Wednesday, August 17, 2022

Museu Etnològic

ゴシック地区、ピカソ美術館の向かいにある Museu Etnològic i de Cultures del Món、世界民族博物館に来ました。

ここ… 前を通った時にトイレを拝借して、快く応じてくれたのが入館した理由です。
またやってきて「見学したい」って告げたらまぢですか?みたいな反応でした。

『お金払って見るんですか?』みたいな様子だった。見学者は僕たちだけかも」
「まぁ、受付がヒマそうだもんねぇ。混んだ中を見て回るよりはいいでしょ」

で… 順路に従って入っていきなりが、これでした。
半球状のドームに、地球儀がプロジェクションされています。
世界中のいろんな地域の民族的藝術作品が投影されます…。

そこから足を踏み入れたら… 今度はこれでした。
見てすぐ、アフリカだな。これはアフリカだよな? と思わせてくれる歓迎ぶり。

やっぱりアフリカでした…。
世界の各地域で、こういうパネルが建っています。

ひとつ困ったのは、カタルーニャ語とカステーリャ語(標準スペイン語)ばかりで、英語の解説が少ない。

そして、結論から述べますが… 欧州が欠落しています
学芸員の視点では、欧州はエスニックでは無いわけです。

「ねぇ… ローマもギリシャも無いよ」
「スペイン人から見て、エスニックじゃないからだろう」
「そうなの? ちゃんとした文明じゃないからじゃないの??www

アテネの先生に無視されました。口喧嘩したくないからでしょうか?

このへんが、なかなかアフリカっぽかった。
天才テレビくんに出てくる「みやぞん」という人みたいな彫像。でも乳があるから女性?

これらは、アフリカに耶蘇教がやってきた後に作られた作品のようです。
東方正教会っぽい匂いがするけど、アテネの先生にそれを指摘するとキレそうなのでやめておきました。

展示品をアップで撮らないと、こうなっているわけです。
かなりスペースをとって、ゆったりした展示です。しかも見学しているのは我々と、他に2~3組だけです。

お向かいのピカソ美術館は入口で人数制限の大行列なのに…。あんな、薔薇の時代も青の時代もキュービズムもハンパな収集を見るなら、こっちのほうが見応えあるのに。

きっとあっちで並んでるのは、みんなアメリカ人でしょう。←露骨な蔑視

こんな展示室もありました。
建物そのものが煉瓦造りの天井だったりして、独特の雰囲気です。

特にこれに惹かれました。
夜~の 街~に ガオ~
昭和に小学生だったおじさんは、間違いなくここに発想が行くはず。

挨拶するブーメラン?
丁寧にご挨拶してるようで、でも影絵が闇落ちした腹の内を覗かせているような、秀作展示です。

ブーメランみたいなのが出てきたと思ったら… やっぱりオーストラリア大陸でした。
アボリジニ・アートもありました。ニシキヘビに巻き付かれたカンガルー?
・・・なんだか足の数がおかしい。男の子なんでしょうか?

豪州を抜けると、ワヤンキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
インドネシアの影絵芝居に使う人形、ワヤンです。

T学園の写真の恩師先生が、インドネシアにハマっていました。
ワヤンがらみの撮影を何度か手伝わせていただきましたっけ…。(遠い目)

その後は… 金色だけど、日本っぽい。
中華だったら、もうちょっと、なんというか、あざといような雰囲気があるけど、これには無い。

その隣には… これは知っています。
五鈷鈴と五鈷杵です。こんな立派じゃないけど、五鈷鈴は伯母の形見で、我が家にもあります。金剛鈴や鈷杵が形見で降りてくるくらいだから、我が家の佛教の派も密教系であろう… と推測できるかと存じます。

ちゃんと日本のパネルもありました。
この地図で重大な発見。北方領土が日本になってない… 南クリル諸島だと認識されているようです!!
ついでに竹島らしき場所も網線がかかってないけど、どうでもいいや。(ぉぃ…)

はにわさんもいました。
この程度のものしか入手できなかったんでしょうか? あるだけ立派だけど。

で、その隣へ移動して… もうこれは、ハッキリと中国だと判ります。
やはり、釉薬の色使いとか、表情とか、そのへんがもう中華っぽいよね。

さらにもうちょっと行くと、印度支那半島のあたり? さっきインドネシアだったのに。
ベトナム、タイ、ラオス、ミャンマーあたりっぽい?
仏様の頭デザインの… ケータイストラップ??

そして、いきなり太平洋を渡ります。北米です。
バントする様子です… って、もうこの時代に野球やってたわけ?
アメリカ人として、先史時代の歴史も学ぶ必要を感じました。

これは… 中米あたりでしょうか?
デフォルメの具合が、なかなかイイ。
ちゃんと、ちんこまであるのもイイし、先っぽに色づけしてあるのが立派。
・・・でも素チン。

収集品のレベルには若干の疑問は残るものの、充分楽しめました。

Museu Etnològic i de Cultures del Món
Carrer de Montcada, 12, 14, 08003 Barcelona, Spain
+34 932 56 23 00
barcelona.cat/museu-etnologic-culturesmon/en/

博物館をでたら、こんな道筋です。
いかに~も旧市街、ゴシック地区。ここがいいのは、日が差さないから暑くない♪

次は日曜日の、最後の晩餐です。前回も行ったバルでお食事しました。

Monday, August 15, 2022

Federal Cafè

日曜日のあさごはん。アテネの先生が『ロンリープラネット』という旅行ガイドで見つけた店に行きました。
旧市街の南側、ホテルから歩いて10分ちょっとの場所です。朝は 25℃ 以下なので、まだ歩きやすい。

ここ。開店時間の午前9時に、腹ペコなおやぢとおじいさんがやってきました。
ここんちもエアコンかけてなくて、すごくオープンな雰囲気。

店内はこんな様子。
コロナ渦のせいなのか元々こうなのか、座席間隔がとってあって広々しています。

面白かったのが、ここらへん。
店内と店外の境目に、こんな二人がけの席が。なんだか囲碁でも打つみたい。

外にはこんなオープンエアなテーブルが拡がっていました。
まだ暑くないし、せっかく朝ご飯をいただくなら、このへんでしょ。

最初にお飲み物をオーダー。
アテネの先生はエスプレッソ、僕はオレンジジュースとカフェ・コン・レチェを。

先生… せっかく旅行ガイドブックで良い店を選んだのに、あさごはんは質素です。
「クロワッサンにエスプレッソだけ?」
「旅行しないと、アテネでの朝食はこんなもんだよ」
「僕も普段はカプチーノと食物繊維クッキーだけだけど… せっかく外国に来たのに」
「昨日のステーキ三昧がまだ響いているのかも」
「あ… それ、なんか納得」

先生、昨夜の暴食が今朝になっても祟っているようです。

僕はオレンジジュースを飲み干したら、ミルクコーヒーを。
ジャグワークでハートが描いてある。カフェ・コン・レチェって注文して、絵が描いてあるのは稀有かも。

そして… 僕のあさごはんが届きました。
Eggs benedict  with spinach or bacon or smoked salmon or avocado
エッグ・ベネディクト アボカドとベーコン添え

ベネディクトにアイテム添付できますが、アボカドを選んで「ベーコンも横に添えて」って頼みました。

ここんちは英語が普通に通じますし、スペイン訛りは日本語訛りにも似ていて聞き取り易い♪

ベネディクトさんのクローズアップ。
マフィンの上に、アボカドのスライスが4枚、ポーチドエッグが載っかって、オランデーズソースがけ。

玉子をカットすると、こうです。
黄身がドロドロ…。これが最高に美味しい♪

アテネの先生にもオファーしましたが、全然食欲が湧かないようでした。残念。

ゴシック地区では南端でホテルから一番遠いですが、ここんちは気に入りました。
また来年バルセロナに訪れたら、ここで朝食を摂りつつ、ゆったりくつろぎたいと思います。

でも・・・今年は暑くなってきたので、早々に退散しました。(笑)

Federal Cafè Gòtic
Passatge de la Pau, 11, 08002 Barcelona, Spain
+34 932 80 81 71
federalcafe.es/barcelona-gotic/

朝食を摂ったら、のんびりホテル方向へ戻りつつ散歩。
途中、マーケットが出ていました。見たら… コインや切手などのコレクター向けみたい。
アテネの先生…「旧いコインにも興味があるんだ」って、見物し始めました。

ここで少し時間を潰した後、ピカソ美術館の向かいにある公立の博物館へ行ってみました。

Saturday, August 13, 2022

El Rincón

「昨日はシーフードだったから、今夜はステーキかねぇ?」
「そうそう!! にく、全面的に肉が喰いたい!!」

肉にブレているアテネの先生のため、ホテルから近所のステーキハウスを探してみました…。
みつけたのが、ここ。エル・リンコンというアルゼンチン風のステーキハウスです。

グーグルで見ると、前回行った パタゴニア というインディゴの向かいの店とほぼ同評価。それなら新規開拓しておいてもいいかな?と思って、やってきました。

ウェブサイトはあるけど予約システムが無くて、ウェブのメール連絡で数時間後の席をリクエストしましたが、自動返信で「予約が確定したら返信する」って来ただけで、事実上のスルー。でもいちおうメールしたんだもんね。

入店しシレッと「メールで予約した obaKoba です」と告げたら、店員さん達は返信方法が判らなかった模様。

無問題で『予約を入れた客』扱いされ、入口の赤い照明のエリアではなく、奥の席へ通してくれました。
うん。こっちのほうがブログ用写真が撮影できる環境だ。

で、最初は2名だということで、こちらの席へ通されました。
半地下だけど、割と衛生的で臭いもこもっていない。旧市街でこれなら上等。

さっそく、ワインに続いて前菜とサラダがすぐ届きました。
肉を摂取する事に重点を置いたため、このへんは簡素です。

おなかが膨れないように、コロッケはひとり一個だけ。
Iberic Ham Croquettes イベリコ豚のコロッケ
他の具材は、ビーフ、チキン、チーズから選べます。

衣は揚げたてでサクサクなんですが…

「これ… ポーク入りをたのんだよね?」
「うん。いちおう入ってるけど… 確かにポテトばっかり

と、イベリコ豚は細かな破片が点在するだけという、ハム少なめのポテトコロッケでした。

一方、このサラダはゴージャスでした。
Burrata with Mixed Lettuce  With pesto, dried tomato, pistachios and burrata
ブラータチーズとレタスのサラダ ペストソース、日干しトマト、ピスタチオ

水牛チーズがまるごと載っていて、ペストがかけられています。ベビーレタス各種と日干しトマトにピスタチオ、地中海方面の人が喜びそうな組み合わせ… で、やっぱりアテネの先生が美味しくて感激していました。

さて時系列を少しだけ戻して… ワイン注文時に、少し悩みました。

「泡ワインのカヴァも美味しいけど、ワインはやっぱり赤だよね?」
「うん。赤がいい」
「アルゼンチンのステーキなら、カベルネかマルベックだと思うけど… マルベックは賭けになるかも」
「僕は詳しくない。君にまかせる」

『賭けになる』と言ったのは、アルゼンチン国内向けのマルベックは果実味が強くて甘さも残っています。現地でステーキをやっつける人々には好まれていますが、ギリシャ人があんな風味のワインを尊ぶかどうか甚だ疑問でした。

そこで、注文をとってくれている、英語の達者なチーフのお姉さんに素直に伺いました。

「手持ちのマルベックで、ドライなものはある?」
「あります。もしお気に召さなければ他のボトルに交換します

すごい。もしイヤだったら替えてくれる!? まるで最高級フレンチ!!(笑)

そこまで言ってくれるなら、マルベックでいきましょう。
メンドーサ産のマルベック、2021年ものですから、北半球の2020年相当です。

充分受け容れられるドライだった。でも… でも… 外気温が32℃なので、なんか生温かい…。

ぬるい…」
「でも、甘くはない。この風味はギリシア人でも好きなタイプだよ」

きっとカベルネに替えてもらっても、温度管理は一緒だろうな… このへんはプチざんねん。
そこで白ワイン用の冷却筒を巻いてもらって冷やしたら… 飲みやすいワインになってきた。
チェリーやベリーの風味、穏やかな酸味、エグ味は無いし、サラリとした喉ごし。

「冷えたら、なかなか好みな味になってきた。冷えてるとバランスがいいよ」
「赤ワインは30℃以上で24時間放置したらもうアウト なんだけど… 大丈夫そうだね」
(※ カリフォルニア大学デービス校のリサーチによる)

僕たち程度の馬鹿舌コンビでは、ワインの熱劣化は判定できませんでした。
ボトルの底に澱ができてないか心配でしたが… アテネの先生は一滴残さず飲んだ。(爆)
なので、空気に触れ開いて、さらに冷やされて丸まった赤ワインは単に美味。

果実味のある、でもドライなマルベックが、ステーキにはよくあいました。
カベルネ・ソーヴィニヨンだときっと重すぎて、こうはいかないと思います。

で、僕はまた炭酸水でバックアップ。
アルコールは控えめにしてますから、スペイン語圏では「アグア・コン・ガス」って炭酸水を頼みます。

ただし赤ワインを炭酸で割る「赤ショルレ」はやりすぎだろうと思って、実践しませんでした。

さて、サラダを取り分けましたの図。
ブラータチーズが、なめらかで美味しい。ペストソースがあって、いい風味…。
日干しトマトを戻しているオリーブ油の質がいい、とはアテネの先生の判定。
オリーブ油で産湯を浸かったようなギリシア人の意見が大変参考になります。(笑)

ワインを愉しみながら前菜を食べ進めていると、さっきのチーフ姉さんがやってきました。

「大変お手数ですが、ご注文の品がこのテーブルに乗りきらないので、あちらの大きなテーブル席へ移動してください。今のテーブル上の物は我々で移動させますから、体だけ移動していただければ結構です」

いかにも申し訳なさそうにお願いされたら、こちらも悪い気はしません。

「いや、自分たちも手伝いますよ♪」

広いテーブルでステーキをいっぱい食べるんだ♪ と思ったら、喜んで席を移りました。
なにせ COVID の最中だし、使用中の皿もカトラリもステムウェアも、自分で運んだ。

特にアテネの先生が朗らか。これからステーキ3種類も届くと思って、ウキウキです。
で… 出てきたのが、まるで温泉旅館の夕食みたいな、石焼きプレート!?

「ご注文どおりレアに仕上げましたが、もしもっと火を入れたければこの石でどうぞ」

焦げ付き防止でスレートに塗るために、ヘッド(牛の脂肪)がカップで添えられてきました。
いくら男だとはいえ、ステーキを二人でこんなに沢山注文する客は滅多にいないんでしょう。

注文をかけたのは、ステーキ3種類でした。そう。やや小さめなサイズで3種類頼んだのだ。
Veal Tenderloin with goose Foie and Caramelized Apple
子牛のフィレ肉、フォアグラとカラメライズした林檎 温野菜添え

フォアグラがどーん!と乗っています。にくは350グラム
・・・そうみせていおいて、ぢつわ林檎がフォアグラの下に潜んでいました。
なので、脂肪の量は思ったほどでもない。味はいいけど、ちょびっと残念。

こっちのステーキは、フレンチフライ添えにしました。
60 Days Galician Dry aged Entrecote 60日熟成させたガリシア産牛のアントルコート 350グラム

アントルコートは脂がいい塩梅にのっていて、焼き上がりもちょうどいいレア。
確かにドライエージングで熟成かけたっぽい風味が乗っていて、深みがあります。

ハラミは僕の好物です。こちらも温野菜添えで。350グラム
Veal Outside Skirt 子牛のスカートステーキ

以上、合計約1キログラムの肉を分け合うんだから、ひとりあたり軽く1ポンド以上あります。老人の僕はそこまで食が進まないわけで、アテネの先生がずいぶん助けてくれました。

添付の温野菜とポテト、僕は一口貰っただけ。
アテネの先生って、人間ディスポーザみたい。
オーマイさん@シンガポール以上に凄いです。

さて、添付のヘッドでスレート板をぢうぢうとさせて。
・・・煙がすごく出て、僕は閉口。

でも、アテネの先生は絶好調。

煙モクモクの中でも、肉を温め直すのがもの凄く楽しそう。

焼きながらカットして、アフアフと食べていました。
毛むくじゃらの白人って… やっぱり肉を食わせていると、なんか似合う。 ←完璧な蔑視

僕はホクホクの揚げたてポテトを… 2~3本食べて、すぐ諦めました。
牛脂に加えてオリーブ油がしっかり使ってある。香りが強くて僕には無理。
それに肉が余りそうなほどたっぷりあって、サイドまで食べきれる自信がありません。

それより… それより… 最大の失態。

醤油を忘れた!!

「聞けば? 最近は日本のソイソースってどこでも置いてるでしょ?」

試しました。

「きしえら… サルサ・ソヤ、デ・ハポン」(日本のソイソースが欲しい、の意)
「ステーキに使うらしいけど、うちには置いてない。ごめん」

やっぱり無かった! 次回はきっと、自分で携帯醤油差しに詰めた本膳、持ち込みます!

フォアグラの載っていたフィレ肉は、こんなにレアでした。
僕はこのままで丁度美味しい。あんな煙の出る石板の上で再度焼きたくはない。

でもアテネの先生は嬉しそうに、さらに焼いていた…。で、言い訳してきました

「僕は違うけど…多くのギリシア人はレアを食べないんだよ」
「知ってる。レアを頼んでもミディアム以上焼かれて出てくる…」
「そうそう。アメリカ人観光客が多く来る店の方がレアが出るよ」

そうか。なんか判った。だからアルカディアでアンガスビーフのステーキを頼むと、焼き加減がちゃんとレアだったり、ミディアムだったり、日によってブレるんだ。

「ねぇ、骨にこびりついていた肉まで食べるから、ちゃんと撮ってブログに載せて

言われるままに撮りました…。
アントルコートの『証拠』として添えられてきた、肋骨に残った肉をこそげ取る奴…。

「シェフさんは、ここまで食べてもらえて、嬉しいだろうね…」
「いや… 二人であれだけの添え物もみんな食べちゃうし、単純に驚かれると思う」

案の定、厨房の方から驚くような口調の会話が聞こえてきました。(笑)

あんなに肉だしたのに… 添え物たっぷりなのに… 
皿がみんな綺麗にカラッポ!?
そのうえ骨まで綺麗に削られてる??

・・・きっと、こんな会話されてて、出禁にならないか少し不安。
でも次回は早くて来年の春だから、さすがに憶えられていないと思う。

さていつものように、デザートは僕だけです。
Coconut Ice Cream ココナッツのアイスクリーム
これ、椰子の殻にアイスが詰めてあります。かなり濃厚な出来で、驚きました。
ココナッツとココナッツミルクが多いだけでなく、生クリーム等も贅沢に使ってあります。

スプーンを2本くれたので、アテネの先生にも味見してもらって、一緒に驚いていました。

店構えは庶民的だけど、お味のほうと御値段のほうはまずまず上出来。
パタゴニアでもエル・リンコンでも、アルゼンチン風のステーキならその晩は幸せになれます。

El Rincón Steak house
Carrer del Carme, 28, 08001 Barcelona, Spain
+34 933 02 67 89
www.elrinconbarcelona.com

このステーキハウスにしたもうひとつの理由は… ガーデンバーのエル・ジャルディに近かったから。
普通は、欧米のルールだと…  バーで一杯飲る → 予約を入れたレストランへ繰り出す  の順です。

でも今回は逆。ディジェスティフ(食後酒)は何にしようか迷ったけど、結局…
またマルガリータを頼んだ奴ら。(笑)

でもここんちで飲むマルガリータって、なんかいい感じなんだよね。

回りがラベンダー、ローズマリー、クチナシなんかで囲まれていて、自然の花の香りがするし…
庭を囲むようにロマンチックなカップルがいっぱい…。60前後のおやぢ2人組は浮きまくりです。

その後、ショバをかえて、ホテルの屋上へ。
プールサイドに空席があったので、そこへ。
飲み物の注文取りがキマしたが、もうへべれけで何も頼みませんでした。

席を発つとき、事情を知らない店長が「お客様、まだお会計が…」って駆け寄ってきて。
この時、アテネの先生がちゃんと酔っているのが、まるで法律家みたいな応答で判った。

「僕たちは宿泊客です。屋上の施設は宿泊客に開放されているはずですが?」

ぉぃぉぃ… この程度でイラってて、どうする弁護士!?
ここは穏便に済ませようと、店長の誤解を解くように語りかけました。

「我々もいけませんでした。もっともパスワード Stay Cool を告げてあるので、2杯分はタダのはずですが♪」

キンプトンはチェックイン時に「ひみつのパスワード」を告げると特典がもらえる、という変な決まりがあります。今月は Stay Cool って言うと、ここではプールサイドバーの飲み物が二人で一杯ずつ無料♪ だったのです。

この説明で、店長さんの緊張はほぐれました。

(笑) これは失礼しました。では明日の晩またお待ち申し上げます。是非カクテルを召し上がってね♪」

でも明日はもう日曜だから、多分立ち寄らないで寝ちゃうよ… という台詞は飲み込みました。