Friday, February 16, 2024

OX9 九牛兰州拉面

サンマテオ駅前に出来て、もう1年くらい経つ中華麺の店 九牛兰州拉面 へ行ってきました。

ここって、以前は BBQ 屋の 3 Pigs があった場所です…。

この立地ってコロコロお店が変わるので暫く様子見をしていたのと、週末は中華の客がもの凄く集まって近寄りがたくて敬遠。でもパンデミックが収まって、客のブームは歌志軒に移ってやや空いてきたので、試してみました。

初回は Campbell(F) さんと一緒に来店。
店内はこんな様子で、木肌の壁は 3 Pigs だった時のまんまです。

でも『居抜き』というわけではなく、キッチンが少し見えるような内装になりました。
開店早々に訪れたら、Hand Pllued と名乗るだけあって、シェフさんが麺を造っていました。

2回目に一人でテイクアウトを買いに来た時、ウエイターくんに…

 「シェフが麺を打っているので、是非見てください!」
 「あ、そしたら写真を撮ってもいい?」
 「もちろんです! どんどん撮ってインスタに挙げて♪」

…と、見学・撮影を勧められました。

同じ週の月・木と現れたうえ、2回目は3人分テイクアウト&ちゃんとチップ載せたので、待遇がいいです。
儂、インスタをやってないので、自分のブログに挙げさせてもらいますね♪

見ていると… シェフさんは同じ動作を繰り返して製麺していました。
両側に、みょ~んと引っ張って…

ブンブンと空中に揺すって、延ばします。
このカット、まあまあうまく撮れたほうですが… シェフの目が逝っちゃってて、私なんだか怖いわ。

延びたら、ネジネジ*します。*ネジネジは木更津高校の先輩のことではありません)
ねじり終えたら…

油をちびっと塗って、形を整え…
そしてまた最初の「みょ~ん」に戻り、これを数回繰り返します。

こうして出来上がった手延べ麺を、5種類の麺の太さ + 汁あり or 汁なし各8種類の風味から選びます。
これがメニューのメインページ。汁麺、汁なし麺、前菜が載っています。

反対側が表紙で、シェフのおすすめとか、自家製の点心とかが少しあります。
ここ、サンマテオ以外にも、SFベイエリア全体で5軒くらいあるようです。

で… 麺の太さ指定のクローズアップが、こちら。
毛細、細、二細、フラット、寛、大寛 の5段階。

初回、Campbell(F) さんが注文したのは… 確か二細(中細)の野菜やきそば。
蔬菜炒麺 Vegetables Chow Mein。すごく普通の太さで、味も普通らしいです。

肉が入っていない時点で、儂は興味なし。
ちなみに、2回目の買い出しでベジタリアンを買う必要があり、ウエイターくんに問いました…

 「汁なし麺でベジタリアンが2種類あるけど、どっちがお勧め?」
 「僕なら断然、油液麺 Chilli Oil Noodles です」

…と言われたので、ベジタリアンな従業員さんへはそれを買いましたが、美味しいらしく、喜んでいました。

  §

ちなみに… Campbell(F) さんも儂も「兰州」の簡体字が読めず、不毛な会話を。

 「ねぇ… 兰州って、どう読むんだろう?」
 「それって『そしゅう』じゃないの?」
 「♪蘇州蘇州と人馬は… あれは徐州か。(笑)

Campbell(F) さん、ググるのがメッチャ早いです。すぐ見つけました。

 「これって蘭州(らんしゅう)みたいよ」
 「それ… どこ?」
 「内陸の方みたい… もう、モンゴルに近いかも」
 「あ~、やっぱり『辛い中華は内陸』の法則だね」

四川 = 重慶とかも内陸だし、寒い場所は辛いのが好きだよね。

  §

さて、儂が食したのは… 麻辣肉醤麺 Spicy Ground Pork Dry Noodles です。
麺は大寛 Belt Flat で。

麺が見えないので、下品な箸上げをしました。Campbell(F) さん…生温かく笑いっぱなし。
いちばん太い麺だと、幅 1.5 インチくらいでしょうか?ホントにベルトみたいに太いです。麺のコシはなかなかのモッチモチで、ここらへんのガチ中華で一般的な「茹ですぎ」感はありません。

で… 優しくピリ辛なミートソースがなかなか美味しかったので、また木曜日も同じ風味で。

持ち帰って撮影していますが、こちらが「寛」の、太い方から2番目。
パッパルデッレがこのくらいの太さでしょうか?このへんがバランスがとれていて美味しいと思います。辛さがいい塩梅で、儂にはこの程度の辛さだと中毒性があります。それに持ち帰りしても、麺はモチモチのままでした。

炸醬麵も美味しそうだし、店で食するなら汁ありの麺もいってみたいです。
平日なら混雑しないようなので、今後暑くなるまではヘビロテしそうです。

九牛兰州拉面
OX9 Lanzhou Handpulled Noodles
11 S B St, San Mateo, CA 94401
+1 (650) 242-1790
Open: Everyday 11am - 3pm, 5-9pm

  §

Campbell(F) さんとランチした後はいつも、デザートを摂りに Meet Fresh へ…。
かき氷のMサイズが出来ていたので試しました。
プッツンプリンが横倒しで入っていたり、バニラアイスが載ってたり、ちょっとイロモノかも…。

Campbell(F) さんがいらっしゃったら、きっとまたここでデザートすると思います。

1 comment:

  1. I also first thought, "I've seen the character '兰' before, but how do you read it?" It's read as "lán," I learned something new.

    In Okayama, there are locations that seem good at first glance, but businesses change frequently. Generally, no business type seems to last long, and my wife and I jokingly call it the "cursed location." But the shop mentioned in this article attracts a huge crowd on weekends so much that you'd hesitate to approach, indicating that it's thriving. However, with the pandemic easing up, the boom in customers seems to have shifted to other shop, and it's somewhat quieter now. So, is it cursed after all?

    By the way, I've been reading this blog for years, and I've noticed that when you visit a shop for the first time that catches your interest, you're often accompanied by Campbell (F)-san, aren't you?

    Oh, so "手延べ麺" is called "Hand-Pulled Noodles" in English. Come to think of it, it's an apt English expression. When the chef makes noodles by hand, or rather, pulls them by hand, repeating the same motion on both sides, stretching them out with a swooshing motion in the air, it's occasionally demonstrated in Japan too, so it doesn't feel odd. However, indeed, when the chef's eyes are focused and intense, I'm not scared but rather entertained.

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