Japan 2018 May (13)

United 838便でサンフランシスコへ帰ります。

まだ誰も並んでない。すかさず Group 1 のいちばん前に並んだら、すぐ後から数名が行列。

この日のポラリスビジネスは元々の有償顧客搭乗率が多分6割くらいだったのに、当日いきなり満席に。

理由は、前日の羽田発SFO行きがタクシング中にパンクして欠航したからでした。僕の後ろにはSFO経由でバンクーバーへ戻る乗客ふたり。復路に欠航かまされたうえ空港まで変わって機嫌が悪そうなので、あんまりお話ししませんでした。

【脱肛後追記】
ユナイテッドは羽田でパンクしたけどナッツリターンは成田で車軸が折れたよね。やっぱり南朝鮮、怖いわ。

羽田便が欠航した翌日の成田発838便は順調に搭乗開始。定刻10分前に出発する手際よさでした。
下写真、オーバーヘッドビンに荷物詰めてるもんもん姉さんと坊主頭のデヴが羽田便欠航の被害者。

個人的にはもう見飽きた感のある、ポラリスビジネス...。

座席も、もう座り飽きた感のある、3Aです...。人気の席なんだけどね。

Saks Fifth Avenue のデュヴェは暖っかすぎて使わないから頭上に収納し、出発前の身繕いを調えます。
（重要なのはズボンのベルトを緩めるだけですが。(笑) あとは腕時計の交換とか財布の交換も）

ウェルカムドリンクは、スパークリングワインで。

ちょっと色が乗ってる。でも泡が粗くて、純正シャンパーニュとは思えなかった。

ここでミールサービスのオーダーを取りに来てくれました。

「和食を予約してあるはずですが？」
「･･･？？ 記録にはございませんが」
「これで今年2回目なんですよね。出発前にも1K Deskにクレーム入れたのに...」
「できるだけご希望に添えるようにいたします｡」

素直にごめんなさいをしないアメリカ人。(怒)

 でもいちおう和食がアサインされました。1K Deskでも「もしまたミスったら、このシカゴにかかる1K専用電話じゃなくてヒューストンの Corporate Customer 部門にいる担当者へ言いつけた方がいい｡」と教わっていたので、この顛末をヒューストンの担当さんへメールで伝えたら... かなり速攻で丁寧な陳謝の返信メールと一緒に、ん百ドルのサートをくれました。でもサートをもらうのより、こういう連絡ミスというか、何度お願いしてもミール予約がどっかいっちゃうのはもういい加減にやめて欲しいです。

閑話休題。

帰りは追い風だから、たったの9時間ほどでSFOまで帰れます。

おなじみ、座席3Aに座って出発待ちの景色。

代わり映えしませんが... なんか他の席に腰掛けたら「負けた」気分になるかも？(笑)

タクシング中、テイクオフ待ちをしていたらひとつ前に飛んでいったのが787塗装をしたまんまのANAでした。

まだこの「ANAは787のローンチパートナーです!」な塗装、そのまんまだったんだね...。

我々が乗った飛行機が滑走路へ達し回頭している時、ANAの787がローテーションしたところでした。

点のようにちいさな787をちょびっとだけ拡大してみました。そして我々も離陸。

座席ベルトのサインが消えたところで、ちょいと用足しに... で、新型で初めて見たサイン。

これ、便器のフタですが...「トイレを詰まらせるとフライトが遅れる」って書いてあります。
これは搭乗したPAXへのあからさまな脅迫ですよね！？ もっとも便所に何か流す奴が悪いが。
（流しちゃいけないものの中に「くまさん」があったのは驚いたが... この事例、多いのか!?）

席へ戻ってビバレッジのサービスを受けて。（便器のフタの直後にミールサービスの話で、ホントごめん）

トニックウォーターをもらいました。水も炭酸水でブクブクセットです。

そしてお食事が始まりましたが、無事に和食を割り当ててもらえました。

一の膳

最初はこんだけ届きます...。

煮物

山葵豆腐、野菜の巾着煮、麩の八方煮、しめじの八方煮、塩辛チーズ、菜の花
さすがSFO発便のように菜の花を青梗菜にすり替えたりしていない。どれも無難な出来。

小鉢

飯蛸、筍と湯葉の白和え
「小鉢」のほうが、物理的には平たい皿に盛られているという不思議。(笑)
ここでも季節物だからか、富津名産のイイダコが使われていました。菊花とは相性がいいのか疑問。

そういえば子供の時、ラッキョを付けた釣り針でよくイイダコを釣ったものです。（遠い目）

そして前菜

鶏肉の塩焼き、ふきのとう味噌
メニュー読んで無くて、アボカドみたいな物はなんだろうと口に含んで蕗の薹だと判った。香りが鮮烈。

お皿を重ねるのは決してお行儀がいいとも思えませんが、食べ終えましたのサイン兼、片付け易いように。
でもこうして重ねたら、洋食メニューと共通の「コンチの地球儀」柄の凸凹な器なのがよく判ります。

お皿を下げる時にアテンダントさんからは感謝されました。

すぐに二の膳

なんだか主菜が... えらくショボくね？

その主菜

金目鯛のグリル、蟹入り銀餡ソース、にんじん、さやえんどう
いちおう列記されている物は揃えてありますから。という程度で、なんかショボい。
味は悪くないけど、ごはんと一緒にいただくおかずとしては残念な見かけでした。

御飯

メニューには「ご飯、味噌汁、香の物」とだけ書いてあって、その日その日で優柔不断にアレンジできるみたい。
この日は筍ごはんでしたが、なんてことない。白飯のほうが良かったか。でも主菜がショボイから助けになってる？

味噌汁

青葱と若布とキノコ（とうの立ったようなナメコ？）が入っていました。
関東人には白いネギが普通なので、なんだかアメリカの味噌汁みたい...。

この日のアテンダントさんは緑茶を頻繁に注ぎ足しに着てくれました。嬉しい。

これ... 湯飲み茶碗だけは、あいかわらずコンチネンタル空港の柄だよね？

洋食器はずいぶん前に「コンチの地球儀」っぽい凸凹の白磁で統一されたのに。
でも、あのデザインで緑茶の湯呑みはかえって無理筋かも。(笑)

次回、以後のお食事の続きと到着前のミールをご紹介して、日本へ帰省した旅行記は終了です。