Thursday, August 15, 2019

Por Kee Eating House

このところ記事がシンガポール関連ばっかりですが、毎週通勤してるんだから仕方ありません。

オーマイさんと新規開拓したレストランは、ここ。...おばさんが前を横切ってますが。
波記 Por Kee Eating House 1996 という、広東風シーフードの中華です。

オーマイさんが見つけてきた「シャンパン豚」という名物メニューのあるお店です。

閉店間近な日曜日の午後2時近く。予約無しで飛び込んで座れました。
薄暗い店内ですが、外が30℃超えの暑さなので涼しければ気になりません。
なんでシンガポールって屋外の座席が人気なのかホントに不思議。僕たちには無理。

もらった席は... 調理場の近くで、水槽のとなり。 やはりシーフードのお店です。
ナマズさんとかハタさんを見物しながらのお食事でしたが、8人は座れる席をふたりで独占。

昔飼っていたナマズのゴンちゃん(ブラジル出身だがゴーンちゃんではないw)によく似たナマズさんがいて「あの子、食べられちゃうんだ... カリフォルニアへ連れて帰れないか?」と心の底で真剣に検討していたのは秘密です。
でも仮に連れ帰れたとしても、ちーちゃんたちにネコパンチかまされて昇天するのは必定。

飲み物の注文を聞かれ、地酒のタイガービールを勧められてもソフトドリンクを所望。
定番のライムジュースがあったので、それに。爽やかな酸味が食欲を増進してくれます。

かなりアグレッシブに「これもどうだ?」と勧める兄さんが「もうそのへんでやめておけ」と言うくらい注文。

・・・さすが順番関係なしの中華、しかもランチタイム。いきなり焼きそばから届いて、両名唖然。
香港スタイルの Pan Fried Noodles 海鮮かた焼きそば、と書けばいいでしょうか?

あんかけスタイルですが、ゆるーいあんがビシャビシャに入っているから、すぐに食べなくちゃ。
取り分けましたの図。白身はイカだけでなく、白身魚も入っていて出汁がよく出てる。

届いてすぐは麺がパリパリで楽しいし、あんを吸ってフニフニに変化するのがまた美味しい。
でもお食事開始していきなり麺類で胃を満たすのが、実に残念です。

続いて届いた、大海老料理。
Serial Prawnsカリカリのシリアルをまとった海老です。予想以上に大ぶりな海老を使っていて、感動。

注文時に「殻は外すか?そのままがいいか?」って聞かれますが、もちろん殻を外してもらいました。
きっと殻がついてるほうがブログ映えするけど、肝腎の衣が海老の身にからまないから、却下。

シリアルの衣がしっかり甘塩っぱい、やや予想外な味覚。でもなかなかいけてます。

続いて届いたのも、大海老料理。これもこの店のシグネチャーだそうです。
Crispy Butter Prawns、サクサクのバター海老
シリアルがらめとバター風味で迷って... 迷ったら両方頼んじゃえ!で、届いた。

バター海老とシリアル海老、どっちか選べって言われたら... シリアル海老かな。
どっちも充分に美味しいですが、バター味のほうは少しくどいかもしれません。
かなり食べ過ぎた状態での感想ですから、話はんぶんで聞き流してください。

そして、麻婆豆腐
広東風なので全然辛くありません。むしろ花椒(ホアジャオ)を足して欲しいくらいです。

自慢の自家製豆腐はキメが細かくて日本人にも嬉しい。
味そのものは若干おおざっぱな気がしますが、悪くなかった。
空腹だったらごはんを注文したくなります。(この日はいろいろ頼みすぎてライス抜き)

そして、最後に登場したのが日本人客に人気の、シャンパン豚
こいつのせいでメニューに日本語が加わっているんだと思われ。
Champagne Pork Rib です。タイトルに「リブ」とあるように、三枚肉ですから要は「豚の角煮」です。

おひとりさまの分量が上の皿で、アグレッシブ兄さんの売り込みにやられてふたりで一人前づつ注文しましたが... ふたりで分けても良かったかもしれません。味はまさしく「白ワインを加えた豚の角煮」ですが、炭酸ワインなので炭酸鶏の調理みたいに柔らかな仕上がりです。あちこちのレビューで「日本人なら好きそう」って書いてありますが、僕にはやや微妙。美味しいのは確かなんですが、味付けが豚の角煮に近すぎるせいで、かえって違和感があったかも。

総合的に「広東風シーフード中華」としてはレベルが高いお店です。値段もまあまあリーズナブル。
ただ、ひとりで来てこんなにいろいろ食せないので、是非また誰かと一緒に再訪したいお店です。

あと... 水槽にいたウチワエビを食べなかったのが悔やまれます。あれは美味そうだった。(垂唾)

波記 Por Kee Eating House 1996
Address: 69 Seng Poh Ln, #01-02, Singapore 160069
Phone: +65 6221 0582
Hours:
  Tue-Sun:  11:30AM–2:30PM, 5:30–11:30PM
  Monday Closed

4 comments:

  1. 高級車が停まってますねえ。
    シーフードのお店ですか、エエですなあ。
    ペットなのか、食材なのか?
    難しい所です。
    養豚の実習で絶対に名前を付けるなと言われたことが
    懐かしく思い出されます。

    シャンパン豚、随分と煮込んであるような。
    中華風と言う事ですので、多分八角とかが効いてるんでしょうね、

    うちわ海老、そりゃ残念、今度行ったときには食べちゃってください。

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    1. あつさん、

      シンガポールって貧富の差が激しいと思います。
      貧相なチャーハン売ってる店の前にポルシェやフェラーリが一杯いたり。
      そういう店は多分アタリなので、おなかが空いていたら試してみる価値あります。

      > 養豚の実習で絶対に名前を付けるなと言われた
      同期の女子がやっちまいました。
      屠殺場に送る日、「みちる~っ!!」「さやか~っ!!」って泣き叫んで。w
      教授先生は「・・・だから言ったのにぃ。」って呆れるし。
      僕はマジンガーとゲッターロボに出てくる姉ちゃんと同じ名前だ。って思いました。www

      シャンパン豚、スターアニスはほとんど使っていませんでした。
      なので、より日本の角煮に近いような風味がして、かえって違和感がありました。

      次回、水槽にウチワエビがいたら速攻で注文します。
      ・・・「時価」が怖いですが。(笑)

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  2. obaKoba-sann,

    I’m fascinated with all the dishes two of you ordered, esp. with the last one - Champagne Pork Rib, which should be sweet and sour.
    However, I’d better not hope classy service, hope just celebrated cuisine, I guess.

    Can I adopt them as ‘Singaporean Chinese restaurant’ ?

    Seems really likable diner.
    Tastes agreeable and its financial value is acceptable, right ?

    Yamada denki

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    1. Yamada Denki sensei,

      This restaurant is not fancy or fine-dining even the price suggests high-end side. We have paid SG$400 for these dishes, such as a bit high as a lunch for two in Singapore .

      The Champagne pork rib wasn’t too shabby but nothing special. Besides the acidity from the wine, all the flavors are mild and no strong Chinese spices. Such gentle arrangement attract Japanese clientele but it was a bit frustrating for me because its neutral tasting.

      The meat amongst their signature dishes was the Champagne pork. Otherwise is seafood therefore the price hikes much higher than typical Chinese restaurants.

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