Monday, August 31, 2020

Wildfire and Air Pollution

先々週の熱波が去るときに、8月17日(月) の未明から早朝にかけ酷い雷雨がありました。
(ちなみに熱波は38℃に届いたけど湿度20%くらいなので、なんとか耐えられました)
1997年に引っ越してきて以来、こんないっぺんに落雷しているのは、はじめての体験かも。
夜明け前がいちばん酷かったので、実際はほとんど寝てましたけど...。

おかげで落雷による山火事が加州のあちこちで発生して、まだ秋になる前からボンボン燃えまくりです。
今年は例年の山火事以上に、ものすごい勢いでがっつり燃え盛っています。

サンフランシスコ・ベイエリアでの影響と言えば、北にある街サンタ・ロザでスヌーピー原作者のシュルツさんちが燃えちゃったのがまだ記憶に新しいですが... 今回はもっとやられています。
上図はカリフォルニア州による8月末の火災状況マップ。ベイエリア南部でふたつ、ナパのほうでひとつ大火災発生中。いつもナパの近所で山火事が起きると「今年のワインはスモーキーなヒントがあるだろう」とかいうジョークが飛びますが、今年の延焼具合からすると冗談どころじゃありません。あちこちのワイナリーごと燃えちゃってるんじゃね?

この影響で、もう先週からずっと全米最悪レベルの大気汚染が続いています。
サンフランシスコのスカイラインは、まるで人民共和国...。いや、最近は大陸中華でもここまで酷くないでしょう。印度の首都圏といい勝負... って、ものすごく体に悪そうですが、どうしようもありません。

普段は大気汚染が進むと Spare the Air といって、暖炉に薪をくべるのは罰金になるし、不要不急のガソリン消費を控えさせる注意報が出ますが... 今回はそんなの役に立たないほど空気が汚れています。

え? この真夏に暖炉で薪を燃やすかって?

いま我が家の周りは日没後15℃くらいまで気温が下がるので『暖炉をON』は充分ありえます。

ちなみにこれが、30日(日曜)11:00 現在の天気予報ですが... 現在のお天気は、Smoke。 
(この辺は華氏を利用する変態ですが、表示を摂氏に切り替えてスクショ撮りました)
「くもり」じゃなくて「けむり」って天気、どうよ?

でもこれで最高気温は23~24℃、最低気温が14℃くらいなのが判ったでしょ? この『夏は北海道、冬は沖縄』みたいで、一年中秋みたいな天候が気に入ったのも移民を決断した理由のひとつでした。

もう焦げ臭いのには鼻が馬鹿になって慣れてきてしまいましたが... なんとかして欲しいです。肝心かなめの連邦政府は... 糞馬鹿爺が「民主党のせいで酷い山火事だ!」ってツイートするだけで、何もしてくれません。

11月第壱火曜日の投票で、政権交代するのを心から願っています。

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