたくなかった… って言い返されそう?w)
火に油を注ぎまくっています。
同性愛が死刑になる国々に対してこんなの描いたら、そりゃ怒るだろ…。
同性愛つながりですが、フランシスコ教皇が LGBTQ+ を許容した件についても風刺しています。どうやらシャルリ・エブド紙は宗教を差別することなく、まんべんなく風刺しているようです。
…が、これって、どうよ?
『三位一体』
父と子と精霊が… そうか『精霊』はバリタチだったのか。(アーメン)
イエス様の手と足に、磔にされた時の穴が描いてあるのが凄すぎます!
T学園でアーメンやっていたせいもあって、さすがにこの画には虫酸が走りました。
なるほど。こんな風刺をされたら斬首しちゃう気も判らなくは…(ぉぃぉぃ!)
T学園は新教ですが、ローマ・カトリック教会の皆様は教皇聖下の風刺画にキレそう。
『聖下、リオへ!』
これ見てT学園よりもブチキレそうな学校、イエズス会の上智とか、あるかも。
これじゃテロで襲撃されちゃっても仕方が無い、とまでは申しませんが…
シャルリ・エブドって、下品すぎます!
表現の自由以前に、ヒトとしてどうよ?という画が表紙を飾るのって、どうよ?
相手の心情も考えずに侮辱するのが表現の自由って、どこか間違ってないか?
フランス人って、こういう画を授業で見せられて育ったの?
フランス人って、こういう素材で「表現の自由」を学ぶの?
…友達になれないかも。
最初に「18歳未満を遠ざけろ」って書いたけど…この新聞って、公衆の面前に晒されてるよね。しかも朝から。
やっぱりフランス人って心からの友達になれないかも。(しまった!ジェロム シェフはフランス人だった!)
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