【速報】Polaris™ Lounge Dining

この1ヶ月でユナイテッド・ポラリスラウンジSFOのダイニングルームを3回利用しましたので、内容まとめです。

受付から上階に登って、セルフサービスのスナックコーナーで後ろ髪を引かれつつ我慢できると、ここに到着。

入口付近に Please wait to be seated のサインがあったりなかったりするけど(笑)、サービスパーソンさんを待ちます。

人数を伝えると、空いた席に案内されます。いつも席があるから、満員の状態だとどう待たされるのかは不明。

ソファっぽいシーティングから、普通な椅子とテーブルが壁際や窓際にあり、空いていれば希望の位置を選べます。

提供されている飲食はすべて無料です。朝11時まではブレックファストからの選択。

ユナイテッド航空の成田行き837便、羽田行き875便にご搭乗のみなさまはこの内容になると思います。

メインディッシュは3種類。中華粥、オムレツ、パンケーキからの選択です。

タダだから2種類でも3種類でも、Light Bitesと組み合わせてもオーケーです。

これが僕の試してみた、Silver dollar pancakes でした。ブルーベリー入りのオプション追加です。

カリカリベーコンも所望したので、添付されています。

メープルシロップはグレードこそA-からB等級ですが、パチの「メープル風」ではなく、ほんものが出てきます。

朝、軽くお食事させてもらうならこのパンケーキを。もう少し食べられそうならオムレツ追加もありでしょうか。

あるいは試していませんが、中華粥に走って、軽いほうからマンゴープディングも追加してみても楽しいかも。

以上、朝食時間のダイニングルームの内容は以前の速報でもお見せしたとおりです。

その後、あと2回は夜行のシンガポール行きとシドニー行きで、午後8時頃に試しました。

ランチおよびディナータイムは、こういった内容になります。ご丁寧にワインやビールのペアリングお勧めがA Perfect Pairingと書いてあります。ドッパズレとは申しませんが、キノコのパスタにナパの重い赤(しかもPP90点!)をあわせたり、チョッピーノにはテンプラニーリョを勧めてみたり、僕のような凡人には なんだかなぁ なチョイスだと感じます。納得できたのは、ハンバーガーにクラフトビールがとってもアメリカン♪ (苦笑)

『チキンカツ弁当BOX』は、隣席の人に届くのを見て... なんか日本人にはちょっと違うよね。と思いました。

ダイニングルームではデフォの泡がプロセッコになるので、バーからシャンパーニュを持ち込みました。

2018年6月現在、バーで提供されているシャンパーニュは Piper-Heidsieck "1785" Cuvée Brut NV です。

他にも、バーで食前酒のカクテルを造ってもらって持ち込むのが賢いかと思います。ちなみに、キール・ロワイヤルを所望したら「何ですか、それ？」って聞き返されました。当然というか、ベリーニも知りません。多分知ってるし造れるシャンパンがベースのカクテルはミモザくらい。かなり失望しましたが、Kir Royale is a pretty common aperitif, made with Champagne and crème de cassis. って解説して、この First / Business 客専用のラウンジだったら、せめてクレム・ド・カシくらいは揃えた方がいいよ。このまんまじゃ Amex Centurion ラウンジにだだ負けしてるよ。ってお願いしておきました(笑)。プライドを傷つけられたのか、調べてみて検討してみるそうです。是非、傷つけられたプライドは10倍にして返してもらいたいものです。←中毒（さらに余談ですが... KRUGで造ったら罰かぶりなので頼んだことはありませんが、ANAのファーストクラスはキール・ロワイヤルを出せます。メニューにも載っています）

そして、パスタがなかなかです。ただし若干うるさく注文したほうが良い結果が出てきます。

ハウスメードのパッパルデッレ。キノコのラグーに削りパルメジャーノ。

デフォで頼むとアメリカ人に合わせこんでくるので、日本人的には茹ですぎです。

アルデンテは通じないので、Please make my pasta slightly under-cooked.（パスタは少しだけ火通し弱くして）で注文。

2回目はそうしてみました。茹で加減は良かったですが...

同じ物頼んでるのに、たったの2週間で組み立てが全然違ってた。(汗)

なんか、カラメライズしたオニオンがたんまり入ってるし、パルメザンが安っぽいのに変更で風味が落ちた。

こちらはサンフランシスコ名物の、チョッピーノです。

アーティーチョークやホタテにムール貝といった食材はいいんですが、スープのコクがイマイチでした。

量は少ないので、ポラリスバーガーの添え物スープのつもりで注文してもいいかもしれません。

そして、こちらが ポラリスバーガー です。
食いではあります。もし何か一品だけ頼むなら、これだけで充分だと思います。

ラウンジのレセプショニストさん達からの情報によれば、このポラリスバーガーがダイニングルームでの Signature Dish だそうです。各ポラリスラウンジごとにサンドイッチされる中身が工夫されていて、同じ物が出ないようになっているそうです。各地のユナイテッド航空ハブターミナルをご利用の方は、SFO、ORD、EWR と現在3つオープンしているポラリスラウンジで、ポラリスバーガーの食べ比べをしてみるのも楽しいかもしれません。

なお、成田と香港のユナイテッド・ポラリスラウンジは2022年のオープン予定だそうですが、成田は東京オリンピックがあるので、社内ではオープン時期を2020年に前倒しの提案も出ているそうです。（UAだから前倒しするなんて案件は速攻で立ち枯れると思うがｗ）

さて、デザートは3種類しかありません。

このうち2種類までは試してみました。

まずは、フランス人やスイス人みたいに「食事はチーズで〆る」人々のための、チーズプレート。

最初は機内で出てくる『世界のチーズセレクション』レベルかと思ったら、全然いいです。

カンタル？系のクセが無いセミハード、スモークチーズ、それとブリーの3種類が出てきました。

クラッカー、ピーカンナッツ、日干しアプリコット＆イチジクで、ポートワイン等と一緒なら飲んべには最高？

甘い方のデザートは、ティラミスカップを試しています。

個体差かもしれませんが、カップの中身にはレディフィンガークッキーがそれほど使われていません。
ちょっとだけエスプレッソ風味が入ったマスカルポーネばっかりを匙ですくって食べるようなティラミスでした。

なお、ダイニングルームにはエスプレッソマシンがあるようで、ダブルエスプレッソとかカプチーノも注文可能。

まだ試していないものが沢山ありますが、ポラリスラウンジに入場するならダイニングルームがオススメです。

全日空の成田行きNH7便なら12:20発だから、11時からのランチでポラリスバーガーにありつけるかもよ。
でもハンバーガーに舌鼓を打っていて、ボーディングに遅れないようにしてくださいね。