Sunday, August 30, 2020

United Starts Cancelling Empty Flights

Skift によると、ユナイテッド航空は搭乗率が低いフライトをキャンセルするようになりました。
まあ、昔からこっそりやらかしていたかもしれませんが... 今回はCOVID-19を理由に堂々と発表。

予約システムのアルゴリズムで、搭乗率が3割以下のフライトを欠航させる模様です。
具体的には...

・出発の7日前に適用されます。
・当該アルゴリズムは、予約変更の容易さ、到着先での機材の必要性、クルーへのインパクト等を加味して、欠航するかどうかが判定されます。
・現在のところ1%以下のフライトに適用されています。

ユナイテッド航空はこの欠航判定アルゴリズムによる乗客への影響は以下だとしています。

・影響を受けた乗客の77%は、目的地へ当初の4時間以内に到着している。
・3分の1の乗客はむしろ早着している。

米国内線はハブ空港から同一目的地への便数が複数ある事も多いので、影響は少ないように見えます。

しかぁし、みなさまよく聞くざます。

ここでユナイテッド航空に騙されそうな状況が発生するのです。

例えば、当初13:00時に出発の便を予約していて、これをキャンセルかまされたとします。ユナイテッドは出発の7日前に、貴方を朝9:00時発の便に振り替えるかもしれません。こうすると4時間早い出発になるので、早着したってあたりまえ。下手したら乗り継ぎの空港で数時間もヒマを潰すハメになるかもしれません。それに9時発の便に乗るんだったら、朝起きるのは夜明け前だったりしちゃうよね。

出発時刻や乗り継ぎタイミングを考えて予約してあったのが、とんでもない旅程へとこっそり振り替えられている可能性があります。つか、UAのコンピュータが設定した予約変更って普通そうなります。ユナイテッド航空の甘言に惑わされることなく、酷い目に遭わされないように心がけましょう。

なにせ相手はユナイテッド航空。まずは疑ってかかりましょう。

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