Sunday, December 24, 2017

Visiting Japan 2017 Dec. (4)

日本に滞在中の平日... 原宿へ出かけてきました。
行ってみたかった「えう゛ぁ屋・原宿店」は潰れてしまったのですが,竹下口のスタバであさごはん。
「アメリカンワッフル」という物体を注文したら,お絵描きしてくれました。Kawaii文化炸裂です!
アメリカのスタバではお絵描きもアメリカンワッフルも見たことがありません。

そして午前9時に,大使館へ突撃。
オーマイさんに協力していただいて電子的にも物理的にも観光ビザ取得のための事前審査書類を提出してあったので,単に in person で顔見せするだけのような,かなりぬるい手続きで済みました。日本語が非常に堪能な領事さんが「1~2日で用意できると思います。用意が出来たら御電話差し上げます」とおっしゃってくださったので,安心してパスポートを預けてきました。いちおう見かけがまだ日本人っぽい(笑)ので,大使館の皆さんはみんな親切にしてくださいました。(でもその後,トルコ人かと間違われる状況に何度も遭遇...)

現在,米国内のトルコ領事館では観光ビザ発給は1日10~20枚までだったり,例の「トランプがエルサレムKY発言」の後ではビザ発給は2018年末からとか,どんどん悲惨な対応になっています。ビザがいらない日本国籍がうらやましいです。

で,お手伝いくださったオーマイさんを誘って銀座野田岩でランチ。 
いつものうな重コースにしました。
お飲み物は... 僕は梅酒スパークリング,アメリカナイズされたオーマイさんはCoke♪ (笑)
お通しは鰻の煮こごりと... 何だっけ?(汗)

あと,別に「野田岩特製サラダ」も注文して分けあいました。
ガーデンサラダ(笑)にうなぎが入ってる。レッドペッパーソースで軽快に美味しいです。

そして「志ら焼」がキマした。
塩と山葵でいただきますが,な~んも付けないほうが滋味滋養を感じられる。
ここんちの鰻,脂っこくなくてサッパリしてるから,どんどんいける。

お次が茶碗蒸し。
フカヒレが入ってます。風味が複雑です。

そして,うな重さまが登場。大根おろしは箸休めだそうです。
鰻の風味がしっかりしているのにタレがサッパリしていて,それでいてくどくないのよ山岡さん。
よく「ふかふかのうなぎ」って表現されますが,そういうのとは違う。すごく食べ易い。

最後が水菓子。12月だったので,柿でしたが... 
コリコリした柿,嫌い。もうちょっとネットリした食感の甘味が乗ったのが好き。
一切れいただいた後,オーマイさんに協力していただきました。

なお,同窓会でお邪魔した「つきぢ田村」でも水菓子に柿が混ざっていましたが,さすが田村さんちの柿は僕のいちばん好きな硬度・糖度で感激しました。

野田岩でランチの後は... 同じビルの2階にある昭和レトロな喫茶室で珈琲を。
アイスコーヒーが銅の器。ガムシロップなんて日本でしか見たことないかも。懐かしい。

お茶してる時,トルコ大使館からまだ電話が来ないのでこっちからリンリンドンしてみたら... 日本語がやや片言な領事さん(?)につながりました。
「御電話頂戴できると伺いましたが,何時頃になりそうでしょうか?」
「アナタハ ニホンジン デスカ?」
「いえ,私はアメリカ人ですが...」
 ・・・途端,基礎言語が英語にフィックス。いきなり僕より滑らかな英語に。
  "If you are not told when, it may take hour or two, maybe ten hours. So... just wait. Bye bye!"
 ・・・電話,切れました。
トルコ大使館領事部,日本人にスーパーやさしくて米国人にスーパー冷酷です。
これもきっとトランプのせいです...(怒) 

ここでイラってもしょうがないから,河岸をかえることに。Ginza Six(旧松坂屋)へ向かい...
途中,四丁目交差点でプリウスだかミライだかを飾ってありました。(ゴーンちゃんに殺されるな,俺)

で,松坂屋のテナントが残念なのを確認して...
「そうだ。あんみつ屋が近所にあるはずだ」
「いいですね,あんみつ」
確か腕時計のシェルマンに行ったとき,何度か寄ったから... と記憶をたどって銀座若松へ無事到達。
「クリームあんみつ」って,「全部入り」だよね。(笑) 黒蜜がたっぷり添えてあって嬉しい。
求肥の味とか,塩酸と水酸化ナトリウムで皮を溶かした缶蜜柑の味とか,もろ昭和です。
煎茶も添えてくれてるし,ひさしぶりにいただくと,なんか,ほっこりします。

あんみつをいただいている最中にケータイが鳴りました。
表示は「トルコ大使館領事部」です。日本語堪能な領事さんがかけてくれました。

「もしよろしければ今日の5時にいらしてくだされば,パスポートをお返しします」
「必ず5時に伺いますっ!!」(店内での携帯電話の使用・絶叫はやめましょう)

その後オーマイさんにちょっと付き合った後は御礼を言って別れ,ふたたび原宿へ。
 日本人にはぬるぽな(つか,朝会って覚えてくれている)セキュリティを通過して。
ここに4時55分ごろ到着。銅像は共和国独立の祖アタテュルク(トルコの父:ムスタファ・ケマル)です。

僕に口髭があるせいか,なぜか初めてお見受けする方々すべてにトルコ語で話しかけられるんですけど...。恥ずかしいけど "Türkiye yok"(トルコ語だめ)って何度答えたことか。まぢ恥ずかしかったっす。

5時ちょうど。今朝受付してくださった日本語堪能な領事さんがパスポートを返してくれました。 
その昔,空港で買ったビザ・ステッカーはもっと小さかったけど,これってアメリカのL-1Aビザ(駐在員ビザ)と同じで,1ページまるごと使ってます。しかも顔写真付き。もう嬉しくてしどろもどろで Çok teşekkür ederim!(さんきゅー・べりーまっち)さらに「ありがとうございました!」と日本語でも謝意を述べて退散しました。

これで1,2そして3月と3ヶ月連続で予約したイスタンブール旅行は予定通りに行けそうです。やはり「両親も,生まれも育ちも純正日本人」なのとか,ホテルとのありえないほど親しげなメールのやりとりを丸ごと提出したのが幸いしたのでしょうか?「ホテルの予約証明って...この電子メールでの一連の会話ですかぁ?」って聞かれた。今年から来年にかけての6回くらいの予約依頼が全部記録されてる。(笑)

あとはトランプ政権がこれ以上事態を悪化させてくれない事を祈るばかりです...。

それではみなさん,Happy Holidays!(記事の性質上,宗教的にニュートラルな表記にしました)

【投稿後追記】
2017年12月28日の在アンカラ アメリカ合衆国大使館の広報によれば,トルコ国民へのビザ発給制限は解除されました。これを受けて同日,トルコ政府による米国市民への電子ビザの発給が再開されました。

2 comments:

  1. obaKoba-sann,

    You will not catch sight of excelling eel anyplace in Tokyo than Nodaiwa, judging from the pics you took.

    It’s attractive home must be worth a stopover at all month of year.

    Nodaiwa seems to have acquired its distinctions for its cuisine.
    What makes Nodaiwa distinguished might be that they use particularly pure eel captured in the wild, not cultured or cared on manufacturing plant land for breeding.

    On the whole, you had a great time with Oh-my-sann !

    best denki

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    1. Best Denki sensei,

      Talking about the restaurants of eel specialty, you should not forget “Obana” in Minami-Senju. Their eel cooking are outstanding too. But I don’t want to make lines under fleezy outdoor until they opens, then at least half hour sitting on a hardwood floor is a torture for Westerners like me. (I can’t sit in Agura style nor Seiza. No wonder I am an American…)

      In Nodaiwa, there used to be a caution sign to their guests reminding the risk of fishing hooks because their eels are caught in wild. However, that signs have been burnished because most of their eels are now cultured too. There’s no such thing “100% cultured eels” yet unless otherwise Kinky University innovates the method, or growing catfish which tastes like an eel. My motivation for having eel is to harm the red list species and make something not-sustainable. (I already got tired of hearing the word “Sustainable.”) I am such a mean biologist, The Swiss Doctor would tell me if he's alive.

      …and Yes. Special thanks to OhMy-san helped my Turkish tourist visa filing physically in advance. If it delayed more, the chance of receiving a right visa would be much lower since Trump Regime (note: President Obama had ‘Administration’ but Trump has ‘Regime’) made this issue more and more difficult and complicated. U.S. Embassy in Ankara (and Istanbul Warden) announced 20th that the tourist visas for Turkish citizens have to wait 378 days! Because they are doing tit-for-tat theory to each other, the Turkish non-immigrant visa for U.S. citizens will take more than a year soon. These days, I really regret I lost my Japanese passport.

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