Sunday, December 25, 2016

Turkish Airlines 80 to Istanbul (2)

サンフランシスコを18:10発のトルコ航空80便に搭乗しました。機材はボーイング777-300ER。
トルコちゃん,ドイツと結ぶ路線以外にはじめて乗ったけど... なかなか広々していて驚きました。

最初シートマップを観た時「ちぇっ,スタッガード配列じゃないや」と思ったけど... こっちのほうがイイ。
このビジネスクラスって足元がメッチャ広いです。隣席の人がまたいでも気にならないかも... つか,カップル以外にはほぼ隣席の人がいません。1列目のおっさんはエリート客らしく,真ん中の1E席に陣取ってて両側が空いています。3席占有は嬉しいようでも,エコノミーと違ってビジネスクラスだとかえって不便っぽい。www
やはり到着地ではアッラーアクバルする人が「旬」なので観光目的らしき乗客は少なく,搭乗率は半分くらい?(僕はAFからのエンドースだからTKから見れば有償旅客搭乗率のほうにカウントされるんでしょうか?w)

ともあれ,ビジネスクラスのキャビンは客がいなくてメッチャ広く感じました。

そして,自席の前には... なんだかお線香とお供え物を置くような,お墓チックなデザインのオットマンが。
さすが,オスマン帝国(英語だとオスマンはオットマン)の航空会社だと申せましょう。

お線香の束を横たえるような場所にはデイパックやハンドバッグなどの小型手荷物を納めます。
左側には不織布の袋に入ったスリッパが入っていたので利用し,代わりに靴を収納。

もしかしてターコイズカラーを意識した?スリッパを着用してオットマンを使うと,こんな。
身長が5フィート10インチ,ズボン採寸が30インチの僕でギリギリ。もっと短足な日本人だとシートがリクラインしていなければオットマンの利用は難しいと思います。

そのシートリクライニングはこんな操作盤。
あんまり微調整できないのと,電動だけどユナイテッドと比較すると動作がすげー遅い。
「ベッドになっちゃうボタン」で大雑把に動かしてから他のボタンで微調整が吉でした。

肘掛けの下のほぐってある部分に,パーソナルモニタの制御や読書灯,アテンダントコール等が揃っているのは普通。
ここにUSB電源があるのは便利でした。Apple対応でiPhone/iPadも問題なく充電できました。

そんで,ウェルカムドリンクの注文がきめ細かいです。かなり何でも選べます。
「もしかしてトルコ航空名物のVişne(チェリージュース)やミントの入ったレモネードも,あるの?」
・・・もちろんありました♪ これ,いい塩梅にミントが利いてておいしいんだよね。

TK名物ミント入りホームメイド・レモネードを頼んだおかげでアテンダントさんに気に入られたみたいです。以後「Mr. Obakobaはよくご存じですね~♪」って,やたらトルコ名産の物体をどんどん勧めてくださいました。

28L滑走路から離陸するようですが... タクシング中には機内の照明がこんな色に!?
なんだか池袋西口あたりにある場末のバーみたいな照明(行ったこと無いけど)。これもターコイズブルーとトルコ国旗のレッドをアレンジしたつもりなんだと肯定的に受け止めましたが... 以後,ものすごい配色のLED照明で,色彩構成学で優をもらった感受性豊かな私の脳がもうダメになりそうでした。
(つづく)

2 comments:

  1. お国柄と言うか、随分と造りが違うものですねえ。ほぼフラットにはなるんだ。それに広いよね。お国の平均身長や体格に合わせてあるのでしょうか?日本の飛行機に日本茶が有るように、お国柄がですんですね。それはそれで楽しいですねえ。タクシング中?すごい色ね、これって、色々と使い分けできるんでしょうか?それともこのパターンだけ?

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    1. いまググってみましたが,トルコ人って平均身長176cm,体重76kgくらいだそうです。バクラヴァみたいな激甘い菓子いっぱい食べるから。やっぱり平均がデヴですね...。w
      僕はちょうどトルコ人の平均身長あたりになるんですが(体重は平均を軽く突破),風呂屋で見かけるかぎりですと同年代・50~60代の人はだいたい僕より背が低いです。あ,今回は Japanese? って一発で見抜く人がいませんでした。やはり「旬」のために日本からの観光客は激減しているせいでしょうか。「アゼルバイジャン人?」って聞かれたのがショック。口髭たくわえるだけで判定は西アジア?(笑)

      機内のLED配色は・・・この後も出てきますから,お楽しみください。

      僕はいちおう好意的に「ああ夕暮れのつもりだな」,「ああ夕闇が迫ってきた演出だな」,「ああ朝焼けのつもりだな」とか,機内の色変わりを観察していましたが,もしこの配色を考案した人に僕が色彩構成学を教えていたとしたら,赤点確実です。色がけばけばしすぎます。・・・でもそれもお国柄なのかも?

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