２月の中旬にアテネへ１週間行ってきたので、その時の内容を綴ります。
隔日記事公開で全 16 回あって、３月末まで連載が続く予定です。
サンフランシスコ国際線ターミナルは、ユナイテッド航空のカウンター位置が変わりました。
ビジネスクラスやプレミア 1K® チェックイン専用のカウンターがあった場所はルフトハンザが使っていました。前日に PCR 検査のために第参ターミナルへ来ていたので、搭乗当日は預け荷物のドロップオフだけ。
ちなみに、PCR 検査の検体を採取(11:59 am)した１分後、ギリシャ政府は米国居住者への検査要件を免除しました。250ドル＋交通費を無駄遣いしてしまった… 結果が陰性なので安心料だと思うようにしたけど。(怒)
不親切な係員の指示に従って自分で荷物のタグを発行し、荷物にくくりつけて預けました。
「横断歩道を渡るときには、運転手と目を遭わせてから横断しましょう」という標語…。
よっぽど轢かれる人が頻発してるんでしょうね。いかにもアメリカらしくて怖いです。ｗ
SFO のポラリスラウンジも、やっと再開してくれました。
国際線で欧州・亜細亜・オセアニア・南米へビジネスクラスで飛ぶ人だけが入場可能（他の客はシッシッ）という上から目線看板も。よっぽど突撃&撃沈する客に悩まされているんでしょう。
ニコニコ顔の慇懃無礼な兄さんに尋ねられました。
「こちらのラウンジは初めてですか？」
「いえ… 閉店前は毎月１～２回は利用させてもらってたけど、何か変わった？」
「失礼しました。多少リニューアルしていますが、大きくは変更ございません」
変更点はあまり無いそうですが… 座席の半分くらいのエリアはまだ閉鎖中で全面開業ではないみたい。
それでもダイニングルームが再開していたので、寄っていきました。
テーブルセッティングが若干復活していました。
既にランチ&ディナータイムの時間だったので、ポラリスバーガーを再チェック。
入口でおひとりさまなのを告げたら、窓際のコーナーに席をもらえました。
ソーシャルディスタンシングで、客の感覚を取るようにしている模様です。
便所の手拭きと同じ不織布にまで貶められていたナプキンは黒い布地になりました。
シルバーウェア（カトラリ）も新調したみたいで、重量感のあるピカピカなものに。
飲み物は… まず両手に持ってる炭酸水か普通の水を「どっちにする？」と聞いてきます。
このへんはニューアークのポラリスラウンジと同じになりました。
炭酸水と、他に珈琲＋クリームをもらって。
そしたら… 僕より後から入場してきたお客さんへ僕のらしきバーガーを配達？
僕の席の担当姉さんがやって来て、小声で謝られました。
「誠に申し訳ありません！ あちらのお客様へ先にハンバーガーを出しちゃいました…」
「時間があるから大丈夫。そしたら、バンズをトーストしてサクサクにしてくれる？」
「判りました。キッチンへ行ってきます。パティはミディアムレアでしたよね？」
「そう。外側がクリスピーで中がジューシーなのが大好きなんです。お願いします」
「焼きあがり次第、すぐにお持ちしますね♪」
お姉さん、その後ダイニングルームにいなかったので、僕のバーガーにつきっきりだったらしい。
そのポラリスバーガーですが… かなり上々な出来映えでした。
手順違いのおかげで、実はハンバーガーと一緒に届いたデザートが、こちら。
上に載ったミックスベリーとは、ストロベリーにブルーベリーとブラックベリー。
予想したよりも早く届きました。いかにも「トーストしたから」という、焼き目が外側にまで付いてて笑える。
バンズがちゃんとした、黄色っぽくて風味の濃ゆいブリオーシュ生地で、外側も内側もトーストされてサクサクです。肉はミディアムレアだし、レタスもシャキシャキなので内部はとてもジューシー。今まであちこちのポラリスラウンジで食べたハンバーガーの中でもベストの出来映えでした。
（彩度を上げたため写真では肉汁が生っぽいですが、実際はピンク色でしっかり火が入っています）
次回からもサーブ順序を間違えてもらって、担当者つきっきりで造ってもらいたいです。(笑)
ミックスベリーのブディーノです。
ラズベリーが大好きな僕には少し残念。でもフレッシュで甘いベリーなので許す。
ダイニングルームを退席してから… 自分で収穫するコーナーもいちおうチェック。
ピョンちゃんやモーモーさんのごはんも、沢山用意されていました。
ドリンクコーナーは、珈琲紅茶の他に、アイスティーと香り付けの水とか。
下のフロアにも珈琲があると思って、エスカレーターを降りて行ってみたら…
シャワーは浴びないけど、広々とした御不浄には寄っていきましょう。
ポラリスラウンジを出てから、UA58 便の出発ゲートへ。
次記事では何も目新しい物がない、デジャヴ感満載の機内食をご紹介いたします。
下に敷かれたプリン風であるべき部分は、むしろチーズケーキに近い風味。レアチーズケーキとクレム・フレーシュの中間くらいな味なので、ベリー類とは相性良かったです。
ホットミールは５種類くらい。全面再開していない割には種類が豊富で驚きました。
入っている客の数に対してスナックの種類や量は充分すぎるほどです。
・・・きっと今だけでしょうけど。ｗｗｗ
エスプレッソ系の珈琲が欲しい場合は、バーかダイニングルームに行く必要があります。
無い！ なーんもない！？
「珈琲が欲しいなら、上のフロアにダイニングルームがありますよ」
…と、奥の休憩室のおばさまに声をかけられました。
「いや… いまそのダイニングルームで食事してきて、ここで珈琲もらうつもりでした…」
「あらあら。せっかくだからシャワーでも浴びていきません？」
なんだか場末のソープランドの客引き婆みたいだな。（行った事ないけど）
「さっきシャワー浴びてきたばっかりだから。自宅はSFOから車で10分くらいだし」
「ぁぁ、SFO がホームエアポートなのね。でも今度早めにいらして、寄ってってね♪」
「ありがとうございます。いずれお世話になります♪」
とりあえず、シャワールーム担当の 客引き婆 おばさまとも面識ができました。
相変わらずモノトーンでミニマリストな御不浄は清潔に保たれておりました。
最初、いちばん近くの G2 ゲートだったのが、そこそこ遠い G7 ゲートへ変更に。
SFO の管制、出発２時間を切ってからのゲート変更はやめて欲しいものです。
No comments:
Post a Comment