Tuesday, March 13, 2018

Tokyo 2018 Feb(4)

金曜のランチどき。takimoniさん、オーマイさんと御一緒に、五代目 銀座野田岩でランチを。

ここ、隣がバードランド(ミシュラン星持ち焼鳥屋)でお向かいが3つ星の鮨屋、SM鮨・次郎という名店揃いの凄いビル。
・・・うなぎと焼鳥の香りを地階に充満させてやればいいのに。次郎さんがキレるから。w
予約はイスタンブールから。トルコ航空のCIPラウンジからスカイプで電話しましたが、予約オッケーでした。
ここんち、電話のタイミングが悪いと眠そうな声の店主?さんが電話を取って、予約が怪しい時があるんです。

みんなそれぞれに好きなお飲み物を注文して、まずはサラダを分け合いました。
野田岩風サラダです。シャキシャキの水菜を中心に鰻のスライスが入っています。
これはセットに入ってこないけど、出だしには最適なのでいつも注文しています。

これ以降は「うな重コース」で。ランチにしては品数が整っています。
うなぎ煮こごりと、おしたし。←江戸下町訛りw
ゼラチンで固めた(に違いないw)鰻の出汁が口腔内でとろけるのがステキ。

おしたしのてっぺんに乗った物体にかすかな疑問。おふたりに問いかけます。

「このしらす... まさか鰻の稚魚じゃないよね?」
「いくらなんでも、それはないでしょう。」と速攻で返す、賢人の御両名。

そして次は、塗りの箱が出てきました。
御銘が入っていて、下が保温された金属バットになっています...。

フタを開ければ、志ら焼きが。
山葵が添えられてきて、塩か山葵で召し上がれ。って言われますが... 僕はほぼそのまんま何も付けずに摂取。タレに頼らないうなぎの風味、主にほんわりした脂の香りが伝わってきて、いけてます。ビール飲みに嬉しい一品では?

続いては、茶碗蒸し。
経験的には「茶碗蒸しはコースの最後に」と思っていましたが、ここんちではメインのうな重様の前に供されます。

フカヒレ入りの茶碗蒸しです。僕には柚子が強いので、除去。(なんだかんだ好き嫌いの多い奴)
細長く切られたフカヒレの食感と風味に出汁で溶いた玉子の風味があいまって、これも上等な茶碗蒸しです。

そして、歌舞伎の隈取りがデザインされた塗りのお重が周辺機器を連れて届きました。
うな重コースの主菜、こうなっています。

フタを開けると、こんな。(開けたフタは外側に置く和食マナー、ちゃんと覚えてた。有難うT学園)
数年前と比べて、なんとなく鰻様が小ぶりになったような気がするのは、被害妄想? お値段が張っても同じくらい立派な鰻様をいただきたかったんです。「うなぎ大きめ」とオーダーオプションをしなかったのはプチ失敗。

でも、ここんちのタレはアッサリしていて、これでも充分に幸せ。
俗に言う「フカフカのうなぎ」とは違います。脂は必要以上に乗っていない。タレとのバランスがいい鰻重です。

ここらへんにくると、ぐっと会話が減るのが何よりも美味しい証拠。(爆)

肝吸いが周辺機器では最も重要。
ここんち、少し昔は「釣り針が残っているかも。ご注意を」のサインが置いてあったけど... もう流石に消失。天然ものはなかなか入手が難しい昨今の現状を誰もが知っていて、マーケティング要素だというのがバレバレだから?w

箸休めにお召し上がりください。と置いていかれた大根おろし。
水気を切ってうっすら味を引いてある。舌が引き締まって食が進みます。

香の物は... オーマイさんに退治をお願いしました。
浅漬けなので無理すれば食べられますが、何も我慢して食べなくてもいいし。

最後に、焙じ茶と水菓子が出てきて、おしまい。
2月上旬でしたが、もうイチゴの季節なんですね... >日本國
この後に入ったレストランでも「いちごフェア」だらけでした。

御両名、平日でご多忙のところをご参集いただき、ありがとうございました。

おふたりと別れた後、電池交換で預けておいた腕時計を引き取りに。
セイコーのバッテリ交換は、和光でやってもらっています。 前回は eBayで落とした中古の「オメガ・シーマスター ポラリス」(もちろん United Polaris™ にちなんで買ったw)を10本持ち込んだので、技術の方に覚えられていました...。

時計を受領後は、オサレなポチ袋とか米国で入手が難しい文具を買いに伊東屋へ向かいました。

6 comments:

  1. obakobaさん

    その節は誠にありがとうございました。m(__)m
    久し振り・・・前回お会いして以来の野田岩の鰻,堪能させていただきました。

    これから昼食ですが,本物のおかずより,この写真の方が食が進みそうです。笑

    次回またお会いできるのを楽しみにしております。

    takimoni

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    1. たっきぃ様、

      こちらこそ、ご多忙のところをお時間頂戴してしまい恐縮いたしております。

      こちらではRexが辞めちゃって、もう a few good men がいなくなっちゃって Administration of Leftovers 状態でイタすぎます。 > Trump regime
      日本國でも安倍晋太郎政権が蕎麦屋方面の問題で大変なようですが、他に政権を担える党が無いからアメリカ以上にイタイかも。w

      次回は黄金週間が終わって気候の良い時期に帰省する予定です。また遊んでやってくださいまし。

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  2. 野田岩さん、5代目が未だ頑張っていらっしゃるんですねえ。もう80をとうに過ぎていらっしゃるとか。
    本店は実家でも贔屓にしていたので、法事などで出前をお願いしたことを覚えています。
    勿論、お店にも数回行って鰻をいただきました。いや、懐かしい・・・
    今度、近くに講習会で行かなきゃいけないので、行ってみようかな?

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    1. あつさん、

      そうでしたよね。あつさんちって野田岩本店のご近所ですよね...。
      やっぱT学園って入って来る人々がハンパないわ。w

      五代目さんって、そんなお歳だったんですか?
      お写真拝見した限りもっと若そうですが... うなぎ食べてると精がつく。ってホントかも。

      この銀座店はロケーションが便利すぎて怖いくらいです。ぜひお立ち寄りください。
      夜なら、隣に焼き鳥屋と鮨屋もあります。...めっちゃ人気で予約とれないけど。

      でも僕たちには、つきぢの名店があるもんね♪
      やっぱT学園って...(以下省略)

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  3. obaKoba-sann,

    I hear Nodaiwa, which is settled around two hundred years in the past, is presently run by the 5th era of its holders.
    The leader restaurant is thought to be in a relocated timber ranch in the Higashi-Azabu field.
    It keeps a Michelin celebrity.
    Though, you moved to the division in the Ginza, where you could earn a booking without difficulty.

    The food is presumed to be alike, even though the established environment is not the same.
    The Ginza diner, which is approachable from the Ginza metro depot, appears to be generally for job midday and early evening meals.
    It should be crosswise the corridor from the especially legendary sushi restaurant, Jiro.
    The furnishings of the place look like an up-to-date forms of a traditional Japanese restaurant.

    Luckily they had Western-fashined tables, which I think is suitable for you to sit.

    best denki

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    1. Best Denki sensei,

      The Nodaiwa has a long history and one of the most famous Unagi specialties in Japan, located in Atsu-san’s hometown Azabu. That place is too highly sophisticated so I even visited few times during my life in Tokyo. (Or, that area is so isolated from public transportations in good old days. (lol))

      I also like Obana (尾花) in Minami Senju but that place requires making line before opening, then wait almost an hour on the hard wood floor, no chairs available… the taste of Kabayaki is good but doesn’t have worth spending such endeavor for me during my limited timeframe in Tokyo these days. There are good Unagi restaurants in Narita or Shibamata but Ginza is the best venue for me since I can simultaneously do several things such as replacing watch batteries at Wako or Shelman, buying special stationeries at Ito-ya, getting highest-end baumkuchen at Nenrin-ya as souvenirs, or stopping by Citibank ATM, etc.

      Also, eels are not כּשר‎ (kosher) because this fish doesn’t have scales which is a restriction of my family in law. However, myself as a Chiba origin, we eat eels, catfish or even whales without scales (LOL). I can’t disclose about such eating disorder to my family in law.

      Anyhow, bottom line, Nodaiwa is my best restaurant for Unagi Kabayaki every time when I visit Japan.

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