Tuesday, February 27, 2018

İstanbul 2018 Jan (14)

フランクフルト空港のZゲート,Aゲートの上階でシェンゲン領域外ですが... ここに来る手前でもセキュリティ。なんか悪意を抱いているとしか思えない係官に立腹しないよう自分を制御するのが大変なくらいです。

無事搭乗ゲートに到着... でも,まだインバウンドのフライトが着いたばっかり。

「乗り継ぎでまだ最終セキュリティ受けてません!誰がセキュリティ係官なの?」ってゲートで聞いたら,
「遅れぎみだから安心してラウンジへ行っててもいいくらいですけど... もうあと数分で質問開始ですかねぇ...」って指さされたキヨスクの前に行って,担当係官が来るのを待ちました。

でもその前に,胸ポケットの搭乗券にチェック入れられました。
「あ,そのトルコ航空の搭乗券,ユナイテッドのに交換しましょう♪」
「前回交換してもらったら,SSSSって印刷されてたんだけど...」
SSSSとは,ランダム抜き打ちで別室送りになって手荷物を隅々まで調べられる検査対象。イヤ,ゼッタイ!
「まあ,印刷してみましょ。あ,今日はSSSSにはならなかったわよ!」
そう言われても,な~んにも嬉しくないよ。2ミリオン以上飛んでもまだ疑うのかよ!?

乗り継ぎ客の検査は僕が最初のPAXでしたが,担当してくれたのはマレー系と思しきキュートな才女。
「出発地はどちらですか?」って最初に聞かれ,
「イスタンブールですが,もうそれだけで疑われそう?」って言ったら,ケラケラ笑われ受けた。好印象かも。w
「じゃあ,手荷物に関して一通りの質問をさせていただきますが・・・」と言われた時点で,
「すべて自分のもので知らない人からの預かり物はありません。自分でパッキングして常時僕の側にありました」
「あの... 質問が終わる前に答えられると困るんですが... 聞くこと全部答えちゃったわ。(笑)」
「毎年数回,ここで同じ目に遭ってるから記憶できますよ。2月と3月にも同じ便に乗るからまた遭えます。(笑)」
「貴方みたいな乗客ばっかりだと,私の仕事ってすっごく楽なんですけどねぇ(笑)」
それとまるっきり同じ感想,米国市民権取得テストの試験官の姉さんにも言われたよ。(笑)

最終セキュリティ係官のお姉さん,苦笑しながら審査パスのステッカーを搭乗券に貼ってくれました。
・・・そう。こういう口頭審査の後では大抵の空港ではパスポートの裏表紙にステッカーを貼るんですが,FRAでは搭乗券に貼るんです。多分貼られたステッカーをそのまんまにしている不精者のジェットセッターがいて,どれがどれだか判らなくなるからルールを少々変更したんだと思われます。
上写真は到着便からの乗客がぞろぞろ出て行った後で,まだ警備が来ないうちにこっそり撮影。ホントは撮影禁止w

そんで,Group 1 の行列が出来るようになって前から二人目に並んでたら... 怪しげなおばさんが近寄ってきました。僕の前に並んでいる兄さんに「IATAの者ですが,アンケートにご協力願えますか?」って聞いてました。
僕の前の兄さん,No, thanks. って断っちゃったよ!? ...おばさん,次に僕の所に来て同じ質問を繰り返します。
「International Air Transport Association を知らずに海外旅行なんか出来ません!IATAの実施する調査なら是非協力させてください!」って申し出たら,
Oh! Thank you very much, sir!! って,半分に折りたたんだら名刺大になるカード(下写真)をくれました。
「ただ... 僕は魂をユナイテッド航空に売ってしまったので,非常にポジティブな回答になると思いますが,それでもいいですか?」
「なんですって? ユナイテッドに魂を売った!?(笑) ...まあ,いろいろなご意見がデータベースには反映されていきますから,高得点があってもかまいません」 

この会話,隣の Group 2 側に並んでいた乗客数名に聞かれてバカ受けしていました。
横にいるおじさんに「ユナイテッドがそんなに好きか?だから Group 1 に並べるのかぁ。ずいぶん飛んでるんだろ?」と聞かれたから...
「いま2ミリオン以上飛んだから,もう Lifetime Group 1 だよ」って答えたらヒュ~ッ!って口笛吹かれました。(苦笑)
このカードの裏面にオンラインアンケートへつながるURLと,カードのシリアルナンバーが記載されています。帰国後にやってみたら数分で終わる簡単なものでしたが,このUA59便では非常にポジティブな印象を受けたので5段階評価で4~5あたりばっかりを回答。・・・やっぱ,魂の契約をしてるな。>をれ

搭乗して... このB777-300ERの新機材ではいちばんお気に入りの3Aです。これから5月までFRA便とNRT便は全部ここ♪
適度に前のほうで,窓寄りなのでプライバシーが保てていい感じ。

今日はサンフランシスコベースの旧UAご出身のSFOSWさんたちに間違いありません。

だって... あの「私から空を奪わないで!」をやった80歳すぎのCAさんに限りなく近いジェネレーションのCAばっか!
以前僕はノースウエスト機内は『放牧』で,ユナイテッドは『徘徊』と表現したことありますが,まさにそれ!

僕はアジア系航空会社のようなピチピチギャルのスッチーさんよりも,百戦錬磨のお婆さんCAのほうが安堵できます。

ただ,あの80歳オーバーのCAさんはホントに凄かった。当時まだFRA/SFOがUA901便だった頃にB744の先っぽ,United First の席番号1K(もち意図的w)に座っていて,気流は安定して機内は全く揺れていないのに,CAさんだけが激しいタービュランスに遭っているかのようにコーヒーのカップソーサー(当時はまだマグではなかった)がカタカタ震えて中身が皿にこぼれてる...。ファーストに偉そうに座っているのになんだか凄く申し訳なく感じて,コーヒーのおかわりは自分でギャレーへ出かけて「誠にあいすみませんが,おかわりをもう一杯いただけないものでしょうか?」と哀願したという記憶が,このUA59便のキャビンクルー「百戦錬磨チーム」に出逢って,まざまざと蘇りました。(笑)

今日はさすがに手練れのCA軍団。10分遅れの出発予定を見事に切り詰めました。
これが搭乗する前のステータス。実際は出発は3分遅れでSFOには早着しちゃったよ!

「搭乗までお待たせしたから,お水がいちばん欲しいでしょ?」って,心を見透かされたように最初はお冷やを配布。
クスリを飲みたかったのでうれしかったんですが,お婆さん... カップを僕にぶちまけました。文字通り,冷や水を浴びせられたよ(笑)。思わず Sh*t!! と言っちゃってから,ごめんねごめんねって,紙ナプキンをどっさり持ってきて拭いてくれましたが「水だから全く問題ありませんよ。ほら,頭上のエアフローを吹き付けていればすぐ乾くから♪」って,こっちがフォローアップするほうがかえって大変。(苦笑)

「それより,他の人に配るチョコレートは濡れなかった?」
「予備もあるし大丈夫よ。今日は優しいお客さんが一杯で嬉しいですわ♪」

・・・優しいというより,どっちかというと心配で見てられないんですが。(苦笑)

さぁ,ちょいとだけ濡れた服を乾かしている間にチョコでも食べようっと。
FRA発はこんな詰め合わせ。ラスベリーと塩キャラメルのフィリングだったかな? 
この後,お詫びのシャンパンとかミモザとかドリンク責めに遭ってチヤホヤされ,覚えていません。

搭乗がすみやかに終わって,離陸しました。
通路側兼窓側の席だから,窓外の写真も撮っちゃう。下を流れるのはマイン川だと思う。

ビバレッジサービスになる前にすでにヨイヨイだったので(笑),スプライト・ゼロを所望。
iPadのアンビリカルケーブルも水を浴びたので,予備ケーブルに切り替えて外部電源を無事に確保。

その後,お食事の注文では「あなたには第一優先で好きなものをあげる♪」ってヒソヒソ声で言われました。
どっちみち2ミリオンマイラーだから食事の希望は第一優先になるんですけど...。(苦笑)
最初はモッツァレラ・バジルにトマトでカプレーゼサラダとオリーブ添え。
さらにバターレタスやキュウリが入った「ダブルサラダ」の前菜です。

もうちょっと頭ひねって欲しいよね。>ユナイテッドの馬鹿舌メニュー選定担当者

面倒なので一皿にまとめて食べました。そのほうが複雑な風味になって楽しい。

あと,最近のドレッシングのキャップが問題。直径がちいさいので開けるのに力がいる。僕はあんまり握力がないけどいちおう男性ですから,湿したナプキンで押さえつけて開けられるけど... 女性には大変だと思います。

メインは「牛ショートリブ」「鶏むね肉のグリル」「メルルーサ(白身魚)のグリル」「カノンチーノ仕立てのパスタ」「季節のサラダに海老のグリル添え」からの五択です。
今年になって種類だけは増えたものの,内容はなんだかなぁ...になりました。無難に牛で。
Braised beef rib  Port wine sauce, mashed potatoes with chives and carrots
牛肉のポートワイン煮込みにポレンタみたいなマッシュポテトと人参添え。

カットして中を拝見。
牛は適度に煮込まれています。ソースがまあまあいけてる。バターちょびっと足してコクを出しましたが,人参のグラッセにはバター追加が特に有効です。みなさまも是非お試しあれ。

世界のチーズアソートメントwです。
セミハード系が増えた気がする。管理しやすいから? 万人向けであんまり臭わないから?

そして,デザートはカスタマイズ可能なアイスクリームサンデープチフールです。
サンデーはオーマイさんを見習って「エチゼンクラゲ状態」を所望... あまりにも悲惨でチェリー載せてもらったよ。(爆)
ミニ・フレンチマカロンはピスタチオ風味とフランボワーズ風味をもらいました。他にカラメルサレもあったよ。

最初のミールサービスは以上でした。詳細には書いてないけど,水ひっかぶったためなのか,ケアがやたら手厚い。
・・・なんだかANAに乗ってるみたい。(爆)

明日,この続きを掲載してイスタンブール旅行記はおしまいです。

2 comments:

  1. obaKoba-sann,

    I hear via internet that FRA safety employees of the organization are unsatisfactorily disrespectful, behaving towards passengers with no admiration.
    A passenger reported that the woman defense who inspected his backpack made an excessive trouble about contents inside, which he had never looked at in any other airport.
    When he attempted to stretch into his backpack to demonstrate the contents actively, she hit hard his hand with hers.
    Can you believe that ?

    I feel relieved to know you could get around such a disrespectful guard.

    best denki

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    1. Best Denki sensei,

      Bottom line first; they are definitely the descendants of Nazi, Gestapo or S.S. :P

      Besides the very bad joke, strict security is a good thing, but I saw everybody going thru the security is complaining their cold altitude. TSA security persons in the States are not so friendly but they are still Americans, not as cold as the Nazi’s descendants at all.

      French officers at CdG are also crazy and treating passengers very discriminatory. An “N-Word” officer I encountered has started Karate motions, so I requested him to talk to his supervisor. The supervisor heard my complaints but not seriously. We U.S. Citizens are very sensitive for these segregation issues, but Europeans are not at all, in my humble opinion. I hope those idiots are going to H*ll.

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