Thursday, January 3, 2019

İstanbul 2018 Dec. (6)

イスタンブール滞在中は、昼間はトルコ風呂で蒸されて、オイル → ソープ → タオルドライマッサージ の繰り返し。
風呂屋の常連とGoogle Translatorで世間話したり、英語が堪能なマネージャーくんとダベったりして5時間は潰す。

その後は午後遅いランチをどこかで摂ったり、近所のバクラヴァ屋でお茶したりしてのんびり過ごしました。

そしてディナーは、ホテルの地上階にあるロカンタ(居酒屋)で。
毎年4~5回のペースで滞在中はほぼ毎晩食べに来るから、初日と2日目でほぼ全てのスタッフに挨拶されます。
チヤホヤされるので、隣に座ったお客さんに英語で「あんた何者?」って聞かれたことも何度かありました。(笑)

そして、超マンネリだけどこれが食べたくてイスタンブールに来ているようなもんです。
トルコのミートボール(この店のサイズだとミニハンバーグ)の、キョフテです。写真でも判るように中東系スパイスで風味が付けてあるけど、ここに本膳醤油をたらすと日本人(血馬県人だけ?)にはさらに美味しい。今回は前月につきぢ田村でもらってきたばかりの新鮮な醤油だったから、なおさら美味しかった♪

お食事終了後、コーヒーだけしか頼まないと勝手にデザートが追加される。
うっかりコーヒーも頼まなかったり注文が遅れるとコーヒーも追加される... もちろん無料。(汗)
夏場は無花果のクリーム載せですが、冬はカリンのコンポートにクリーム載せ。
まんなかの、種の入っていた穴にはクローブが詰めてあるのが中東っぽいかも。

トルコはスペイン同様にチップをカード決済には載せられないので、仕方がないからキャッシュを置いて行きます。
でも... いつも少額の紙幣はあまり持ってない。欧州はチップが数%の世界だけど、アメリカ以上に置くことになる。

そして朝食。今回から、朝食ブッフェじゃなくて「おひとりさま」になってる...。しかも僕の分だけ。
あれ?僕以外にも泊まり客がいたよな?
・・・と思って女将のアイリンさんに聞いたら「今度から、朝食はお得意様だけに出すの」って言われ、嬉しいというより心苦しくなりました。そもそもこんなに食い切れないよ。朝食は用意しないでくれ、バクラヴァ屋で食べるから。って言っても、どうしても用意させろって押されたので...「普段、朝はヨーグルト、バナナにカプチーノだけだから、こんなに用意しないで」ってお願いしました。来月はもう少し分量が減って食べ残しは無くなると期待します。

・・・ちなみに上写真の朝食、パンの籠とジャムは手つかず。ナッツは2~3粒だけ。あとは全てカラッポにしました。
朝からこんだけ食べて、いきなり風呂屋で揉まれるとアウトになるので、最近は最初にサウナでくつろぎます。

トルコリラは暴落から回復してきたものの、2018年末でもまだ USD1.0=YTL5.3付近だから一泊70ドル未満。泥棒!
こんな良好な通貨レートが続く限り『安くて美味しい』イスタンブール通いとシンガポール通いはやめられまへん。

そして...「お部屋で午後ティー」は、隣のバクラヴァ屋からいろいろ買ってきて。
これはドライで糖蜜少なめのピスタチオ・バクラヴァ。いちばん好きなのはこれと、細い乾麺みたいな筒に砕いたピスタチオを詰めて糖蜜だらけにしたカダイフというタイプ。今回うっかりカダフィくださいって言い間違えたら、隣にいたサダム・フセイン似の爺にカダフィはリビアで氏んだ!ここはトルコだ!」と爆笑されました。

基礎言語がトルコ語でフィックスしているので「おまえも首吊られそうだな。」という台詞は返せませんでした。
この國...「おやぢ狩り」対象年齢に達すると口髭を蓄えるのが大多数です。周囲はフセインの親戚だらけです。(笑)

空港とホテル、そして毎日の風呂屋までの送迎ドライバー、アドナンは相変わらずコロンヤを買ってくれます。
今回も「日本の桜のかほり」を買ってくれました。僕もこれが一番おとなしい香りで好き。

どうせまたもらうだろうと、空港セキュリティ対策に100mlの小分けボトルを2本持ってきました。ところが...
今までは200mlだったのに倍増された。嬉しいけど... アドってば人の言うこと徹底的に聞いてない。しょうがないので小分けボトルふたつに詰めた後は、アフターシェイブの小分けボトルやリステリンの瓶をからにして持ち帰りました。

宿の女将さんと、日曜はホテルで朝食をしない事で、かすかに交渉に勝った(笑)ので、近所であさごはん。
バクラヴァ屋の隣にあるナムル・グルメという高級食品店・兼・カフェテリアが朝7時から深夜まで開いています。

観光客がよく来るらしく、片言でもけっこう英語ができるからアバウトなオーダーでも大丈夫。アレンジしてくれます。
・・・量が大杉なのが、ただひとつの難点。後でカード利用内容を確認したら、こんだけで6ドル10セント
「多くても少なくても値段は一緒だ気にするな」っていくら言われても、食べ残したくないよね。

暫く来たことが無かったので忘れてた。普通のエキメキ(パン)は無料でいくらでも出てくるんだった...。
これは「ダークなやつ(多分、全粒粉?)をひとつ」って頼んだら、籠にひとつは変だとか言われて、こうなった。
イスタンブール市民、フードロスへの関心が薄いです。そんなに余らすなら店の前の物乞いさんに食わせてやれよ!
(いる。後進国並みにあちこち乞食がいる。でもアメリカや日本の乞食みたいに偉ぶらないから好感は持てるw)

このナムル・グルメで必ずつかむのは、このハチミツ&ヘビークリームのセット。
蜂の巣付きもあって試したけど... 蜂の巣は蝋みたいな舌触りでイマイチ。T学園の蜂の巣はもっと美味しかった。
トルコミツバチって種が違うのか?それともT学園のハチが学部長の寵愛wのおかげで美味しい巣を作るのか?

謎は深まった...。(またT学園関係者以外に「学生が養蜂までやるのか!?」と馬鹿にされそうな悪寒...)

「この蜂蜜クリーム一皿とチャイ(紅茶)だけもらって、無料のパン食べてれば朝ご飯は充分なんだけど?」って風呂屋のマネージャ君に話したら、月曜日の朝ここんちで『トルコ人の典型的な朝食』をしてみせてくれました。(僕はホテルで食べてるから、チャイだけ付き合いました)
内容的には上写真で僕が食べたのとほぼ同じで驚いた。必須なのはトマトに胡瓜、オリーブ、山羊のチーズだって。
「あと、この店は蜂蜜が上等なんだよ」って、僕も来る度に掴んでるから正解なんだと納得できました。

他には、今回はトルココーヒーもけっこう飲んだ。
だんだん「どのへんまで飲んでいいのか」が判ってきた。最後にどうしても舌が粉っぽくなるのは普通だそうです。だから気が利く店なら必ず「チェイサー」みたいに舌をサッパリさせるためお冷やが添えてあるようです。ドライバーのアドは「舌に残る粉っぽさがイイ」って言うし、風呂屋のマネージャ君はそれ聞いて嫌がるし、そこは十人十色。

来る度にだんだんトルコ生活のディープな部分が見えてきて、今年も春まであと4回通うのが楽しいです。
あ、今年からはもちろんユナイテッド航空とトルコ航空の組み合わせで修行に戻るよ。(笑)

2 comments:

  1. obaKoba-sann,

    I know it was a difficult time when the Istanbul’s ministry obligated the concession hotel to be closed.
    Although, you’re very happy that the hotel is open again, aren’t you ?
    You told me that by way of the recent assassination-frightened state and maintaining announcement in the high rank caution from US to Turkey, lots of hotels are ending and the number of Westerners visiting the country is decreasing compared to the one of Arabic people.

    One more benefit, favored position or circumstance of the hotel for you should be the power to work with English.
    Most of the employees of Karaköy Rooms must be pleasant or satisfactory English talkers.
    You’re really relaxed each nightfall, aren’t you ?

    best denki

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    1. Best Denki sensei,

      I was being an admirer of this hotel and lokantası. Owners remember about this hence when the hotel reopened, they gave me the most welcome behavior and always keep my favorite room. I never missed the room I preferred and the breakfasts are being served only for me. Actually, I was feeling guilty somehow, and then told to Aylin, the owner, that I wish to refrain from the breakfast offers. Then she told me she has to prepare breakfast for her employees therefore no big endeavor she has to spend for me. I feel I am pretty much adopted this Karaköy family.

      And yes. They are good English speakers (not talkers). Job qualification for the Karaköy Rooms employees is B1 to B2 level of CEFR in English. That means, they can clarify to take an exam at Tokyo or Kyoto University! (LOL)

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