【Extra】M7.8 in Türkiye

昨日の晩、本年２度目のイスタンブール旅行から戻ってきました。

今回の滞在中に、いま大騒ぎになっているトルコ南部の大地震が発生しました。(下写真はホテル前の寺。地震とは関係ありません)

帰国する２日前の朝... ボディーガードのブルートくんが青ざめた顔でホテルへやってきました。

「どうかしたの？」

「アジア側で大地震があった。ビルが倒れまくりで沢山ヒトが氏んでいる…」

「大変だ！ 君の実家は大丈夫？」

「俺の家族は大丈夫だけど、友人の父が亡くなって母が行方不明…」

うわ… 返す言葉が見つからないまま、予定通りに朝食ブッフェに入場。

目の前に『顔の上半分が斜線で一杯になってる、屠殺前の熊』みたいなのがいると、味がしない。

でも… ここ地震大国だし、充分な技術力もあるだろうに… 何故耐震構造の建物を造らないのか不思議。

その点を素直に質問してみたら、最後を悟った熊の、縁起の悪そうな表情がさらに深まりました。

「耐震構造のための建材を発注しても、現場の作業員が盗んで売り払う」

つまり強度持たせる部分で手抜き工事するわけ？…それ、いっちゃんダメな奴じゃん！

『後進国』という単語が脳内を激しく飛び交いましたが、まだそういう國なんでしょう。

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「悪いが今日は、家へ戻って使わない毛布等を寄付でモスクへ届けたりする」

「判った。旅行者の僕には何もできないけれど…」

今回は使い切れないと思われる余分なリラ札を、モスクへの寄付のために預けました。別にブルートくんが使っちゃってもいいけどね、口でお見舞い言うよりはマシだと思ったからです。汗や血は流さないがカネは払う。自分がとても日本人だと思いました。

イスタンブールでも、ほぼ摂氏ゼロの寒波でした。

災害の起きたあたりも雪が降り積もって寒そうです。

一人でも多くの方が無事救出されれば、と思います。

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さて、昨年10月からは… IST, ATH, NRT, IST, IST と飛んでいますが、写真は手つかず。

てか、最近は写真を撮るのもサボりぎみです。

元気の出たときに、順番が滅茶苦茶かもしれませんが、少し掲載できればと思います。