Wednesday, December 5, 2018

Tokyo 2018 Nov. (3)

SFO発成田行きのANA7便で、最初のお食事をいただいております。

アペタイザの選択肢は3種類ありました。

アペタイザー
・海老とアボカドのクレープ包み キャビア添え
・鴨の生ハムとコンフィ グリーンアスパラガスとバルサミコソース
・ロブスターとマンゴー ロメスコソース

どれも試してみたいし、頼めばみんな持ってきてくれそうだけど... 海老とアボカドのクレープ包みで。
海老とアボカドのクレープ包み キャビア添え

添え物が漬物だった...(号泣)

海老とアボカドはアッサリした風味。トッピングされたキャビアの塩味でバランスを取るようにしてあります。

スープは一種類だけ。「欲しい・いらない」の2択だと思うけど... いるかいらないか聞かれなかった。
コーンスープ(黒胡椒をひとつまみ振ったのは僕のアレンジ)
たぶんレトルトだと思う。日本でしか見たことが無い。というと言い過ぎかもしれないコーンスープ。なんでニッポン人っておしなべてコーンスープ好きなんだろう? 万人受けするものってもうこれしか無いわけ? なんかすごく不思議。

ガーデンサラダ
ドレッシングは2種類からお選びいただけます。 山わさびのドレッシング  トマトドレッシング
「やまわさび」ってどんな風味か少し期待しましたが、僕の稚拙な舌にはホースラディッシュみたいでした。(笑)

洋食の主菜は3種類からの選択です。

 牛フィレ肉のステーキ トリュフのソース [378 kcal]
 チリアンシーバスのソテー 白いんげん豆 ベーコン トマトとバジルのスープ仕立て [585 kcal]
 フォアグラを詰めた鶉のロースト レンズ豆の煮込み添え [394 kcal]

・・・なんで魚料理がめっさ高カロリーなんだか不思議。
つか、全日空ってなんで主菜のカロリーだけしか記載しないのか、そこがそもそも不思議。

ブルゴーニュの赤をもらって一緒に野鳥、なんてちょっとオサレかな?って、ウズラにしてみました。
フォアグラを詰めた鶉のロースト レンズ豆の煮込み添え
すみません。半分残しました。
家禽は中心温度165Fで15秒の火通しが必要だという米国のHCCPをちゃんと守っていました。つまり、肉に火が入りすぎていて固い。機内食という性質上食品衛生基準としては適切な処置ですが、いざ食べる側になった時には残念です。
一方、黒レンティル(レンズ豆)はよく炊けて味も浸みていて、おいしい。一切れ添えられた黒トリュフも良い風味。

「あら... お口にあいませんでしたか?」
「ちゃんとHCCP守ってるから家禽には華氏165度の加熱、しょうがないけど...」
「こばさま、そちらもお詳しいんですか!?」
「いちおう資格は取ったけど... でも残しちゃってすいません」

そしたら、最初に注文を取っていただく時の会話で「まず和食か洋食か迷う。和食の『ロブスター具足煮』が特に気になる」という会話を覚えていてくださって、その「炊き合わせ」アイテムを持ってきてくださいました。
炊き合わせ ロブスター具足煮
和洋折衷になっていますが、ロブスターとキノコ類の組み合わせで出た出汁がステキに美味しかった。

ウズラやロブスターと一緒にいただいたのが、ブルゴーニュの赤では代表格なやつでした。
Chambolle Musigny, Bouchard Père & Fils 2013
「黄金の丘」の大手ネゴシアン、ブシャールのピノ・ノワールです。
まだ抜くのがもったいないくらい若かったです。

引き続きチーズをいただきます。
チーズプレート
クリーム クレモント ハンボルト フォグ ポイントレーズ トーマ
SFOから北に1時間半ほどのポイントレーズで作ったトーマが気になる。普段はポイントレーズといったら青カビばっかり買って楽しんでる。と伝えたら、勝手に感心されましたが... セミハードのトーマはこれといったクセはなかった。

「デザート、いかがなさいますか?」
「確かシュトゥルーデルがありましたよね?」
「え...?」
「うん...と、『リンゴとルバーブのシュトゥルーデル』ってやつです」
「こばさま... 申し訳ありません。わたくしドイツ語の発音は判りかねます」

(俺もドイツ語なんてシュプレッヒェンできねーよ!! と心の中で叫びつつ)
「すいません。スイスやドイツでよくいただく御菓子なので...」

そしてシュトゥルーデルが無事に届きました。
温かいリンゴとルバーブ シュトゥルーデル バニラアイスクリーム添え
アップルパイ・コブラーなんかと同じで、温度差を愉しむ組み合わせのよくあるパターン。
ルバーブの酸味が抑え気味? とかスイスの先生のお手製と比較してはいけませんでした。

ANAのファーストクラス・ギャレーにはエスプレッソマシンがあるから...
カプチーノを頂戴しました。写真だと判り難いですが、予想外にしっかりしたミルクフォームで感心。

プチフールはこんな感じ。
カプチーノをいただきながら舌の上で楽しい子菓子たちでした。

この時分にはもう消灯されています。
機内での消音機材は今回からソニーの WH-1000 XM3 にしてみましたが、BOSEより良くなっていて感動。ただ、耳を覆いこむ形状のヘッドホンは暑がりで汗かきな僕には少しムレるのが難点。寒い(笑)UA機内では丁度良いと期待します。

ブルーレイから落として持ってきた『メアリと魔女の花』とかを観ているうち、いつしか寝ました。

そして... 結構敏感なほうなので、アテンダントさんが寝付いた僕へそっと毛布をかけてくれたのに驚いて飛び起きたり。お互いに「ごめんなさい。ごめんなさい」とか謝りあって(笑)、さらにもう少しだけ寝ました。

次回記事は到着前の、2回目の機内食をご紹介します。

Monday, December 3, 2018

Tokyo 2018 Nov. (2)

今回、成田までは全日空の7便、ファーストクラスを利用させていただきました。
座席番号はいつものように自分へ御褒美の 1K です。77Wのハードには特に変化はありません。

水平飛行に移ると上写真左に見えるカーテンが閉じられますが... 案の定、消灯後もカーテンの隙間からアテンダントさんがPAXの様子を『星明子ガン見』しているのを度々見かけてしまいましたし、用を足して戻る度に新鮮なおしぼり交換。しかもカルダモンやジャスミンでほのかにアロマを利かせたおしぼり...。ここまでやるのか!? と怖いくらいに思ったのは、自席に戻ったらシートベルトが搭乗した時と同じような形状に、つまり「バッテン型」に整えてありました。

ああ、相変わらず全日空のファーストでは放置プレーはしてくれない...とある意味感心しました。

去年と違うのは... ファーストクラスのPAXには100MBまでの無料Wi-Fiがもらえるようになっていました。
パーサーさんがご挨拶に来てくださった時に、こんな名刺大のカードをいただきました。
券面の裏側に銀色のスクラッチ部分があって、そこを剥がすとパスワードが出てくるタイプです。

Wi-Fiを使ってみた結果ですが...
下り170Kbps、PINGの反射に2秒近くかかってる。このふたつの計測結果だけでIT屋さんなら即座にお解りでしょうが... かなり厳しい、というか実用に耐えない。アリューシャンから南北のクリル諸島(南クリル諸島は敗戦国が『北方領土』と呼称するあたりw)では接続が切れました。たまたまお客様からのご注文をメールでいただいたのをスタジオへ回送かけましたが、回送したメールはどっかに行っちゃいました。

さて、出発後のビバレッジは... ワインリストを見て軽い驚きだった、KRUGを。
Champagne Krug 2004
なんと、KRUGは2004年もののミレジメになっていました。今まではNVだったので、凄い!

「去年はマルチビンテージでしたよね?ミレジメにしたら1万円以上高くつきますよ!?」
「こばさま、よくご存じなので嬉しく存じます。日本だと4万はくだらないかと...w」

そのパワーアップされたKRUGを「香りをお愉しみいただけるよう、フルートではないグラスでお出しします」と。
一緒に「香るかぼす+炭酸水」もいただいております。

「こばさま、2004年のミレジメは如何でしょうか?」
「う~ん... あの『僕はKRUGです! いい樽使いました! 余韻が深いでしょう!?』っていうKRUGらしい『あざとさ』が無くて拍子抜けしちゃったのが正直な感想。素直な余韻でスッキリ作るのが好きなRMの泡みたい。」
「(笑) なるほど~!今度から他のお客様に聞かれたら「素直な余韻」というのをご参考にさせていただきます♪」
「あ、僕は馬鹿舌ですから僕の意見なんか参考になりませんから...(汗)」

ということで、2004年のKRUGは買い付け忘れて良かったと思いました。(苦笑)

シャンパーニュのおともは、こちら。
アミューズ
 チーズペッパーバー
 フォアグラムースのカナッペ
 小海老のカナッぺ ハニーマスタードマヨネーズ風味
 胡麻チーズボール

以前は温湿度管理がおかしくてチーズ風味のクラッカーバーがシナシナのヘニョヘニョだったのは改善。
フォアグラ、海老マヨ、ゴマボールなどもKRUGをすする合間に美味しくいただけました。

パンは4~5種類をバスケットから選びますが、黒オリーブを練り込んだ全粒粉っぽいやつに。
塩胡椒、バターとオリーブ油が一緒に出てきます。
パンは日本発便にはかないませんが、やはりユナイテッドとは比べものにならないほど高品質。

ここで気になっていた白ワインがあったので、テイスティングする程度の少量を試させていただきました。
Amigne de Vétroz 2016  アミーニュ・ド・ヴェトロ 2016
ヴァレー、スイス
グラニュー糖をまとったレモンキャンディーの香りに蜂蜜のような甘味を感じる香りがあり、時間の経過と共にマンダリンやカモミールのような香りが混在する独特な芳香。舌先に甘味を微かに感じ、ヨーグルトのような穏やかな酸味が広がります。ブドウ品種はスイス固有の品種、アミーニュでヴァレー地方だけで栽培されています。また20haとその希少性も高く一度は味わいたいワインです。
我ながらスイスへはよく通ったと思いますが... ワインはほぼ故S.A.博士におまかせで、自ら試したがった葡萄品種はシャスラくらいでした。アミーニュという葡萄品種は知らなかったので、テイスティングさせてもらった次第です。

結果... う~ん、あんまし好きなタイプじゃないかも。

上記にあるANAのリストからコピペした文章でも「甘味を感じる香りがあり」とか「舌先に甘味を微かに感じ」とあるように、いきなり甘口です。その後、甘口が引いてクセのない中庸な白ワインに変化してきますが、白ワイン=加州のシャルドネまたはブルゴーニュのシャブリ、で鍛錬された舌にはフィネスの穏やかな白は違和感満載すぎました。

以後のお食事は次回記事にて。

Saturday, December 1, 2018

Tokyo 2018 Nov. (1)

ネタ切れでずーっと休載していましたが、11月に帰省&同窓会に出席してきましたので、その時にスマホで撮った写真で相変わらずの見栄張り記事を仕立ててみます。計10回の隔日連載予定です。

全日空7便で成田へ向かいますが、SFOでのラウンジはポラリスラウンジ。
朝11時発の便なので、朝食メニューなダイニングルームに入りました。

最近はすっかり混雑していて、数分待たされたところで席に案内され... コーヒーを頼んで。
を。劣化がおさまって少し回復基調? ナプキンが布に戻りました。

以前採用されていたコットンのナプキンではありませんでした。
化繊でシワになりにくいナプキンに変更されましたが、御不浄のお手拭きを流用するよりは好印象。(笑)

注文したのは、朝ならもうこの「2種盛り」しかありません。
メダリオンパンケーキ + 玉子みっつのオムレツにスイス&チェダーチーズとベーコン入りで。
このあたりは安定したようで、風味に僕のレベルで判別出来るほどのブレはありませんでした。

お食事が終わったら、外で入場待ちの皆様が睨んでるからさっさと退席します。
階下へ降りて、あと半時間ほど潰していきました。

こっちには珈琲・紅茶と、わずかな乾き物が置いてあるだけです。
従って、意地汚い乞食だらけのユナイテッド(とスタアラ)の乗客はほぼ皆無♪

ここで生温かい珈琲を一杯いただき、デヂタル新聞各紙をダウンロードしてから搭乗口へと向かいました。