高価なものでもないけど、またうっかりポチってしまいました...。
もう何代目か数えるのがおっくうになった松下させこライカ、DMC-LX10(日本国内向けはLX9)です。
最初TX1の後継機、TX2(米国ではZS200)にしようと思ったら、TX1より図体が大きくてレンズも暗くなる。
しかも発売して間もないために、性能の割にはまだまだ値段が高いように感じる...。
で、2016年末に発売されてそろそろ値ごろ感が出てきた、これにしました。...太い鏡胴。(うっとり)
やはり気に入ったのは、開放F値 1.4~2.8 という明るいレンズなこと。35mm版換算24mmの超広角から72mmの中望遠をカバーし、さらに超解像で2倍相当のズームを加えると望遠端は144mmです。僕には充分な焦点距離。
そして、大きさ・重さがほぼ SONY RX100 シリーズにガチンコ勝負で並びました。
RX100 Mark V も気になりましたが。ソニーのコンデジはマクロに弱い。ちょっとでも繰り出すと最短撮影距離が45cmとかになって、機内食写真(笑)には向いていません。一方で松下させこは伝統的にマクロが強く、このLX10という機種だと広角端で最短3cm、繰り出して40mmまでは10cm、以後最短20cmで暫くがんばって、望遠端付近で30cm。
以前、SONY RX100を買った時はサイズと高級感のあるデザインが気に入っていましたが、なにせ広角端側で接写するとボケがイマイチなうえに背景が入りすぎる。その悩みを解決してくれたのがこの松下のLX10でした。RX100とほぼ同寸で最短撮影距離がいきなり伸びないのと、望遠端でもF2.8の明るいレンズが気に入りました。一軸ですが液晶画面のティルトもできるし、タッチスクリーンなので画面上のアイコンを直接触って操作でき、もちろんピン寄せも可能。
と、自分を暗示にかけるような台詞を並べておいて、実際にやられたのは、単に...
ズミルックス...(うっとり)
そう。ホントは松下の設計でもライカから「名乗ってOK」がもらえればライカのレンズ名が付きます。F1.8~2.0だとズミクロン(これでも充分うっとり)ですが、F1.4のズミルックスで、しかもズームレンズだから、バリオズミルックス!
以前買った図体のデカい Leica D-Lux(ホントは松下のLX-100)もズミルックスの御銘でしたが、F1.7という半端なF値にすることで『F1.8より明るいからズミルックス』という無理筋な名付けでした。でも...
これが本当で本物のズミルックスなのよ!(アスカ風味 ←中毒)
(正確にはライカが設計生産したわけじゃないから『本当の本物』じゃないですw)
9群11枚だというレンズ構成の『カットした図』を見て、かなり驚きました。(レンズ構成図は松下から)
バリバリに非球面が採用され、そのうえ異常分散を示すEDレンズのみならず、超高屈折率レンズまで。
特にいちばん受光素子寄りのレンズの形状は... 写大で学んだ知識では追いつかないほど最新の設計です。
沈胴式でこんな設計ができるのは、最新の素材と電子計算機のおかげだとつくづく思い知らされました。
で、さっそく手近なものを撮影してみました。
サンプル写真は、KoJa Kitchen の Original KoJa という、朝鮮焼肉のカルビが挟まったライスバーガー。 うちの近所にある屋台あがりの店ですが、凄い人気。Korea-Japan → KoJaという店名で判るように、創業者は朝鮮系アメリカ人。
DMC-LX10 焦点距離は望遠端の72mm相当、プログラムオート、絞り開放、125分の1秒、ISO400、露出補正+0.3
最短の30cmに寄ると、こんなです。このブログにフィットする800x600ピクセルに落として掲載していますが、他には画像処理せず撮って出しのままです。ボケがキレイなのが判りますでしょうか?
10cmまで寄れる位置まで広角側に戻して撮影すると、このくらい寄れます。
DMC-LX10 焦点距離40mmあたり、絞り優先オート、F5.6、60分の1秒、ISO1600、露出補正+0.3
少し被写界深度(ピントがあって見える許容範囲)が得られるように絞りF5.6、焼肉が暗い色なので3分の1絞り露出オーバーで写しましたが、ディテールはよく出ていると思います。手前や奥のボケた領域にある光点のボケに輪郭が発生していないのが凄いです。ISO感度も1600まで上がりましたが、ザラついたりシャドー部が破綻したりしていません。
コンデジでも、最近はここまでできルンです。
もちろんこの見栄張りブログに掲載するので、見栄坊なパーツ
(笑)を加えてあります。

eBayで落としてきたライカの赤玉ロゴマークを、いかに~もライカが貼るだろうという場所にペッタンコ。レンズがライカの御銘なうえ、シームレス構造で滑らかなボディに加え段差のある軍艦部がガチのライカみたいで、我ながらなかなか気に入っています。
(でも他人からの視点では、きっとめっちゃイタイ。w)
このところ旅行にはず~っと iPhone だけで、カメラを持ち歩きませんでしたが、この小型なコンデジならいけそう。iPhone X でもそれなりには撮れていましたが、やはりスマホ搭載カメラの限界で暗所に弱かったり露出補正が難しかったりするので、今度の旅行からはできる限り「松下させこライカ同伴」での旅を検討します。