Monday, February 19, 2018

İstanbul 2018 Jan (10)

最初の2日間は好天に恵まれていましたが,やはり冬の欧州だけあって,雨降りに遭遇。

この日はタクシー運ちゃんのアドさん(アドナンがフルネームだけど「アドって呼んでくれ」と言われた)にハマム入浴が終わった後,シーフード店が並ぶ Kumkapı クムカプというレストラン街へ連れてきてもらいました。
石畳が歴史を感じさせます。昔は魚市場が近所にあったそうなので,築地の場外にあるレストラン街みたいな?

そして・・・

くれないだーっ!!←当ブログでは激レアな芸能音楽ネタ (爆)
これ,ホントは赤いテントを裏側から撮影したのを左右反転させました。
カラマールという名前で判ると思うけど「イカ」って名前のレストランです。
でも,店内がイカ臭いとかいうことはありません。(笑)

「2階の窓際が明るいから,そこに座ろう」って,アドさんの案内についていって...
(あ,ここなら明るくて写真撮りやすそう)って思って座ったんですけど... アドさんが,

「・・・寒い。2階は暖房が効いてない」
「そうか,ごめん!僕は風呂上がりで全然寒さを感じてなかった...」

元日本人のくせに気配りサイテー。プチ自己嫌悪に陥りそうでした。

1階に戻ってきました。ちょっと薄暗いけどポジティブに考えれば落ち着いた雰囲気です。
もう午後2時近いからガラガラ... というか,この日は平日で天気も悪いからどこも客足がさっぱりな様子。

座ってまず,メゼと呼ばれる前菜を見本から選びました。
好きなのを選べって言われても正体不明な物体が大杉...。
安全パイで,茄子のヨーグルトサラダを希望したら,茄子のサラダとヨーグルトが別々な皿の前菜でした。混ぜて食べればいいやと思ってその2品,それに海老をトライ。アドさんはフムスを所望。

メゼが届くまでの間に,主菜のおさかなを選びに行かされました...。
支配人さんが「旦那がた,今日はいいタルボット(カレイ)が入ってますぜ」って言ったと思う。トルコ語できなくてもタルボットだけが聴き取れたけど,状況的には世界中どこでこうなっても同じ言い回しだと思いますが。

ただ... カレイの腹にあるブツブツが超キモいんですけど...。ヒソヒソ声で聞きました。

「ねぇアド... あの表面の腫瘍みたなの何?...パラサイト?」
「大丈夫。何も問題ない。食べても硬いだけ」

ノープロブレムって・・・ トルコ人,魚介の鮮度にこだわるくせに状態には大雑把だな。
調理法を問うてみたら,衣を着けて油で揚げる。と聞いたので,患部は表皮(もう完璧に疾患か寄生虫だと思い込んだ)だから確実に100℃以上で15秒以上は加熱されるわけで殺菌殺虫は確実,心配するのはやめました。

【脱肛後追記】グルメのオーマイさんに教わりましたが,これはトルコではイボガレイと呼ばれる『イシビラメ』という高級魚だそうです。でも英名は単にTarbot。(リンク先はマルハニチロの「おさかなギャラリー」)

席へ戻ったら,エキメキ(パン)とメゼ(前菜)が届いていました。
左上から時計回りに:ヨーグルト,フムス,茄子のサラダ,そして海老。
トーストされたパンに茄子とヨーグルトを載せて食べると,いつもの「トルコ伝統の味覚」が楽しめました。

いつ頼んだのか,それともデフォで出てくるのか知らないけど... サラダも届きました。
トルコではトマトと胡瓜はお約束ですが,ビーツもいっしょ。下には刻みレタス。

そして主菜のタルボットの揚げたものが届きました。・・・なんか思ってたよりぞんざいな調理。
表皮をつけたまま揚げちゃうから,ブツブツがそのまんまだしぃ...。

アドが食べるのを見せてもらったら,手づかみ。揚げた衣は食べるけど表皮と骨は残して魚の身を食べる。なんて器用なんだろう。そんな器用な食べ方は真似できません。試しにブツブツを噛んでみたら,骨みたいに硬い組織でした。結局,揚げ衣と表皮,それに骨は残して,ジューシーな白身の部分だけ食べた。カレイの身そのものはクセもなくてすごく繊細で上品な味の魚だと思います。かなりおおきなカレイ(欧州だけどタルボットというより大きさはハリバット(大鮃)に近いかも)だったから二人がかりでも少し残しちゃった。

アドさん,デザートはいらない。それにタクシードライバーだから酒も煙草もやらない。真面目でちょっと感心。
(トルコは9割以上イスラム教徒だけど,世俗主義なので酒は割と普通に飲む。)

トルコのタクシードライバーには「お客さん,俺タバコ吸ってもいい?」って若造が結構いる。アドにその話をしたら「そういうドライバーは許せない! イスタンブール全体の印象が悪くなる!」って,もの凄く怒ってました。

まぁランチだから紅茶かコーヒーでおしまいだな。
・・・と,ここで「トルココーヒー,試せよ」って言われて,付き合いました。
粉ごとエスプレッソだと思えばいい。下3分の1くらいが粉っぽいけど,アドさんを見ていたらカップをゆすって粉を均質にして飲んじゃう!? で,ときどきミネラルウォーターを口に含んで口中に残った粉を嚥下しちゃうみたい。

・・・真似したら,やっぱり粉っぽかった。以前から飲んでいたように,下3分の1を残した。

「コーヒーの粉,体にいいんだぞ」
「ああ,多分ポリフェノールだね」・・・って,判ってもらえないけど,まあいいや。

お食事終了して,コーヒーでくつろいているアドさんの姿を写させてもらいました。
僕よりひとつ年下です。...でも孫がふたりいるんだって。(大汗)
お互いにほぼ同じ歳と判ってから,なかよしになりました。

ただ... 駐車場へ戻るときに仲良く腕を組んだり肩を組んで歩くのは少しビビりました。
なんだかSFのカストロ通りを歩いてる熊カップルみたい。(爆)  でも中東では全然普通。

結局,今回の滞在中からは空港の送迎に加えハマムへの送り迎えもアドさんに頼り切りです。
助手席に座っていろんな話を聞けるし,安全運転なドライバーさんなのでたいへん安心です。

Kumkapı Kalamar Restaurant
Şehsuvar Bey Mahallesi, Çaparız Sokak No:21-27, 34126 Fatih/İstanbul
Tel. +90 212 517 18 49
www.kalamar.com.tr
Hours: everyday 10 am -  2 am

2 comments:

  1. obaKoba-sann,

    With private chauffeur assistances, you are able to discover a skilled driver to meet any need, from specified purposes for a night out to personal events or errands.
    Whether you want transport on a business journey or only a ride to an arrangement for meeting and back, professional personal drivers support a chauffeur experience in the good feeling of your individual vehicle.

    BTW, by way of your booking method, are you able to catch Mr. Ado to do as your personal chauffeur for the day or evening, no matter how many visits you demand to make ?
    Mr. Ado comes to your hotel at the desired time, undressed in professional attire (lol), prepared to take you in your taxi anyplace you choose to move, I guess.
    When you are about to ready to leave, you and your taxi will be gone back to the hotel securely.

    You’ve got a great personal driver services in IST, haven’t you ?

    best denki

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    1. Best Denki sensei,

      I was so lucky I could find Adnan, the taxi driver. At the very first time of the ride, he already knew my hotel, Karaköy Rooms, as well as receptionists, and his taxi stand office, is the next block from my hotel. The best part is his bright, friendly and ‘down to the earth’ characteristics. A bit too chatty but speaks so-so good English, we can enjoy our conversations.
      On the next article, you will see how he is thoughtful and gave me some gifts.

      I wouldn’t call him a “chauffeur” nor “personal driver.” We believe we became a good friend to each other.

      I’m leaving SFO tomorrow to see him again, at IST airport on Thursday, and again and again… (lol)

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