Tuesday, December 27, 2016

Turkish Airlines 80 to Istanbul (3)

離陸後,メニューが配布されました。欧州内線のメニューに形状が似ているけど大きくて立派。
トルコ航空のビジネスクラスはミールサービスがなかなかイイ!とは聞いていましたが,スタータはルフトハンザのファーストクラスみたいにトレーで廻ってくる何種類ものアイテムから自由に選べます。その後スープが出てきてから3種類のうちから選択したメインコースが供され,デザートもトレーでゴロゴロ来る中から選ぶという豪華絢爛な内容みたい。

で,お飲み物の配布が始まる前に「コックさんのコスプレ」をしたCAさんが朝食の注文取りに。
ホテルみたい。この用紙で食べたいものにチェック入れていきます。
きっとみんな,全部チェック入れてみたい衝動にかられるよね?(笑)

でも,自制したよ。それでも食べきれるギリギリだったよ...。

朝食の注文用紙を渡して,メインコースを選んでから,ちょっと用足しに。
4列目の後ろが搭乗口になっていて,ギャレーと洗面所があります。そこから前を見た図。
PAXが少ないよね...。こんな搭乗率だとTK80便が撤退しないか不安になります。

で,用足しする場所もLED照明がバリバリでした。
ハーフミラーの向こう側に照明が仕込んであったり。ハンドソープやハンドクリームが,ハマム(トルコ風呂)を終えてお会計後に手に振りかけてくれるコロンヤという爽やかなレモンの香りの香水と同じでたいへん好感が持てました。後でアテンダントさんに「トイレタリ・アイテムがコロンヤの香りだね」って伝えたら,Yes! Thank you, sir!! って,なんか凄く喜んでくれました。

シャンパンはテタンジェのNVともう一種類,知らないRMから選べましたが,ここは名産のチェリージュース Vişneで。「 Vişneをスパークリングウォーターで割ってくれる?」って頼んだのが,これ。微炭酸で微糖のサワーチェリージュースです。サッパリしていておかわり何度も頼んじゃいました。
ナッツ,UAみたいに温かくないけど大盛り。SQ,LH,KEみたいにマカダミアナッツは入っていません。その代わりトルコ名産ピスタチオとヘーゼルナッツがいっぱいで,松の実も大きくてよく炒ってあるのがたっぷり。どれも芳ばしくて凄く美味しい。多分カリフォルニア産のアーモンドだけが風味的には浮いてる。(笑)

ナッツだけでおなかが張るよな... と警戒し始めたところで食器とパン&バターが配布。
こんなんなって,届きました。なお,機内の間接照明は暗いオレンジ色っぽい状態です。

お水持ってきた横に... キャンドルライト?? と焦りましたが,チラチラ明滅するLEDでした。
その昔,生まれて初めて乗った国際線がファーストクラスのデッドヘッドで,先任チーフパーサー(この表記でどこんちかバレバレw)が名物らしい「三色富士山アイス」にフランベかけて切り分けるデモをやっていましたが,あれ以外で航空機内で炎を見たことはありません。

さて... 電子キャンドルといっしょにもらったパンとバターに塩胡椒は,こんな。ドライスパイスがトルコっぽい。
パンは南瓜の種が埋まってるのを This, pumpkin seeds embedded one, please. って指さして頼んだら,なぜだか判らないけどアテンダントさんにウケてました。もしかして『私のナッツを温めてください。』みたいな間違いやっちまってる?? とりあえず嫌われているのではなく好かれている様子なのでいいんですが...。

トロリーが来たら「Mr. Obakobaはみんな食べたいでしょ?」って言われたけど,無理。
確か11品くらいあったうちから漬物っぽいのとか発酵食品は避けて,6品だけ選びました。(左下レモンは左上タルタルの添え物)

これは外せません。「日本の方はこのサラダ,好きですよね~♪」って,やっぱし言われた。
英語ではオクトパス・サラダって訳してありました。レモンなんか絞らなくても臭みは感じないし,すごくやわらかで美味しい。オリーブ油は上質だし,添えてある胡瓜もすごくイイ。

スモークサーモンのタルタルも,ちょっと悩んだけどもらっちゃった。
こっちはレモンを絞ったほうが中に仕込まれたケーパーと相性が良くて美味しい。

・・・と,このへんまで食べて「LSGスカイシェフが納品してるのに,どうしてちゃんと美味しいの!?」という疑問が。

どうして他社便ではあんなヘンテコな料理が出てきて,トルコちゃんはまともなの?
LSGスカイシェフ... クライアントの言いなりで調理・調味してるんでしょうか?
お願いだから残念な味覚を要求する顧客には教育的指導を与えてください!!

と,成り行き上文句をたれておいてから,他のスタータはさらにトルコっぽいです。
奥はアーティーチョークのオリーブ油漬け,手前はカバブ。右上はヨーグルトを加えた茄子のサラダに柘榴載せで,右下のほぼ画面外は西瓜とフェタチーズ。

ヨーグルトと茄子のサラダはいつも泊まる宿のレストランで食べてる好物だから「ヨーウルトウル・パトゥルジャン・サラタス・リュトフェン」(ヨーグルトと茄子のサラダください)ってトルコ語で言えました。アテンダントさん,喜んでくれて This is Tarihi!(タリヒ=歴史的=伝統料理なんですよ!)って大盛りに盛りつけてくれました。もちろん凄く美味しかったです。

山羊チーズと西瓜は軽~く塩胡椒&添付のスパイスを振りかけると風味が立って美味。次のコースに移る食欲を取り戻せました。そう。メインコースの前にまだスープもあるのだ。
(つづく)

2 comments:

  1. コメ入れしていて、間違ってクリックしたら、じぇんぶ消えちゃった・・・泣き。

    さて、
    気を入れなおして、もう一度トライだわ。

    いつもながら、コミュニケーションの取り方がお上手。直ぐに覚えられて、美味しい?思いしてる?

    さて、コースはなかなかのお食事ですねえ、それに、チョイスの種類が多いのはすごい。
    疑似でもキャンドルサービスまでついて、凝ってます。
    これは、食べてみたくなります。

    塩と胡椒の容器がなんだかかわいい。
    後半もお楽しみです。

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    1. あ,僕もよくカキコしてて飛ぶことあります。それを警戒してNotepadとかで下書きしている時にはゼッタイに起きないの。リトライしてくださり,感謝です。

      トルコのみなさんって基本が思いっきり親日ですよ。だからイスタンブールにいる時は米国人であることは伏せています。知ってるのは宿屋とレストランのオーナーと従業員。以前のパスポート騒動のせいで宿泊先には知れ渡ってます。(爆)

      ここの機内食って,ルフトハンザのファーストクラスに匹敵するくらいでした。くろたまご&泡への執着は無いので,どれも美味しくいただけました。ただ,メインコースの選択肢にキョフテというトルコ名物のハンバーグが無かったのが残念。でもまた今度きっとFRA/IST線で食べるからいいです。

      S&Pの容器はもっと寄って写したのもあったけど,あえて注釈も入れずにおきましたが... この容器ってなんだか中東風でかわいいですよね。あと,ミックススパイス添付も嬉しい。コリアンダー,クミン,ナツメグ,シナモン...あたりが混合されてると思います。

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