Saturday, January 1, 2022

Barcelona Trip - 3rd, Return

重ねまして、あけましておめでとうございます
…のタイミングが3回目バルセロナ旅行記の最終回。

一緒に旅したアテネの先生とは、シェンゲン領域内ラウンジの前で別れました。アテネの先生はスイスの先生みたいに、別れる時が近づいてきても表情が暗くならない。普通に平気なのが、こちらとしては助かります。弁護士だから表情を隠すのが上手いのか?

次の再会は1月下旬。僕がアテネを訪問する予定になっています。これ以上新型コロナの影響で旅が難しくなるのは、本当に避けたい。冬はユナイテッド航空がアテネへ飛ばないので、欧州で乗り継ぐ必要があります。ロンドン乗り換えで発券したら、尾身クロン株のおかげで余計な抗原検査が増えたよ。(怒)

【記事後悔後追記ここから】
ロンドンがヤバすぎるので、出発を1週間遅らせたうえ、西ドイツでの乗換えに切り替えました。往路が SFO→ORD→FRA→ATH と2ホップですが、シカゴ→フランクフルトがボーイング 744-8i の屋根裏部屋があったので、それにしました。屋根裏、久しぶり♪ 復路はエーゲ航空でミュンヘンに飛んでユナイテッド航空の B787-9 旧シートで戻ります。西ドイツで乗継ぐと、ワクチン接種証明だけなので少し楽。でもギリシアが到着24時間前の PCR 検査か抗原検査を要求するようになったので、出発前日に SFO へ行って PCR 検査受けなくちゃいけません。尾身クロンのおかげで面倒になったのは確かです。
【記事後悔後追記ここまで】

さて、帰りはまたオンボローイング 767-400ER に搭乗。
とりあえず一番好きな座席 1D に座れました。

なぜバルクヘッドが好きなのか。改めてコンチネンタル航空の座席構造を比較してみましょう。
これが座席 2D ~ 6D までのフットレスト。三角形で狭いでしょ?両足が並ばないくらい狭い。

そして、こっちが座席 1D のフットレストです。
どうです、広いでしょう? まるで別物です。ちょっとL字型っぽい無駄な形状もコンチネンタル航空の特徴。

この「バルクヘッドは足元が広いの法則」は、シン・ポラリスビジネスにも引き継がれています。
さらに、最前列センターアイランドのメリットは…

 ・ミッドナイトスナックが目の前に並ぶ。ちょっと腰を浮かせれば取り放題♪
 ・B767の場合、2-1-2 アブレストなので両側からサービスされて気持ちイイ♪

ちょっと思いついただけでも、こういった利点があります。

そして、12月からは青いプラスチックカップとさようなら。
ウェルカムドリンクが復活です。アテンダントさんがやってきて…

「シャンパンとオレンジジュース、どっちがいい?」

シャンパンって…ホントは安物のカヴァかなんかだろ?
でもアテンダントさんのせいじゃないので、和やかにおへんじしました。

「オレンジジュースをいただきます♪」

「お食事の注文もいただいていいでしょうか? 今日は…」
「2週間前のビーフショートリブが、凄く柔らかで最高。今日もある?」

この質問というか返事で、プラチナブロンドのアテンダントさんは、大笑い。

「2ミリオンマイラー…飛び慣れてるわねぇ。あるわ。あれ、美味しいわよね」

そして飛んで… お食事が届きました。
これ以外の選択肢は、サーモンまたはラビオリでした。

あと、BCN発便はサラダが美味しい。

ビーフ・ショートリブは前回とほぼ同じ様子。
ソースが少し違ってました。
BBQ味の範囲だけど、タマネギとかのテクスチャが残ってて、今回のほうがナチュラルな感じ。

中を拝見…
ナイフがスイスイ入ります。またもや、もの凄くやわらかで、驚かされました。
食事を配布する手を止めて、プラチナブロンドのアテンダントさんが来てくれました。

「どう?? 今日のショートリブもスーパーテンダー??」

もの凄く興味深そうなのは、きっと「ビジネスクラスの余ったメシが自分たちのメシ」だから。w

「うん。先々週と同じ。BBQソースがさらに美味しくなってる」
「ステキ! じゃあ…」と、「あたしも今日はそれにしよ♪」ってうっかりバラしそうに。(爆)

「他のCAに取られないように、ギャレーで自分の分を予約したほうがいいよ」
「もぅ… プレミア1K® にはバレバレね。(笑)

このアテンダントさん… 1K をちゃんと Premier 1K って呼んだのには感心しました。

アテンダントさんが嬉しそうだと、PAXとしても嬉しいです。

こんな会話してるんだから、その後の応対が素晴らしかったのは、もちろんです。
背後の乗客には「あいつ…デッドヘッド?」とか、疑われるレベルだったかも…。

ちょっと復活ぎみでも、アイスクリームサンデーはまだ。
コクのありそうなチョコアイスをもらいました。
一括配布されたナッツからカシューナッツを選び、砕いて投入。
この工夫は、良かった。これならマシュマロも欲しかった。(ぉぃぉぃ)

少し寝て、目が覚めたらもう北米大陸に接近中。
あと2時間で到着です。

身支度を整え始めたら、アテンダントさんがお水を持ってきてくれました。
いちばん前に座っていると、こういう点でも有利です。
(ちなみに旧コンフィグ767の場合、トイレは後方2ヶ所だけなのは不便)

2食目は「クスクスかハンバーガーウェリントン」ということで、ハンバーガーで。
もう飽きてきたけど、消去法的な選択肢はこっちになるよね。

カットしてみて… あれ~? パンがあんまりブリオーシュ生地っぽくないかも?
プラチナブロンドのアテンダントさんが、また僕の意見を聞きにきました。

「ねぇ… そのウェリントン、少し変わったと思いません?」
「ブリオーシュ生地が自慢だったはずだけど、普通のパンっぽい」
「でしょ!? でしょ!? やっぱりそうよね!!」

どうやら、僕は正解を述べたようです。すごく嬉しそうでした。
でも要するに・・・品質が劣化した。って言ってるんですけど。(苦笑)

バルセロナ発便の2食目で嬉しいのが、フルーツサラダです。
ハニーデューメロンが、白っぽい地元のメロンに置き換わっていて、これが甘くて美味しい。
さらにキウィもたっぷりだし、パイナップルも入っているから、かなり好きな組み合わせ。

そして、食後にブラックコーヒーをいただきました。
コーヒーが飲みたい。という欲求よりも、磁器でサーブされるのが嬉しい、という理由です。
もちろん『磁器が戻って来た!』をブログで報告するため、というのも大きな理由です。(笑)

到着して、ターミナルを B から C へ移動して、ポラリスラウンジへ入場。

また、あんまりハラペコでもないくせにダイニングルームへ入場しました。
この、飛行機のシッポを見ながらお食事するのが、気持ちイイ♪

この時は空いていたけど、サービスパーソンも兄さんがひとりきり。
ちょいと待たされて… 鱈の味噌焼きが届きました。

でもなんだか前回と違う調理法なんですけど…。
スープっぽい中に、鱈がいます。シイタケがどっさりで、これも美味しいけど。

往路で食した鱈の味噌焼きは、こんなでした。同じ物頼んでこの違いは… さすがユナイテッド航空。
味噌味のソースがかかっていて、刻んだ青梗菜が敷いてある。

風味的には大きく違わないので、どっちのプレゼンテーションでも好き。


ただ、このメインの後のデザートが十数分待っても出てこない。



サービスパーソンの兄さんも、どっかに雲隠れして、いない…。



搭乗時間が迫ってくる…





御不浄で着替えたい…





もう、チップも置かない! プンプン







・・・食い逃げしちゃおう!!















食い逃げしました♪(もちろん法的には無問題)

食後の時間になっても、ラウンジはまだ空いていました。

SFOへの接続便は、ボーイング 787-9 ドリームライナーのシン・ポラリスビジネス換装仕様です。
真っ正面から見ると、なんだか間抜けな海の哺乳類みたい…。

今回は第壱段アップグレード成功。プレミアム・プラス席に座れました。
座席 22C、初めてバルクヘッドじゃないプレミアム・プラス席に座りました。フットレストはふくらはぎサポートまであって、結構いい感じ。ANAに乗った時みたいに短足の日本人仕様じゃないから、長さピッタリなのも嬉しい。

ただ、隣席の 22A に座っていたおばさまが『マスク警察』でした…。
鼻だしマスクの奴がいると、僕をツンツンして「注意しろ」って急かすし。

「僕アジア系だし… 喧嘩になるのはイヤだからアテンダントさんに頼んでよ」
「そうね。確かにアジア系だと逆恨みされてヤバいわよね…」

結局このおばさま、プレミアム・プラスにいた鼻だしマスク男ふたり、後方のエコプラ席バルクヘッドの男二人をアテンダントさんに通報して、ちゃんとマスク着用させていました。

・・・なんだかなぁ。

さて、今日もまた「タイ風チキンカレー・ヌードル」が食べられるかな??
今月からワイングラスが復活してるのも、注目ね。

・・・ドッパズレでした。(泣) チキンのフィデウア、ペストソースでした。

もうひとつの選択肢がラビオリだったから、どっちを頼んでもパスタって、どうよ??
まぁ、お味の方はそれほど酷くなかったから、いいや。
エリーズのチーズケーキは、僕には嬉しい。体に毒だけど。w

そして、到着2時間半前にスナックと飲み物のサービス。
チーズプレートとお好きなお飲み物を。オレンジジュースにしました。

普通なら到着の1時間半前に配布されるはずですが、シエラネバダで乱気流が酷い予報だったから早めの配布。

でも実際は、全然揺れることもなく到着。
やや早着してくれたおかげで、この晩もひとつ前のバスに間に合いました。

帰宅したらシャワー浴びてネコと遊んで、ベッドに潜り込んでグッタリ寝るのは毎度毎度。

これで3回目のバルセロナ遠征の記事は終了。ご愛毒ありがとうございました。
4回目の遠征で何か特筆に値するものがあれば、また書きます。

今年からは1ヶ月半に1回くらいの旅行ペースになるので、ブログ継続をどうするかは未定。
ルフトの747とかスイス航空とか、ANAのF に乗る予約があるので、きっとまた書くとは思います。

6 comments:

  1. もし差し支え無かったら教えて下さい。今、身内の葬儀のため日本に居るのですが来週ユナイテッドで帰米します。その際一日前にコロナテスト受けろとあります。空港は多分成田です(まだフライトとってません) テスト代がまちまちです。キットも使用されてましたよね? 何処かお勧め場所/方法ご存知でしたら教えて下さい。🙏

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    1. m e m o さん、

      僕の利用している、ユナイテッド航空推奨の eMed.com の抗原検査キットは、米国出発前に利用者登録してキットを持って出国しないと利用できません。日本から登録できてキットを購入できても、届くまで1週間はかかると思うのでリスクありすぎです。つか、eMed は海外発送してないと思います。

      ですので、日本でのテストを利用することになりますが… 残念ながらコロナ禍になってから日本へ行ったことがないので、情報がありません。ごめんなさい。

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  2. 早速の回答感謝です。葬式の日程上すぐ飛んでしまったのでいずれにせよeMedは間に合わなかったかも。Japan UAにも問い合わせてみます。ありがとうございました。

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    1. m e m o さん、

      遅くなって大変失礼いたしましたが、ご親族のご不幸、謹んでお悔やみ申し上げます。

      遊楽さんの御一家が帰米される時は、おひとり2.5万円くらいかかったそうです。
      米国のCDCが出発う1日以内で求めているのは、PCRでもAg(抗原検査)でおOKですから、結果の出るのが早くて安価な抗原検査でも大丈夫です。ただ、英語での証明が必要になるので、ユナイテッド航空に相談するほうが確かに無難です。
      道中お気をつけて。

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  3. 友人が安価な場所を探してくれました。PCR検査2,300円 さらに抗原定性検査1,600円でもいいかUAに聞いてみます。
    https://covid-kensa.com/shop/tokyo/shibuya.html?fbclid=IwAR1eRFciS6CAjKTKLAG3eVNw7pjQQcSxJhM9BstdnLTbWc9Wswf-FXbFpT8

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    1. をを、PCR検査で約20ドルなら安価です。eMedより安いじゃん!
      ただそれ、出発前日の検査だと判定が間に合うのか心配になるレベル。

      > PCR検査 2,300円
      > 唾液による検査で、検査後結果は受検の翌日中までにマイページでお知らせします。

      翌日中まで… ここ、やばくね?

      CDCガイドラインではAgの検査方法の規定が曖昧なので、1,600円の抗原検査でも無問題のはずです。

      > 抗原定性検査 1,600円
      > 鼻腔ぬぐい液による検査で、検査後結果は来店後30分程度でマイページでお知らせします。

      この『マイページでお知らせ』が、ユナイテッド航空として受け容れてくれるかどうか、です。ユナイテッド航空のチェックインだけが関門で、SFOではなーんも調べないはずでから、是非UAに問い合わせる事をお勧めします。

        §

      ちなみに、今日は追加で購入したeMedのキットが届きましたが… 1箱$150にFedExの送料が40ドル以上(現在Overnightしか選べません)とサンマ群のTaxが9.25%で、200ドルちょっと払いました。1回35ドル近くについている計算になりますが、ホテルの部屋から簡単に検査できて手間いらずなのがメリットです。

      でも習志野の実家に帰ったらInternetが無い… ケータイからテザリングするしかないのがプチ心配。

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