前記事の最後に軽く予告しましたが、ユナイテッド航空のサンフランシスコ発便機内食が改善された模様なので、ここで簡単にお知らせします。復路のお食事も同時にご覧に入れます。
UA便でチューリヒまで行き、ターキッシュエアラインズの便へ乗り継ぎます。
出発は変則的に… 国内線 第参ターミナル F13 ゲートから。
ポラリスラウンジでお食事した後、国際線ターミナルから第参ターミナルへ移動します。
SFO は改良工事中で、こんなターミナル間の「近道通路」が作られていました。
内部は『インコさん』がテーマらしく、インコさんの絵と鳴き声が。
…なんだかなぁ。
あの『金玉満堂』を思い起こさせるようなインコさんのギャーギャー声が。
その近道通路をポラリスラウンジから見たら、こんなんなってます。
いかにも付け焼き刃的。テンポラリです。
将来はここらへんにビルを建てるつもりです。もう好きにしてください。
機材も出発 48 時間前に B772 から 77W にシップチェンジ。つまりボーイング777-200からボーイング777-300ERへ機材変更されました。B772 では最前部の座席 1A がクルーレストでブロックされていますが、77W になった途端に開放。すかさず 1L から 1A へ座席を変えました。
左右でどこが違うのか?
御不浄へ行くのに、前方ギャレーを左右にまたがなくていいのだ。w
あと、左側通路はインターナショナル・パーサー(UAの呼称で、CAの頭領のこと)が担当するのだ。
今回はスティーブさんという赤毛の口髭がかっこいいパーサーさんに担当してもらえました♪
お食事開始で、コカコーラ・ゼロシュガーを一缶所望。
ナッツの壺が、さらに小さくなりました!
ただし、上写真では判り難いですが、アーモンドとカシューナッツだけではなく、ヘーゼルナッツ、胡桃、マカダミアの破片、そしてプレッツェルが確認できました。分量が減っても、含有されているナッツ類の種類が増えたのは、爺さんになった儂には「量より質」なので、ここは高得点です。
テーブルクロスもナプキンも変更されました。ナプキンのボタンホールは「あったりなかったり」という状態でしたが、今回の往復で4回出た物は全てボタンホールが開いていました。使う人は少ないみたいですが、儂は食いこぼしをするお爺さんなので、このボタンホールをシャツの2番目のボタンに通してナプキンを胸の前に安定させています。小さい事でも個人的には重要です。実際、使い終わってみるとこぼしたソースがくっついている事が多々あります。
さて前菜は、海老 または 西瓜とリコッタチーズ。海老にしました。
こんなのが出てきました。食器がすべて新調されています。分量は以前より少なめ。
機内食の外注先が LSGスカイシェフに変更されたので、仔細な部分でいろいろ変更されていました。
リーフレタスやルッコラ。ルッコラが入っている時点でユナイテッド航空とは思えません。
さらにこの下には、アーティーチョークやモッツァレラのボールが入っていました。
そして添付のドレッシングは、シャンパン・ビネグレットです。
サラダの容器をほぐり返して「これホントにユナイテッド?」って気分。
よそのエアラインに用意されたものが間違って配達されたのかも?と疑いました。
これだけ改善されていると、きっとまたここから堕ちていくんだろうと思って悲しくなりました。
ユナイテッド航空と二十数年つきあっていますが、いきなり内容が改善されては、またどんどん堕ちていく。ということの繰り返しなので、改善された状態になっても両手を挙げて喜べなくなりました。
ちいさな容器が三段重ねになりました。
P=ブラックペッパー、S=ソルト。さらにR=レッドペッパー(一味)が加わりました。
食事内容にもよりますが、チリペッパーで味変できるのは楽しいです。
メインコースの選択肢は、
・ビーフのショートリブ + ポテト
・「エアラインチキン」のグリーンカレー + ジャスミンライス
・ポークカツ + パスタ
・ハリバット(オヒョウ) + キノア
ちっぽけな写真だと、どれも消去法で消し去りたくなるようなものばかり。欧州へ飛ぶ便なのに豚肉が搭載されているのにも驚きました。ムスリムや印度人は豚を見るのもニオイを嗅ぐのもイヤなはずです。ある意味凄いです。
こんな見た目でした。エアラインチキンというのは、鶏手羽と胸肉がくっついたままの部位らしいですが、機内食で食べ易いように手羽の最初の関節分だけ骨付きで残して、つまりウイングレットwや胸側の骨は外して、ほぼ骨なしで食べ易い状態に加工されていました。肉もしっとり仕上げで柔らかく、上出来です。
バクチー入りのジャスミンライスとグリーンカレーのソースは相性も良く、なかなか上出来です。量的には少なめですが、食が細くなったお爺さんには適量で、美味しくいただけました。
そして… さすがにここは大きく変更されませんでした。
ユナイテッド航空名物の、アイスクリームサンデーは健在。
全体での運用はどうなっているのか判りませんが、最前列に座っていたのでパーサーのスティーブさんと簡単な会話をしただけでした。
「この後はデザートかチーズプレートがありますが、どうします?」
「アイスクリームサンデーをお願い」
「どうアレンジしますか?」
「チョコレートソースにナッツを振りかけて、ホイップクリームを載せたらチェリーひとつ」
「さすが1K(笑) すぐお持ちします♪」
だいたい、いつもこういう会話です。今回はカートで来る前に受領しました。
アイス食ってる最中に導眠剤が効いてきて、うとうとと寝落ちして…
到着の3時間前くらいで、目が覚めました。
ありました。チーズ3種類+クラッカーです。
クラッカーはアカシアAcacia から銘柄が変わったのに、以前とまるで同じ風味で、かえってビックリ。
それより、チーズの方がもっとビックリでした。
・イエローチェダー
・白カビ、たぶんカマンベール
・青カビ、銘柄不肖
今まではどうでもいいようなセミハード3種類だったのが、チェダー、青カビ、白カビと王道に復帰!
もうここまで来れば、改善されたとはっきり申し上げていいでしょう。
でもそうなると、またここからどんどん堕ちていくのが怖いです。
フルーツサラダの刻み方が細かくなった事に気づく儂の方が、もっと細かい?w
コーヒーをブラックでもらったけど、淹れたてで濃くて美味しかったです。これなら立派に illy を名乗れます。
ブレッドプディングはこんなでした。
ベリーソースがまあまあいけてるので、普通にいただけました。
シェンゲン領域外同士の乗り継ぎですが、ターキッシュエアラインズのひとつ前の便が遅れていたので、そっちに乗せてもらえないか地上職員と交渉したら… スイスなのにゲシュタポ女看守みたいな対応でガッカリ。
それでも、スイス・インターナショナルのラウンジでシャワー浴びてスナックつまんでから予定通りのイスタンブール行きに乗って、ホテルまでほぼ予定通り。
ある日、クラブラウンジの受付にゲストリレーションズの親分がいたので、儂の将来の予約6つをすべて同じ部屋にしてもらえないかゴロニャンしたら… 快諾されました。
特典予約で Classic Room になっていたのが、すべて 1 King Premium Sea View + Lounge Access へ♪滞在中はたいして写真撮らなかったので割愛します。
田舎に帰っていたブルートくんがイスタンブールへ戻ってきたくらいが、変化です。
§
さて復路♪
§帰りはアムステルダム経由で戻って来ました。
機材は 772 なので、座席は右側最前列の 1L です。
結論から申し上げれば、こちらは今までからさほどの変化はありません。
なので文字数少なめでさっくり御覧にいれます。
最初のお飲み物は、トニックウォーターを所望。
そしてスターターです。海老 または ラディッシュサラダ で、海老を選択。
久しぶりにビフテキを選択してみました。
ビフテキの火通しは、ミディアム~ウェルダンのあたり。機内食の安全性を考えれば順当。
アイスクリームサンデーはいつも通り。
帰りはデザート後にすぐ寝落ちして、疲れが溜まっていたのか、そのまま爆睡。
ビリヤーニにも激しく惹かれましたが、パスタがクリームソースだっていうから、そっちで。
主菜のペンネパスタですが… にくがみあたらない。
ベイエリアまで戻って来たら、儂が座っている右側の窓に SFO が見えました。
G8 ゲートまでタクシングしている間に、Mobile Global Entry を起動して事前入国審査を完了。
これで8月のイスタンブール往復のうち、ユナイテッド航空で飛んだ部分のお食事紹介は終了。
ナッツは... アーモンド、カシュー、胡桃は確認できました。
見た目はこんな。夏場だからなのか、サラダにレタスが入っておらず、ルッコラ、胡瓜、ラディッシュにミニトマトといった陣容でした。帰りの便ではパンにプレッツェルを選べました。
ナプキンや食器が変わった以外、欧州発便では大きな変更はみられません。
メインディッシュの選択肢は、
・ビフテキ
・鶏ロースト
・海老とパスタ
・ルッコラサラダ
ビーフのローストに、アスパラガスとマスタードポテト添え、カフェ・ド・パリ・バター。
肉質は赤身ですが、肉はそれほど硬くなっていませんでした。
今まで供給されたビフテキ類のうちでも、出来は良い方。
ベースはティラムックのバニラアイスです。
チョコレートファッジ + スライスアーモンド + ホイップクリーム + チェリーを載せて。
さすがオランダ。ホイップクリームの色が黄色っぽいけど、風味も良かったです。
機内が明るくなって目を覚ましたら、もう到着前のお食事配布時間でした。
2回目の機内食、選択肢はふたつ。
・ペンネパスタに鶏ロッテサリのソース
・ベジタリアンのビリヤーニ
こんなです。到着が夕方なのでランチっぽい仕立てですから、珈琲でなくコークゼロで。
サラダは普通ですが、ドレッシングはレモンビネグレットで酸味が利いています。
パンは CA さんが「プレッツェルだったわね」って言って、置いて行かれました。
食べるとローストした鶏の香りはするけど、肉らしい物は見当たりません。(泣)
ソースのクリーミーさもイマイチなので、バターを混ぜ込んで改良しました。
今になって考えてみたら、調味料セットで追加されたチリペッパーでも加えてピリ辛にしてみても良かった。
そのまま行きすぎて、フリモント上空で旋回して 29L 滑走路で着陸。
動かないトラベレータ(怒) を歩いて入国審査場へ。
CBP のオフィサーに「税関申告品はありません」Nothing to decrare, sir. って言ったら入国審査はおしまいです。審査官のお兄さんはパスポートさえ見ないで「おかえり」Welcomeback, sir. って言われました。
My quick take after reading the article
ReplyDeleteThe author’s first reaction was basically: “United’s food has gotten way better lately!” Total surprise.
With little tweaks like upgraded nuts and napkins, it felt like, “Wait… what’s going on? Is United actually trying now?”
The appetizers and salad looked kind of stylish, which was a nice surprise. But the mains still had those “hmm, not sure about this” moments. The chicken curry turned out to be tasty, but offering pork cutlet on an international route? That raises some cultural-sensitivity questions.
Dessert? The ice cream sundae is still holding down its classic spot as the “you can’t call it United without this” signature.
And seeing a proper cheese plate for once made me go, “Hey, that’s actually pretty nice!”
😏 Overall vibe
Sure, things have improved. But after years of flying United, part of me can’t help thinking: “Yeah, this won’t last… they’ll slack off again sooner or later.” It’s that mix of pleasant surprise and long-earned skepticism.
So, to put it simply:
“United’s inflight meals are actually kind of good right now! …But I still don’t trust them (lol).”
And if we’re being cheeky: “It’s like when your unreliable boyfriend suddenly shows a bit of sincerity—you appreciate it, but you’re not buying the whole redemption arc just yet.”