Sunday, August 19, 2018

Sydney 2018 June (10)

日曜日の夜。明日は早朝に空港へ向かいますが、最終日なのでマレー料理の人気店へやってきました。
ところが... 店の前はありえないほどの大行列です。去年訪れた時からさらに人気が出ている。

行列は隣の店の前を超えてて、ほぼ交差点まで達してます。これじゃ近所迷惑だよね...。
中華街でも行列に割り込む人はいないのが、さすが先進国オーストラリア。

店内で食べるのはさっさと諦め、お持ち帰りのオーダーに入店しました。
当然ながら満席な店内。持ち帰りを注文してからも、出来上がりまで15分くらい待たされたよ。...つか、注文したロティのタイプが生地にバターを追加で練り込む必要があるから時間がかかった模様。

入口付近で、シェフさんたちがロティ・プラタを作って焼くパフォーマンスをやっています。
あの、丸めた小麦粉がロティ・プラタの生地。手前のボウルに入った油の量がもの凄くてビビった。

シェフさんが生地を引き延ばして薄くしていくのを追いかけてみました...。
油を塗った手で引き延ばしていきます。破れもせずに器用なもんです。

生地をざぶとんくらいまで引き延ばしたら、隅っこを持ち上げます。
ここからが手早くて、感動的。

なんだか、ふきんをたたきつけるみたいにペッチンペッチンしてます。
これでかなり薄くなります。ピザの生地を延ばすパフォーマンス以上に繊細だと思う。

見よ。この指が透けて見える薄さを。
こんだけ薄くなるまで1分以下。窓の外では行列のみなさんが食い入るように見つめ、自らを空腹感で虐待しています。

紙のようにペラくなった生地を、こんどはたたみ始めました...。
これで、パイ生地みたいに小麦粉と油が何層も重なったロティ・プラタ(焼く前)の完成です。

これを後ろにかまえる別のシェフさんへ渡すと、こんどは焼き始めます。
きれいに焦げ目をつけていきますが、空気を巻き込んでいるからふくれるやつもいる。なんだかお餅みたい?

・・・と、写真記録しているうちに僕の注文品が完成しました。
大行列を尻目に、2ブロックほど離れたホテルへ戻ります。

徒歩数分で、ホテルの看板前。
表面がサクサクなロティ・プラタをかかえているから、足取りも速くエレベータが来るのももどかしい。(笑)

そして、部屋のこっちのテーブルで展開させることにしました。
受け取ってきた内容をそのまんま並べましたの図。

パッケージを開けると、こんだけ。
チキンのサテが6本。バターたっぷりタイプのロティ・プラタ、そしてミン・ゴレン(マレー風やきそば)です。

サテは上出来。
甘いピーナッツのタレにつけて、玉葱と胡瓜をつまみながら片付けます。

ロティ・プラタはこんな出来上がり。ギー(クラリファイドバター)のいい香りがしてきます。
カレーソースは3種類。辛いの、そんな辛くないの、中辛で濃厚なの、と差別化されていました。この後の旅、シンガポールでもロティ・プラタの有名店に入ってみたけど、やっぱりカレーソースは3種類で同じようなバランスになっていました。何かしらの法則性があるのかもしれません。

ロティをちぎって、内部を接写してみました。
層状になっていますよね。焼いた面はカリカリした食感で内部はもっちり。間にはさまった追加のバターが芳ばしい。

さらに、焼きそばまで。我ながら飽食しまくりで恐ろしい...。
マレー風の焼きそば、ミン・ゴレンは甘辛仕上げでピーナッツ風味。芳ばしい香りとスパイスのおかげで食が進みます。最後の晩はホテルの部屋でひっそりとお食事することになっちゃいましたが、美味しくて充分に満足です。

2 comments:

  1. obaKoba-sann,

    You visited the restaurant at the very last night in Sydney and the location was busy !
    It’s funny for me to imagine you definitely stuck your nose to the front glass and kept an eye on the chef create crisp rotis.
    And I’m very impressed to know how the rotis appeared somewhat hurriedly, and seemed quite delightful esp. to the taste.

    Taking everything in mind, you doubtlessly got for what you paid and had a pleasant night, I guess.

    best denki

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    1. Best Denki sensei,

      For me, this was the third time visited Mamak therefore no big surprise remains here except people “queuing.” (We American use a phrase “make a line” but it turns into “queue” in Australia, Singapore or UK.) But it’s a good sign people queuing is proofing the taste is good, and/or following the authentic Malaysian flavor.
      By the way. I didn’t have to stick my nose to the glass window. I could take pictures from inside of the restaurant with an approval.

      The sad part was; roti prata is crispy within several minutes after it’s baked right. Therefore, eating 'em in the restaurant is the perfect way. To go (take away) roti goes soggy very quickly. Fortunately Holiday Inn is about 3-4 minutes away on foot so I could still enjoy somewhat crispy roti.

      I never been to KL (or Malay Peninsula) yet but I am already confident to identify a good quality of roti prata by the experiences from Mamak as well as the one in Singapore.

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